コンセントから火花!抜き差しすると起こる火花の対処法と原因まとめ

コンセントから火花!抜き差しすると起こる火花の対処法と原因まとめ

コンセントを抜き差しするときにパチッと火花が出る場合は、すぐに原因を探し出し、予防をしましょう。コンセントからの火花を放置すると、火災に発展するおそれがあるので、早めの対処が必要です。

この記事では、コンセントからの火花が出る4つの原因と予防法についてご紹介します。心当たりのある箇所がありましたら、今すぐ改善しましょう。そのほか、コンセントの火花を予防する対策グッズや、コンセントによる初期火災の対処法についても解説します。

コンセントから火花が出る4つの原因

コンセントを抜き差しするときにパチッと火花が出る原因は、複数存在します。まずは順番に考えられる原因についてご紹介しますので、心当たりのある点がありましたら、改善していきましょう。

もし、火花の影響で、「プラグが溶けた」「コンセントが焦げた」などの症状が出ている場合は、内部まで故障しているおそれがあります。コンセントの修理は自分でおこなうことができませんので、プロの業者に依頼をしましょう。

【原因1】電化製品のスイッチが入ったままだった

【原因1】電化製品のスイッチが入ったままだった

電化製品のスイッチが入ったままコンセントに差してしまいますと、大きな電流が一気に流れることによって火花が出ることがあります。とくに、電力が高いドライヤーはこのようなことが起きてしまいやすいので注意しましょう。

この場合、電化製品の使用後に毎回電源をオフにすることで予防することができます。コンセントを抜く前に習慣づけることができれば、自然に予防することができるでしょう。

【原因2】たこ足配線をしていた

たこ足配線とは、一つのコンセントで複数の電化製品を使用することができるテーブルタップのことをいいます。たこ足配線を大元のコンセントに複数差し込んでしまいますと、大きな電流が流れることによって火花が出てしまうことがあります。

この場合は、一つのコンセントに差し込むことができる電化製品のワット数を考えることで予防することができます。基本的に一つのコンセントにつき1500Wまで使用することができますので、それ以上にならないようにしましょう。

【原因3】ほこりが溜まっていた

コンセントを奥まで差し込んでいないと、隙間にほこりが溜まっていきます。ホコリは水分を溜め込む性質がありますので、電化製品を使用したときにホコリに熱が伝わって火花を起こしてしまうことがあります。

また、髪の毛やホッチキスの針なども電気を通してしまいますので、コンセントの隙間に入り込まないように注意しましょう。この場合はコンセントを奥まで差し込むことと周りにホコリが溜まらないように掃除をしておくことで予防することができます。

【原因4】たまたま電圧が高いタイミングだった

家庭の電流は、高い、低い、を繰り返していますので、偶然電流が高いときにコンセントを差してしまうと火花が出ることがあります。この場合は、普段からプラグを素早く差し込むことで予防することができます。

コンセントにゆっくり差し込んでしまいますと、電気の通り道ができた瞬間に電気が通ってしまいますので気をつけましょう。

コンセントの火花を予防する対策グッズ

コンセントの火花は、対策グッズを使用して予防することもできます。今回は、手軽に手に入れることができる3つの対策グッズをご紹介します。ぜひ試してみてください。

【予防1】安全機能付きの電源タップを使用する

【予防1】安全機能付きの電源タップを使用する

ケーブルタップを使用する場合は、漏電保護機能のあるものやホコリを防止する機能のあるものを選ぶようにしましょう。また、電源のオフ・オンを切り替えることができるスイッチ付きのケーブルタップもオススメです。

スイッチがあると、家電製品を使用していない間に発生する待機電力の消費を防ぐことができますので、節電効果も期待できます。

【予防2】コンセント用の安全カバーを取り付ける

コンセント用の安全カバーは、プラグを差したときに、ホコリが溜まらないようにすることができる対策グッズです。また、プラグに装着することができるタイトラキャップというグッズも同じ効果があります。

これらの対策グッズを使用することで、ホコリによる火花を予防することはできます。しかし、対策グッズがあるから安心というわけではありません。普段からのお掃除が一番効果的ですので、普段からこまめにコンセント周りをキレイにしておきましょう。

【予防3】アースを活用して電流を外に逃がす

アースとは、湿気が多い場所で使用する電子レンジや洗濯機などに取り付けてある緑にコードのことをいいます。アースがあることで過剰に流れてしまう電気を大地に逃がすことができるため、漏電による感電や火災を防ぐことができます。

コンセントの火花を防ぐ、3つの対策グッズをご紹介しましたが、「それでも心配……」と感じるようでしたら、一度コンセントの状況をプロに見てもらいましょう。

コンセントの火花による火災に要注意!

コンセントから火花がでる状態をそのまま放置してしまいますと、トラッキング現象により、火災が起きてしまうことがあります。トラッキング現象とは、プラグとコンセントの間に溜まったホコリに、湿気が溜まることで、ショートしてしまう現象のことをいいます。

プラグにホコリを溜めないことが一番の予防策ですが、もし、火災が起きてしまったら、どうすればよいのでしょうか?初期の段階の対策法についてご紹介しますので、もしものときのために覚えておきましょう。

もしコンセントが発火してしまったら?

もしコンセントが発火してしまったら?

コンセントから発火した場合、火が周りに広がっている状態でしたら、すぐに消防に通報しましょう。初期の段階の火を消火するのでしたら、自分で消火できる場合もありますので、以下の手順に沿って火を消しましょう。

〇初期消火の流れ

  1. コンセントからプラグを抜く
  2. 電気のブレーカーを落とす
  3. 消火器で消火する
  4. 安全のために消防へ通報する

コンセントが焦げたら交換しましょう

コンセントの火花や火災によって、コンセントが焦げてしまったら、コンセントの交換を業者に依頼しましょう。コンセントの修理や交換作業には、電気工事士の資格が必要ですので、自分でおこなわないように注意してください。

漏電かも......?原因と調べ方・漏電が発覚したときの対処方法

漏電かも......?原因と調べ方・漏電が発覚したときの対処方法

漏電の疑いがあるなら、早めに漏電をしているかキチンと確認をしましょう。漏電をしていた場合、火災や感電など命の危険に関わるおそれがあるからです。

漏電による事故を未然に防ぐためにも「本当に漏電をしているのか」「どこから漏電をしているのか」をはっきりさせましょう。ここでは、漏電の調べ方や原因を紹介していきます。この記事を参考に漏電をしているのかを確認し、漏電している場合は早めに対処をしましょう。

漏電とは電流が漏れること!

漏電とは字のとおり、電気が通るべきルート(電気回路)を外れて漏れる現象のことです。電気の配線には、電気が漏れないように「絶縁体」と呼ばれる電気を通さない素材が施されています。

その絶縁体がなんらかの理由で傷ついたり、剥がれたりすることで電気が漏れてしまうのです。漏電をすると一体どのような危険があるのかみていきましょう。

漏電は感電・火災に注意!

漏電は感電・火災に注意!

漏電をすると感電したり、火災の原因になったりします。感電とは、電気が流れているものに直接触れることで、体内が電気回路となり、体から大地にかけて電気が流れることです。

感電は一瞬ピリッと感じる程度から、命の危険に及ぶ致命的なものまでの症状があります。とくに、濡れたままで触ったときや小さい子が触ったときは、低電圧でも感電死する場合があるので注意が必要です。

また、漏電した箇所の近くにホコリなどの可燃物があると、そこから発火して火事になるおそれがあります。阪神・淡路大震災で電気火災の6割が漏電火災だったといわれているほど、火災原因の中でも多いです。漏電かもしれないと感じたら早めに対処をしましょう。

思い当たるかも?漏電の原因

漏電は電気配線や家電製品のトラブルによって起きることが多いです。使っている家電製品は同じなのに、電気代が高くなった場合は漏電しているかもしれません。漏電が起きる原因について詳しく解説していきます。

・水濡れ
雨漏りや水漏れが原因で漏電が起きる場合があります。絶縁体で電気の通り道を保護していますが、雨漏りや水漏れによって、コンセントの隙間や絶縁体の隙間に入り込むことで起きるのです。

・経年劣化
家電製品やコードの絶縁体の劣化によって漏電が起きることがあります。15年~20年がコードの耐用年数の目安です。耐用年数が経過している場合は、買い替えることをおすすめします。

・コードの破損
飼っているペットやネズミなどの害獣がコードをかじることで漏電する場合があります。また、ゴキブリなどの害虫が家電製品の中に侵入することで漏電が起きることもあるのです。さらに、コードを縛ったまま使用したり、重いものをのせたりすることで絶縁体が変形して漏電することもあります。

漏電が起きる原因に思い当たるものがあった場合は、すぐに対処しましょう。漏電に関することで悩みや不安があるなら、弊社へご相談ください。弊社では電気工事に精通した業者をご紹介しております。

ブレーカーでわかる!漏電のチェック方法

ブレーカーでわかる!漏電のチェック方法

「漏電かも?」と思う節があるなら、まずは自分で漏電をしているか確認してみましょう。漏電をしているかどうかはブレーカーで確認することができます。

一般家庭のブレーカーの多くは3種類のブレーカーが一緒になっているものが主流です。ブレーカーは左から「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」の順に並んでいます。

アンペアブレーカーとは、電力会社と契約した電気量を超えたときに電気を止める役割をしているブレーカーです。漏電ブレーカーは、漏電をいち早く察知して電気を止めます。安全ブレーカーは各部屋の電気量が超えたときやショートしたときに電気を止めるブレーカーです。これら3つのブレーカーを使って漏電している箇所を確認していきます。

  1. すべてのブレーカーのスイッチを「切」にする
  2. アンペアブレーカーのスイッチを「入」にする
  3. 漏電ブレーカーのスイッチを「入」にする
  4. 安全ブレーカーのスイッチをひとつずつ順番に「入」にする

漏電している部屋の安全ブレーカーが「入」になると、漏電ブレーカーが落ちます。落ちた安全ブレーカーの部屋のどこかで漏電をしていることになりますので、漏電している部屋の家電やコードを確認してみましょう。

漏電が発覚!ケース別漏電の対処法

漏電のチェック方法を試してみて、漏電が発覚した場合は早めに対処をしなければなりません。漏電が発覚したときの対処法をケース別に紹介していきます。

家電製品からの漏電は買い替えよう

家電製品からの漏電は買い替えよう

漏電している家電製品をそのまま使い続けるのは大変危険です。漏電している家電製品は、買い替えましょう。愛着のある家電製品だったり、買い替える余裕がなかったりする場合は、修理に出すのがおすすめです。

雨が原因の漏電は雨漏り対策しよう

雨が原因で漏電している場合は雨漏り対策をしましょう。漏電しているコードや家電製品を買い替えたとしても、雨漏りを改善しないと解決しないからです。また、結露が発生しやすい場所の近くにあるコンセントや、水漏れが発生している近くで漏電している場合も、窓ガラスを交換したり、水漏れを直したりして対策をおこないましょう。

賃貸住宅で起きた漏電は家主に相談しよう

賃貸住宅で漏電したときは、まず家主や管理会社に連絡をしましょう。共有部で漏電をした場合は、家主が修理費を負担することが大半です。一方で、専有部で起きた漏電は自己負担になる場合と家主が負担する場合があります。

配線やブレーカーの故障は業者に修理してもらおう

家電製品やコードの漏電ではなかった場合、配線やブレーカーで漏電・故障している可能性が高いです。配線やブレーカーの修理は電気工事に関する資格がないとできません。そのため、配線やブレーカーに異常を感じたら、業者に相談をしましょう。

電気工事ができる業者をお探しなら、弊社へご相談ください。弊社では、電気工事の資格をもつ業者をご紹介しております。要望に沿った業者を紹介することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

漏電が起きないように!予防の仕方

漏電をしていなかった場合も、していた場合も今後漏電が起きないように予防をしましょう。ここからは漏電の予防法についてご紹介していきます。

アース線の設置

アース線の設置

漏電の予防としてアース線を設置するのがおすすめです。アースは、漏電をしたときに備えて、漏れた電流を大地に逃がす工事のことをいいます。家電製品を購入すると、アース線がついてくることがあるので、アース線を結ぶようにしましょう。とくに水回りで使う家電製品には設置が義務付けられています。

定期点検

漏電による事故を未然に防ぐために、定期点検をおこなうことが大切です。漏電ブレーカーには「テストボタン」が設置されており、正常にブレーカーが動いているかを確認することができます。テストボタンを使用するときは、漏電ブレーカーのスイッチが入っていることを確認してからおこないましょう。ブレーカーが正常に動いている場合は、漏電ブレーカーが切れ、異常がある場合は入ったままになります。

危険な方法で使用しない

家電製品やコードを危険な方法で使用しないことも大切です。たとえば、たこ足配線やホコリが溜まったままの使用、コードを束ねたままの使用、濡れた手でコードを触るなどがあります。

タコ足配線は、ひとつのコンセントにたくさんの電流が集まります。そのため、ショートしやすく漏電になる可能性が高まるのです。また、ホコリが溜まったままの使用は発火に繋がりやすく、コードを束ねたままの使用は劣化や変形がしやすくなります。濡れた手で触るのも電気が通りやすくなり大変危険です。

どれだけ漏電の予防策をおこなっていたとしても、漏電になる場合もあります。漏電になったら、放置をしておかないで早めに解決をしましょう。漏電など電気にまつわることでお困りのことがあったら弊社へご相談ください。

弊社では、電気工事の経験が豊富な業者をご紹介いたします。相談を無料で承っておりますので、気になることがある方はお気軽にご相談ください。

漏電の原因・対策3選を解説!家電にアース取り付けで感電予防を!

漏電の原因・対策3選を解説!家電にアース取り付けで感電予防を!

漏電を予防するためには、家電製品にアースを取り付けることが大切になります。なぜなら、万が一漏電が起きても、漏れた電気がアースを伝って地面に流れることができるからです。

地面に流れた電流はそのまま逃げていくため、わたしたちが感電したり火災が発生したりすることを防ぐことができるでしょう。この記事では、漏電の原因やその対策についてご紹介します。漏電によるトラブルを未然に防ぐためにも、ぜひ参考にしてみてください。

漏電の原因・家電製品にはアースを付けよう

通常、電気機器は電気が外に漏れないように電気の通り道を塩化ビニルなどの「絶縁物」で覆っています。しかし、この絶縁物が劣化してくると傷や亀裂が生じ、そこから電気が漏れてしまうことがあります。

この現象が「漏電」です。漏電の原因である絶縁物の劣化は、家電製品の配線コードの上に重いものを乗せ続けたり、無理やり折り曲げたりといった「配線コードに負担のかかる使い方」をすることで急速に早まります。

放置すれば、だんだん亀裂が生じて漏電につながる危険性が高くなるのですぐにやめましょう。また、万が一漏電が発生したときに感電を防ぐため、家電製品にはアースを付けておくと安心です。以下ではアースについて詳しく見ていきます。

アース線の役割と効果

アース線の役割と効果

アース線とは、電気製品の電源とは別に付いている配線のことで、新しい家電には既に付いていることが一般的です。この配線は、絶縁物から漏れた電気を安全に処理するための役割を担っています。

アース線は漏れた電気を地面までみちびく効果をもつので、正常に作動していれば感電してしまうおそれはほとんどないでしょう。このように安全面で重要な役割を果たすアース線は、現在水周りや湿気の多い場所に家電を置く際には法令によって取り付けが定められています。

アース線をつないでみよう!【電子レンジを例に】

「アース線が付いているのは知っているけど、つなぎ方がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、電子レンジを例に挙げ、アース線のつなぎ方をご紹介します。アース端子はコンセントに付いているので、以下を参考にアース線をつなげてみましょう。

  1. 先端の被膜を3cm程度はがす
  2. むき出しになった銅線がばらつかないようにねじる
  3. アース端子のネジをゆるめる
  4. ゆるんだアース端子の隙間にむき出しの銅線を噛ませる
  5. ネジを締めてアース線を固定する

家電によっては、アース線の先端にY字の部品が付いているものがあります。そのようなアース線は、銅線をむき出しにせずそのまま端子に接続してください。

アース端子がないコンセントはどうするべきか

古い住宅の場合、コンセントにアース端子が付いていないというケースがあります。このような家で漏電が起きると、気付くのが遅れて取り返しのつかないトラブルに発展してしまうおそれがあるでしょう。そのため、以下のような対処を施すことをおすすめします。

  • アース端子の付いたコンセントを増設する
  • 既存のコンセントをアース端子付きコンセントに交換する
  • 漏電ブレーカー(漏電遮断器)をつける

上記の対処法の詳しい内容は、次の章で紹介していきます。どれも資格が必要な工事になるので、業者への依頼を検討している方はぜひ電気工事お助け隊へご相談ください。

弊社は、電気に関するトラブルをすぐに解決できる業者を、お困りの方に紹介することができます。無料で相談・見積りができるので、依頼を出そうか迷っている方でもお気軽に利用することが可能です。

アース端子がないコンセントの対処法3選・費用相場

前述したように古い住宅などでは、アース線はあってもつなげるための端子がないという状況が考えられます。ここでは、そんなときに役立つ3つの対処法をご紹介します。対処法は「コンセント増設・アース端子付きコンセントに交換・漏電ブレーカーの設置」です。

これらの作業は配線工事をともなうため、電気工事士の資格が必要になります。そのため、工事をおこなう際は必ず業者に依頼しましょう。ここでは、それぞれの対処法について概要や工事費用相場などを解説します。対処法を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.コンセントの増設(接地工事)

1.コンセントの増設(接地工事)

コンセントにアース線が引かれていない場合は、コンセントだけではなく内装の工事が必要になります。なぜなら、漏電の原因である絶縁物の劣化などが深刻化して漏れた電気は、アース線によって地面まで逃がさなければならないからです。

コンセント内部にアース線を引くことは、単純なコンセント交換よりも工事が複雑化するため、工事費用も高額になる傾向にあります。そのため、1万円~3万円程度の工事費用を想定しておくとよいでしょう。

2.アース端子付きコンセントに交換

既にアース線が引かれている場合には、コンセントをアース端子付きのものに交換する工事となります。この工事は上記の接地工事とは異なり、コンセント周辺でのみ作業をおこなうことになるでしょう。そのため工事費用も比較的安く、5,000円~8,000円程度で工事を依頼することができます。

3.漏電ブレーカーの設置

「アース線の設備がないけれど家電を使いたい」という方は、漏電ブレーカーを設置することをおすすめします。業者に設置を依頼する場合は、1万5,000円程度の予算を想定しておきましょう。ただし水回りなどでアースの設置が定められている家電を使用するのであれば、必ずアース端子をつなげるようにしてください。

各種電気工事はまず相見積りから始めましょう

電気工事は、現場の状況によって必要な工事内容が変わるため、一律で費用を提示することが難しいといえます。そのため、自分の希望する工事の適正価格や工事内容を知るためには、複数業者から見積りをとる「相見積り」をすることがおすすめです。

複数の見積りを比較することで、よりご自身にあった業者を客観的に選ぶことができるでしょう。弊社でも無料の相談や見積りをおこなっているので、電気工事を検討しているのであればぜひお気軽にご相談ください。

漏電のリスクを再確認!今すぐ対策をしましょう

漏電のリスクは「火災・人的被害」のふたつがおもに挙げられます。たとえば自宅の火災だけで収まらず、隣家まで延焼してしまったら重い責任を負うことになるかもしれません。

また、漏電した電気に触れてしまったときに、バチっとしびれる程度ならよいかもしれませんが、命にかかわることも十分に考えられます。そのため、ここであらためて漏電のリスクを確認し、対策が施せるようにしておきましょう。

漏電火災のメカニズム

漏電火災のメカニズム

漏電火災とは、漏電が原因で発生した火災のことをいいます。そして、漏電が原因となって起こる火災の経路はふたつ挙げることができます。以下の内容を確認して、そのような状況が起こりやすい環境が整っていないかどうかを確認しましょう。

スパークによる引火
スパークとは、放電にともなって生じる火花のことです。この火花が、燃えやすいものに触れることで火が大きくなり、火災へと発展してしまいます。

発熱による引火
発熱による引火は、絶縁体に電気が流れてしまうことによって熱が発生する抵抗加熱や、磁力の関係で金属が熱をもつ誘導加熱によって引き起こされます。

こうした引火の原因を引き起こす漏電は非常に危険なので、しっかりとアースの設置などによる対策を施しておきましょう。

感電のレベルと人体への影響

漏電によって引き起こされる感電は、その電流の大きさによって人体にもたらす影響が異なります。電流が1mA~10mA程度であれば、痛みは感じるものの人体に損傷を負わせるほどではありません。

しかし、20mA以上の電流に触れれば呼吸が困難になったり、動けなくなったりといった状態に陥ります。また、50mA以上であれば一瞬で命を落としてしまうおそれもあるのです。

命と財産を守るために今すぐ漏電対策を始めよう

漏電は、火災の原因になったり直接人体を危険にさらしたりするおそれのあるとても危険な現象です。そのため漏電の危険性があると感じる方は、すぐに対策を施すようにしましょう。アース付きのコンセントを設ける際には、電気工事士の資格をもった業者に依頼する必要があります。

もし業者選びで迷ったら、ぜひ電気工事お助け隊にご相談ください。漏電対策だけでなく、漏電しているかどうかの調査やその他の工事を担うことができる業者をご紹介いたします。

賃貸でのエアコン設置や故障の費用は誰が負担?入居前に確認しよう。

賃貸でのエアコン設置や故障の費用は誰が負担?入居前に確認しよう。

部屋で快適に過ごすために必要なのがエアコンです。借りた部屋にエアコンを設置したい、エアコンはついているけれど新しいものに変えたい、と考えるかたも多いでしょう。

しかし、賃貸でエアコンの設置や修理、交換などを勝手におこなうと大家さんや管理会社とトラブルになり、損害賠償を請求されてしまうこともあります。入居してみたらエアコン付き物件だった……という場合も要注意。事前に所有者を確認しないと思わぬ出費を招くことにもなりかねません。

このコラムでは、賃貸のエアコンについて注意すべき点をまとめました。是非参考にしてください。

賃貸で部屋にエアコンを設置するときは必ず大家に確認を取ろう

賃貸でエアコンを設置するときには必ず事前に大家さんに確認を取らなければいけません。エアコンを設置するには、壁に穴をあける工事が必要な場合や壁に固定するためにビスなどを打つこともあります。

賃貸で入居したときに、エアコンが付いていない、壁にエアコンを設置するための穴が空いていない、となると大家さんが設置を許可していないのかもしれません。その場合、無断でエアコン設置工事をすると、トラブルとなり原状回復の費用や損害賠償を請求されるおそれがあります。

逆に、エアコンが付いていない場合でも交渉次第では大家さんの負担でエアコンを設置してもらえること少なくありません。事前に大家さんに確認して、交渉してみましょう。

エアコンの取付費用を負担してもらえることも

エアコンの取付費用を負担してもらえることも

大家さんと交渉する前に、借り主が確認すべきものがあります。それは、賃貸物件を借りるときに交わした「賃貸借契約書」です。

  • 賃貸借契約書に契約期間中の修繕の条項があるか
  • 賃貸借契約書の設備の中にエアコンが記載されているか(冷暖房設備有となっているか)

このふたつが確認できれば、大家さんにエアコンの修繕義務があることを明確にできます。エアコンの取付費用の交渉もスムーズにおこなえるでしょう。

賃貸でエアコン修理をするときも大家への確認は必須

最近では、はじめからエアコンが設置されている賃貸物件も多く人気のようです。このようなすでに設置されているエアコンが故障した場合も、修理する前に大家さんに確認をとる必要があります。賃貸借契約書に契約期間中の修繕の条項があり、設備としてエアコンが記載されている場合、大家さんが業者に依頼し、修理費用も負担することになります。

一方で注意しなければならないのが、「残置物」のエアコンです。残置物のエアコンとは、前の借り主が設置したまま残していったエアコンのことで、賃貸借契約書の設備に記載されていないものになります。設備に記載されておらず、残置物の処理についても賃貸借契約書に記載されていない場合は、この残置物のエアコンの修理費用は借り主が負担しなければいけません。

残置物としてのエアコンなら交換しておいたほうがいいことも

残置物としてのエアコンなら交換しておいたほうがいいことも

置き去りにされた残置物のエアコンは型が古く、旧式であるものが多いのが現状です。古くて省エネタイプでないエアコンは、最近のエアコンに比べて電気代が高いため、使い続けるとランニングコストが高くなることがあります。また、いつから使われているのかもわからないため、赤ちゃんなどがいらっしゃるご家庭ですと内部に溜まったホコリなども気になってしまうかもしれません。

残置物としてのエアコンであれば、故障しても修理せずに新しいエアコンに交換することをおすすめします。その場合も、トラブルを防ぐために大家さんに事前に確認して了解を取っておきましょう。契約前にエアコンが残置物であると確認できた場合は、エアコン交換の交渉をおこなってみたほうがいいかもしれません。

エアコンの修理を自分の負担でおこなう場合は、信頼できる業者を選びましょう。費用も業者によって違いがあるため、相見積りを取って比較することも大切です。また、交換ができない場合は、内部を洗浄するだけでも清潔になり気分が変わります。弊社では、エアコンの修理や交換、内部洗浄などを安心して任せられる業者をご紹介させていただきます。どこに依頼すればいいかお困りの際は是非一度ご相談ください。

入居する部屋へのエアコン取付がNG……そんなときの対処法

いまどきエアコンが無い……なんてことは想像できないかもしれません。しかし、エアコンの電源や穴の位置の設備不良や室外機を置くスペースがない、メインの部屋以外には取り付け許可が下りない、などの理由でエアコン取付NGの部屋もあるようです。そういった場合でも対処のしかたによっては快適に過ごすことができるかもしれません。

夏の過ごし方

夏の過ごし方

夏にエアコン以外で活躍するものといえば、扇風機です。家の窓を開け、風通しをよくして扇風機をかければ、暑さをしのぐことができます。

また、窓からの日光をできるだけ遮ることも効果的です。直射日光が当たる窓にはすだれをかけるなどして、室内温度の上昇を抑えましょう。寝るときは冷感素材のもので体を冷やせば寝苦しさも少し軽減します。

冬の過ごし方

冬は、電気ストーブや石油ストーブ、こたつ、電気カーペットなどエアコン以外の暖房器具がたくさんありますので、特にエアコンが無くても困ることはないでしょう。石油ストーブについては、賃貸物件で使用禁止のところも多いようですので、使用して良いか事前に確認が必要です。

電気代を節約したい場合は、窓に断熱シートを貼ったり、何枚も服を着こんだりすると寒さの対策になります。冬はエアコンが無くても快適に過ごせそうですね。

退去時のエアコンの取り扱いも要注意|原状回復について

賃貸物件の場合は、賃貸借契約が終了し、退居するときに「原状に回復」して明け渡さなければならないことを事前に定められていることが一般的です。入居時に敷金を支払っている場合は、原状回復費用は敷金から引かれてしまい、手元に返ってくる金額が少なくなってしまいます。

退居時の原状回復については、普通に日常生活を送っていて発生する劣化や消耗については原状回復する必要はありません。しかし、借りた人の故意や過失、通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損などは原状回復しなければなりません。

自分で賃貸にエアコンを設置した場合、基本的には取り外して原状に回復して退居する必要があります。次の物件にエアコンが付いているから不要になった、取り外し費用が高いからそのままにしておこう、などと安易に考えることはやめましょう。大家さんの許可なくエアコンを放置すると引越し当日に部屋の引き渡しができずにエアコンを取り外すまでの家賃を日割りで請求されてしまうケースもあります。

またエアコン設置のために、壁に穴を開けたり、固定するためのビスを打ったりして傷付けた部分も、元通りに回復することを求められる場合があります。取り外し費用、壁の原状回復をおこなうとなるとそれなりの金額を用意しなければなりません。退去時に原状回復を迫られて慌ててしまわないように、エアコンを設置する前に、原状回復についても大家さんに確認しておきましょう。

買い取りなどはほとんどしてもらえない

買い取りなどはほとんどしてもらえない

エアコンが付いていない物件に、わざわざ自分でエアコンを付けたのだから、このエアコンをこのまま買い取ってもらえるのではないか、と考えるかたも多いでしょう。実際に造作買取請求権といって、借り主が建物に設置した造作で簡単に取り外しのできないものを大家さんに買い取ってもらうことを請求できる権利があります。造作には、エアコンのほかに畳や備え付けの食器棚、網戸などがあります。

ただし、この権利を行使するには、造作を付加する前に大家さんの同意を得なければなりません。そのため、勝手に取り付けたエアコンや買取を約束していないエアコンについては拒否されてしまいます。それでも買い取ってもらいたい、という場合は実際に大家さんに交渉してみるしかありません。しかし、メンテナンスや使用状況がわからないエアコンを買い取ることは、大家さんにとってもリスクが高いため、拒否されることが多いのが現状です。

賃貸でエアコンを設置する際には、かならず事前に大家さんに確認をしておきましょう。退居時の原状回復が必要な場合は、エアコンの取付時にその旨を取り付け業者に相談することも大切です。弊社にご相談いただければ、丁寧に作業してくれる業者をご紹介させてただきます。24時間365日電話で受付しておりますので、お気軽にご相談ください。

浴室換気扇の交換費用相場・新品を選ぶ前のサイズの測り方も解説

浴室換気扇の交換費用相場・新品を選ぶ前のサイズの測り方も解説

浴室換気扇から異音や異臭がするときや、スイッチを入れても動かないときには、早めに交換することをおすすめします。もしこれらの症状が出ているときには換気扇が寿命を迎えているおそれがあります。もし交換せずに放置すると、換気扇に負担がかかってまったく動かなくなったり、カビが生えて人体に悪影響を及ぼしたりするおそれがあるのです。

この記事では、浴室換気扇の交換費用や換気扇を交換するときの注意点などをご紹介します。浴室換気扇の交換を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

浴室換気扇を交換するべきタイミング

浴室換気扇の寿命は約10~15年といわれています。今使用している換気扇がこの年数を超えている場合は交換をおすすめします。

また、異音・換気力低下・異臭・スイッチを入れても動かないといった症状が見られるときにも、早めに交換するほうがよいでしょう。このような症状が見られるときは、換気扇の寿命が近づいているおそれがあるのです。

もし、異音・異臭・換気力低下といった症状を放置すると、換気扇が故障してまったく動かなくなるおそれがあります。また、スイッチを入れても動かないからといって換気扇を動かさないまま放置しておくと、浴室内の換気ができなくなって湿気がこもったままになります。その結果、浴室や換気扇にカビが生えて人体に悪影響を及ぼすおそれもあるのです。

ただし、異音や異臭、換気力低下といった症状の原因は、寿命ではなく掃除不足のこともあります。その場合は、掃除すれば解消することができるでしょう。そこで、以下からは具体的な掃除方法をご紹介します。

掃除で直る場合もある

掃除で直る場合もある

たまったホコリやカビが原因で換気扇の調子が悪ければ、掃除することで直る可能性もあります。換気扇を交換するか迷っている方は、一度掃除をしてみるのもよいかもしれません。掃除に必要な道具や具体的な手順について、以下から見ていきましょう。ここでは、天井に取りつける”シロッコファンタイプ”の換気扇についてご紹介します。

【必要なもの】
・雑巾
・スポンジ
・掃除機
・台所用中性洗剤

【掃除方法】
換気扇のシロッコファンが取り外せるタイプは、換気扇のカバーとパーツをすべて取り外し、台所用中性洗剤でつけてスポンジで汚れを落とします。そして、雑巾に洗剤を染み込ませて、換気扇の内部を拭き取りましょう。その後、パーツを乾燥させて元に戻したら作業完了です。

シロッコファンが取り外せないタイプは、換気扇のカバーを外して、洗剤を染み込ませた雑巾でカバーの汚れを拭き取ります。次に、換気扇の内部にあるホコリを掃除機で吸い取り、汚れを雑巾で拭き取っていきましょう。最後に、乾燥したカバーを元に戻せば作業完了です。

タイプ別・交換する浴室換気扇のサイズを調べる方法

浴室換気扇には天井に取りつける”シロッコファン”と壁に取りつける”プロペラファン”があります。この2種類の換気扇は、同じタイプであってもメーカーによってサイズが異なることがあります。交換する新しい換気扇を選ぶときは、まず今使っているもののサイズを調べましょう。

ここではタイプ別のサイズの調べ方をご紹介します。サイズが合わないものを購入して損をしないように、ご自宅のサイズに合った換気扇を選びましょう。

プロペラファンのサイズの調べ方

プロペラファンのサイズの調べ方

プロペラファンには、窓に直接取りつけるものと壁に穴を開けて設置する埋め込み枠があります。窓用のものは、窓のサイズに合ったものを購入するようにしてください。

また、壁に取りつける埋め込み型は、埋め込み枠に対して5cm程度小さなサイズを購入しましょう。プロペラファンのサイズは羽の長さを表しているため、壁と同じサイズの換気扇を購入すると、埋め込み枠に入らないのです。

シロッコファンのサイズの調べ方

シロッコファンの本体カバーの内部に、型番の書かれたステッカーが貼られています。シロッコファンを選ぶときには、そこに書かれた型番と同じものを選びましょう。もしカバーが開けられなくて型番が確認できないときには、天井にある点検口の寸法を確認し、同じサイズの換気扇を選んでください。

ご自宅に適した換気扇をプロがご提案!まずは現地調査を!

ここまで記事を読んでも、どのサイズの換気扇を買ったらよいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、業者に現地調査を依頼することをおすすめします。プロである業者に依頼すれば、適切なサイズの換気扇を提案してもらうことができるでしょう。

弊社では、電気工事をおこなう業者をご紹介します。もちろん、換気扇交換にも対応いたします。換気扇の交換のことでお悩みであれば、弊社までご相談ください。

浴室換気扇の交換工事にかかる費用相場

浴室換気扇の交換費用は、本体だけの交換なら3万円~6万円程度が相場となっています。ただし、プロペラファンからシロッコファンに交換する場合・ダクトの交換が必要な場合・電気系統の不具合が原因で別の電気工事が必要な場合などは、さらに費用がかさみ高額になってしまうことがあります。

どれくらい費用がかかるのかは状況によって異なるので、まずは業者に現地調査をしてもらい見積りを出してもらうのがよいでしょう。また、「できるだけ費用を抑えたい!」という方は、以下のポイントをぜひご覧ください。

費用を抑えるならできるだけ同じタイプのものに交換しよう!

費用を抑えるならできるだけ同じタイプのものに交換しよう!

浴室換気扇の取りつけ作業は、プロペラファンの場合は取りつけ工事のみになるため比較的簡単です。一方、シロッコファンの場合は、天井の配線・ダクトの接続工事が必要となり、プロペラファンに比べると大がかりな工事となります。

つまり、もしプロペラファンからシロッコファンに交換すると、配線やダクトの接続工事が必要となるため、高額になる可能性が高いのです。プロペラファンをお使いの方で費用をできるだけ抑えたい方は、新しい換気扇もプロペラファンを選ぶことをおすすめします。

少しでもお得に交換したい!相見積りで業者比較がおすすめ

なかには、「シロッコファンを使っているけど、別のタイプの換気扇に交換したい」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、できるだけ多くの業者から相見積りを取ることをおすすめします。相見積りを取れば、複数業者の費用を比較することができます。その結果、お得に交換してくれる業者を見つけられる可能性が高いのです。

また、相見積りを取る際は、見積り無料の業者に依頼するとよいでしょう。そうすれば、費用を気にする必要はないため、多くの業者に見積りを依頼することができます。その結果、より多くの業者の費用を知ることができるのです。

弊社の加盟店では、見積りは無料で対応しています。「まずは費用を知りたい」という方も、お気軽にご相談ください。

浴室換気扇の交換は「電気工事士」の資格が必要!DIYは難しい

浴室換気扇の交換を検討している方のなかには、「自分で取りつけたい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、換気扇交換は、DIYでは難しいでしょう。

浴室換気扇は水回りにあるためアースの取り付けが必要です。また、シロッコファンであれば、天井裏の配線作業やダクト接続作業をしなければなりません。こういった電気に関わる工事をおこなうには、”電気工事士”という資格が必要となるのです。

さらに、これらの作業を知識のない方がおこなうことはショートや感電などを引き起こすおそれがあります。場合によっては命に関わる事故につながりかねません。お金はかかってしまいますが、ご自身を守るためにも必ずプロに依頼するようにしましょう。

換気扇の交換業者は弊社でご紹介できます

換気扇の交換業者は弊社でご紹介できます

弊社では、換気扇の交換業者をご紹介します。全国各地に加盟店があるため、日本全国に対応することができます。また、弊社加盟店では、現地調査やお見積りは無料でおこなっていて、見積り後からの追加料金もかかりません。さらに、弊社では24時間365日受付対応しています。祝日・土日問わず、換気扇のことでお悩みの際はいつでもご連絡ください。

漏電のチェック方法まとめ|テスターなどでブレーカーを調査しよう

漏電のチェック方法まとめ|テスターなどでブレーカーを調査しよう

漏電の疑いがあるときには、「漏電ブレーカーで漏電箇所をチェック」「テスターを使う」「業者に点検してもらう」のいずれかの方法で調査をおこないましょう。漏電は放置すると感電や火災などの大きな事故につながります。事故を招かないためにも、これらの方法で早急に対処する必要があるのです。

当記事では、漏電をチェックするための方法と、漏電をしていたときの対処法をお伝えします。また、原因なども解説するので、ぜひ事故防止のために参考にしてみてください。

漏電をチェックする3つの方法

まずは、漏電をチェックする方法をご紹介します。以下の方法のうち、状況に合ったものを見つけてみてください。

【1】ブレーカーで電気が漏れている箇所を調査

【1】ブレーカーで電気が漏れている箇所を調査

ブレーカーを使用することによって、特別な道具を用意しなくても、簡単に漏電しているかチェックすることができます。

まず、安全ブレーカーをすべて落としておき、漏電ブレーカーを上げた状態にしておきましょう。安全ブレーカーとは、分電盤の右側にある小さなブレーカーで、契約されている電力を上回ったときに落ちます。また、漏電ブレーカーは電気の使いすぎや漏電をしているおそれがあるときに落ちるブレーカーで、安全ブレーカーの左側についています。

次に、安全ブレーカーをひとつずつ入れていってください。漏電が起きている部屋の安全ブレーカーを入れたときに漏電ブレーカーが落ちるため、漏電している部屋を特定することができます。

ただし、ブレーカーを使用しただけでは、漏電を起こしている器具までは特定することができません。漏電を起こしている器具を特定するときには、以下からご紹介する方法が有効です。

【2】メガテスター(絶縁抵抗計)を使って調査

メガテスターとは、アースと機器との間の絶縁抵抗を測るための機器です。メガテスターを使用することで、漏電を起こしている部屋だけではなく、器具まで特定することが可能です。

この方法では、メガテスターから伸びる2本のコードをブレーカーと接続して、絶縁抵抗を測定します。絶縁抵抗の値が低かった場合には、漏電のおそれがあります。

ただし、メガテスターを使った方法では、測定に専門的な知識が必要です。そのため、自分では難しいかもしれません。さらに、誤った方法でおこなうと感電のリスクもあります。メガテスターの扱いに慣れていないなら、別の方法での調査がおすすめです。

【3】業者に調査を依頼

電気工事業者に依頼すれば、調査とあわせて修理をおこなってもらうことが可能です。そのため、比較的手間がかからないといえるでしょう。また、操作を誤って感電するリスクも避けることができます。

なかには、「高額な費用がかかりそう」という理由で、業者への依頼をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、漏電調査のみであれば、多くの業者では無料でおこなってもらうことができるようです。漏電を安全に確かめてみるためにも、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

弊社では、電気工事業者をご紹介します。24時間年中無休で受付対応しているので、いつでもご相談ください。

漏電が発覚したら業者に修理を依頼しよう!

漏電が発覚した後は、電気工事業者に修理を依頼しましょう。修理には専門知識がいりますし、修理方法を誤ると感電のリスクがあります。また、漏電修理は電気工事士の有資格者でないとおこなうことができないのです。

依頼する業者を選ぶときは、費用相場を知っておくことが大切です。そうすることで、業者に提示された費用が安いか高いかを判断することができます。その結果、高額な費用を請求してくる業者を避けることができるのです。

業者に漏電の修理を依頼したときの費用相場は、7,000円~3万円程度の費用がかかります。ただし、業者によって正確な費用は異なります。正確な費用を知りたい方は、一度業者から見積りを取っておくとよいでしょう。

ちなみに、漏電によって電化製品が故障した場合や、漏電やショートが原因で火事になったときには、火災保険の”電気的・機械的事故担保特約”を契約していれば補償を受けられることがあります。そのため、一度ご自身の保険を見直してみるとよいでしょう。

ただ、業者を費用だけで決めてしまうのもよくありません。業者によってサービス内容や技術力には差があります。もし費用だけで決めてしまうと、思ったとおりのサービスを受けられないおそれがあるのです。そこで、以下からはよい業者を選ぶために確認しておきたいことについてご説明します。

・よい業者を選ぶためのポイント

よい業者を選ぶためのポイント

業者を選ぶときには、見積りを取っておくことが大切です。見積りを取っておくことで、費用だけではなくスタッフの対応も見極めることができます。スタッフの対応がよい業者であれば、疑問点も丁寧に説明してくれることでしょう。その結果、安心して修理を任せることができるのです。

また、業者を選ぶときには、ホームページなどで実績を確認しておくとよいでしょう。実績の多い業者は、経験が豊富である可能性が高いです。そのため、技術力に期待が持てるでしょう。

このほか、アフターフォローの有無もチェックしておきましょう。アフターフォローがある業者に依頼すれば、施工後にトラブルが起きたときでもみてもらうことができるのです。ただし、アフターフォローの内容は業者によって異なるため、詳しい内容も把握しておきましょう。

また、弊社では電気工事業者をご紹介します。業者選びにお悩みの方は、ぜひご利用ください。

再発防止のために。漏電が起こる原因を知ろう

漏電が起きた後は、原因を特定しておきましょう。もし原因がわからないままにしておくと、漏電を引き起こす行動を知らず知らずの間に取ってしまい、漏電が起こってしまうかもしれないのです。ここでは、漏電が起こる原因を3つご紹介します。

無理な形で電気コードを使用する

無理な形で電気コードを使用する

電気コードを折ったり束ねたりした状態で使用すると、絶縁体が劣化していき、電気を遮断できなくなって漏電が起こることがあります。電気コードを使用するときには、折ったり束ねたりしないようにしましょう。

タコ足配線

タコ足配線で多くの家電製品を使っていると、1つのコンセント回路に大量の電流が流れてしまいます。すると、1つのコンセントに流すことができる電流量(15A)を超えてしまうことがあります。その結果、熱が発生して配線が焼け、漏電することがあるのです。漏電のリスクを避けるためにも、なるべくタコ足配線は避けたほうがよいでしょう。

プラグがしっかりと差し込まれていない

コンセントにプラグがしっかりと差し込まれていないと、プラグとコンセントの間にホコリが溜まってしまいます。すると、ホコリが湿気を吸いこんで漏電してしまうことがあるのです。放置しておくと発火する危険もあるので、プラグをコンセントにしっかりと差し込みましょう。

エアコン取り付けを自分でする方法|DIYの取り外し方と費用も紹介

エアコン取り付けを自分でする方法|DIYの取り外し方と費用も紹介

エアコンを新しいものに交換するときは、慎重に取り外し・取り付けをおこないましょう。エアコンは作りが複雑であるため、DIYで設置をおこなうこと失敗してしまうことがあります。

失敗すると配管の破損やガス漏れなどのトラブルが起こったり、修繕に高額な費用がかかったりすることがあります。そのため、慎重に作業をすることが大切なのです。

当記事では、エアコンの取り付けを自分でおこなう方法や取り外し方法、DIYでの設置にかかる費用相場をご紹介します。失敗するリスクを下げるための注意点もあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

古いエアコンを自分で取り外す方法

新しいエアコンの取り付けを自分でおこなうには、まず古いエアコンを取り外す必要があります。その際に以下の道具が必要になりますので準備しましょう。賃貸への引越しなどでエアコンがもともと取り外してある状態で、取り付けからおこなう場合は「エアコン取り付けを自分でする方法」からご覧ください。

【必要な道具】

  • モンキーレンチ
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ニッパー
  • 六角レンチ
  • 軍手
  • カッター
  • 脚立

上記の道具は最低限必要なものです。これらに加えて、ペンチ・ビニールテープ・ごみ袋・エアコンキャップがあると便利です。どれも100円ショップやホームセンターなどで購入することができます。道具の準備ができたら作業を始めましょう。エアコンの取り外し手順は以下のとおりです。

【エアコンの取り外し手順】

  1. エアコンの室外機のカバーを外す

    プラスドライバーを使い、室外機の側面にあるネジを緩めてカバーを外します。このとき注意するのが、カバーを割らないようにすること・外したネジを捨てず残しておくことです。また、作業時の電源コードに触れないようにしましょう。

  2. バルブキャップを外す

    バルブキャップを外すときはモンキーレンチを使用します。このキャップもネジと同じく捨てずに残しておいてください。

  3. ポンプダウンをおこなう

    取り外し時に、エアコン内にある冷媒ガスが空気中に逃げないよう室外機に取り込むことを「ポンプダウン」といいます。このときに強制冷房をおこないますが、方法はエアコンのメーカーや製品によって異なるので、取り扱い説明書で確認しておきましょう。

  4. バルブを締めてポンプダウン完了させる

    まず送り側のバルブ(細い方)を六角レンチで締めます。そのあと2~3分ほど強制冷房をおこない、終わったら今度は受け側のバルブ(太い方)を締めましょう。最後にキャップをモンキーレンチでしっかり締めたら、ポンプダウンは完了となります。

  5. コンセントを抜き、配管を外す

    エアコンを止めてコンセントを抜き、ナットを外していきます。配管は細いものと太いものがあるので、細い配管のナットから外しましょう。その次は太い配管のナットです。作業をしているときに「プシュー」という音がするのは、ポンプダウンがしっかりできないときです。再度ポンプダウンをおこなってから、配管を外しましょう。

  6. エアコンの電源コードを切断する

    エアコンの電源コードは、黒・赤・白の3本があります。コードを切断する前にコンセントから電源プラグが抜けているかをしっかり確認してください。確認後、黒いコード→白いコード→赤いコードの順番で切断します。

    コードをまとめて切ると電源がショートするおそれがありますので、必ず1本ずつおこないましょう。また、先ほどの3本のほかに灰色のコードがあります。このコードを切るときは、付け根から10cm以上はなしてから切断します。

  7. 室外機を取り外す

    電源コードを切断し終えたら、室外機を取り外します。室外機は地面に固定されているので、ドライバーを使ってボルトとナットを外していきます。この作業の注意点は、室外機に傷をつけないようにすることです。

  8. 室内機の配管の切断し室内機を取り外す

    ほとんどのエアコン室内機は壁に取り付けられており、金具に吊り下げて固定されています。エアコンにプッシュマークがあるので、それを押しながら配管を下に出しましょう。そして、出てきた配管を1m以上残して切断します。

    エアコンを取り外したら、取り付け金具をドライバーで外しましょう。外した取付金具は、捨てず保管しておいてください。最後にエアコンキャップで配管の穴をふさいだら、作業は完了です。

取り外しをするときの注意点

取り外しをするときの注意点

エアコンの取り外しは、自分で作業をおこなうことができます。しかし、取り外すことに不安がある方は失敗するおそれがありますので、あまりおすすめしません。どのような失敗があるのか、事例をみっつご紹介します。

【失敗事例】

  • 補助配管を潰してしまった

    「補助配管」とは、エアコンの内部ある熱交換器から伸びている長さ50cmほどの配管のことです。補助配管は硬くなっていることが多いですが、無理に動かした場合に根元からつぶれてしまいます。

    また、いらないものと思って切断してしまったということもあるようです。この補助配管がつぶれたり、切断したりするとエアコンの取り付けの際に使えなくなります。

  • 冷媒ガスの回収(ポンプダウン)に失敗してしまった

    エアコンを取り外す際におこなう冷媒ガスの回収に失敗する原因として、バルブがしっかり締まっていない、ガスが抜け切る前に冷房運転を停止・バルブを締めてしまったことが挙げられます。失敗してしまうと、新しくガスを充填するために業者へ依頼しなければいけなくなるので注意してください。

これらの失敗事例のほかに、「室外機や室内機から配管が外れない」・「エアコンドレンホース(排水ホース)を切断してしまったといった」ものもあります。このような失敗をしないためには、焦らず慎重におこなうことが大切です。

失敗事例をみて、自分でエアコンの取り外しができるか心配だという方は業者へ頼みましょう。業者に依頼する際には、ぜひ弊社までご連絡ください。エアコンの取り外し・取り付けを丁寧かつ迅速におこなう業者を弊社加盟店からご紹介させていただきます。

エアコン取り付けを自分でする方法

古いエアコンが取り外せたら、今度は新しいエアコンの取り付けです。ここでは、エアコンを取り付けるときに必要な道具と作業手順をご紹介します。まずは必要な道具です。取り付け時に使う道具は、レンタルすることで購入費を抑えることができる場合があります。

【レンタルするとよい道具】

  • 電気ドリル
  • コアドリル
  • トルクレンチ
  • エアコンダクトカッター
  • 真空ポンプ
  • 真空ゲージ(またはゲージマニホールド)
  • フレアツールかガス溶接機
  • リーマー
  • バイブカッター

上記以外の道具は購入したほうがよいでしょう。

【購入する・購入したほうがいい道具】

  • ドライバー
  • モンキーレンチ
  • 六角レンチ
  • スパナ(両口)
  • ペンチ
  • ニッパー
  • パイプベンダー
  • ガス漏れ検知器
  • 配管パイプ
  • 配管テープ
  • 配管用シールパテ
  • 化粧カバー
  • 据置板
  • ドレンホース
  • ボードアンカー
  • VVFケーブル
  • 水準計

これらの道具が準備できたら、エアコンの取り付け作業を開始します。取り付けの手順は以下のとおりです。

【取り付け手順】

  1. エアコンの設置場所を決め、壁に据置板をネジとドライバーで固定する

    エアコンを設置する場所を決めたら、配管パイプ用の穴を開けましょう。そのあと、ネジを使い据付板(エアコンの室内機を取り付ける板)を壁に固定していきます。配管パイプ用の穴は、エアコンで隠しても隠さなくてもどちらでも構いません。

  2. 室内機本体を取り付ける

    据付板の固定が終わったら、室内機本体を取り付けていきます。まず配管と電線、ドレンを先ほど開けた配管用の穴に通し、室内機を固定した据付板に引っ掛けます。室内機の上部と下部が壁にピッタリついていれば、室内機本体の取り付けは終わりです。

    最終確認として、室内機が傾いていないか、エアコンを手前に引いても据付板が抜けないか、しっかりチェックしましょう。

  3. 室外機を設置する

    室外機を設置する手順は、パイプカッターを使い配管パイプを加工→室内機から出ている補助配管に設置→配管のルートを決めて化粧テープで仕上げる→室外機に配管を接続するとなっています。

    配管パイプと補助配管を接続するときは、専用のトルクレンチがおすすめです。このときに正しく接続されていないとガス漏れしてエアコンが効かなくなるので注意しましょう。

  4. 真空ポンプで真空引きをおこなう

    室内から伸ばした配管と室外機のなかを乾燥させるために、真空引き(エアパージ)をおこないます。手順は、室外機にあるサービスポートという部分にコントロールバルブ、チャージホース・真空ゲージまたはゲージマニホールドを取り付けます。次に、つまみを回し真空ポンプの電源を入れましょう。これで、真空引きが始まります。

    規定圧(-0.1MPa)であることを確認して、真空ポンプを停止させて数分おいておきましょう。数分後、真空ゲージのゲージ値でガス漏れをチェックします。変動がなければ作業完了です。

  5. 室外機の点検をおこない、配管の穴をパテで埋める

    室外機の配管接続部分(高圧側と低圧側)に六角レンチを差し込んで、反時計回りで弁を開き、冷媒ガスを開放します。ガスを開放したら、室外機の点検をおこない、配管の穴をパテで埋めて作業は完了です。

以上が取り付け作業となります。

取り付けをするときの注意点

取り付けをするときの注意点

取り外しと同じで、取り付けのときも失敗するおそれはあります。エアコンの取り付けでの失敗には、以下のような事例があります。

【失敗事例】

  • 真空引きができたと思ったらうまくできていなかった

    配管内を真空状態にすることを真空引きといいます。これがしっかりできていないと、エアコンがうまく動かず、故障の原因にもなります。

  • バルブの締め具合が原因で冷媒ガス漏れしてしまった

    冷媒ガスは部屋を涼しくするという、とても大切な役割をしているものです。そのためガス漏れを起こすと、エアコンを動かしても部屋はなかなか涼しくなりません。バルブは緩くてもきつすぎてもガス漏れを起こしてしまうので、慎重に締める必要があります。

このふたつ以外にも、「冷媒配管を折ってしまう」という失敗もあります。自分でエアコンを取り付ける作業をするのは、難しいと感じる方もいらっしゃることでしょう。そのようなときは、業者へ相談しましょう。

弊社では、エアコンの取り付けでお困りになられたお客様からのご相談も親身になってお聞きいたします。ご相談後、業者への依頼をご希望されたら全国にある弊社の加盟店のなかから、お近くの業者をご紹介させていただきます。

エアコンをDIYで設置する費用相場は?

エアコンの取り外し・取り付けは自分でおこなうことができることがわかると、気になるのはDIYでかかる費用です。また、DIYで取り外し・取り付けをおこなうことのメリット・デメリットも気になるかと思います。

ここでは、DIYにかかる費用相場とDIYのメリット・デメリットについてお話していきます。まずは費用相場からです。

  • DIYでかかる費用相場

    自分でエアコンの取り外し・取り付けをおこなう場合、費用のほとんどが工具の購入費やレンタル料です。工具の購入費とレンタル料を合わせた費用相場は、およそ6,000円~1万5千円になります。

  • DIYのメリット・デメリット

    エアコンをDIYで設置するメリットとして、必要な工具や部材の料金だけで済むことがあげられます。また、エアコン移設工事の日程調整や他人を家のなかに入れるといったことがないのも、DIYのメリットです。

  • 一方で、エアコンの取り外し・取り付けの経験がなく知識もあまりないため失敗し、エアコン本体を壊してしまうおそれがあることがデメリットです。エアコンをDIYで設置するときはメリットだけではなくデメリットも考え、その結果、「自分で作業するのは無理かも」と思ったときは業者へ相談することをおすすめします。

    業者に工事を任せるほうが安くなることも……

    業者に工事を任せるほうが安くなることも……

    エアコンの取り外し・取り付けはDIYでおこなうよりも業者に任せると安くなることもあります。問題なくエアコンを取り外したり、取り付けたりできれば、DIYのほうが安いです。

    しかし、作業中に必要な配管を根元から潰してしまったり、バルブがうまく締められず冷媒ガスが漏れてしまったりなどの失敗が発生するおそれがあります。最悪の場合、エアコンの買い直しをすることになり、余分に費用がかかってしまいます。そうなると、業者に任せたときの料金のほうが安く済むのです。

    もし自分でエアコンの取り外し・取り付けを検討している方は、一度業者へ相談しましょう。弊社にご相談いただければ、コールスタッフが親身にお聞きいたします。お気軽にお問い合わせください。

天井の照明器具6種類と特徴~取り付けまでをわかりやすく紹介!

天井の照明器具6種類と特徴~取り付けまでをわかりやすく紹介!

部屋の雰囲気や生活スタイルにぴったり合う照明器具を選ぶためには、照明器具の種類や特徴をあらかじめ知っておくことが大切です。照明器具は、使う場所や用途により種類がわかれており、適切なものを選ばなければ心地よく生活することができないからです。

本記事では、照明器具の種類ごとに特徴を詳しくご紹介していきます。最適な照明器具を選ぶ際に役立ててください。

天井の照明器具の種類6つとその特徴

照明器具は設置する場所によって、使い分けることができます。しかし、直感や好みで照明器具を選んでしまうと、部屋の雰囲気や生活スタイルに合わないことがあるのです。ここでは、天井の照明器具の種類を6つとその特徴についてご紹介します。

【1】シーリングライト

【1】シーリングライト

シーリングライトは、天井に直接取り付けることが可能な照明器具です。メインの照明として用いられ、部屋全体にムラなく光を行き渡らせることができます。使用される場所として、玄関やリビング、子供部屋などが挙げられます。

【2】ペンダントライト

ペンダントライトとは、天井に吊り下げて設置するタイプの照明器具です。演出性と機能性をもち、空間のアクセントとして使われることが多いです。使用される場所として、ダイニング(食卓)や寝室、リビング、書斎などが挙げられます。

【3】ダクトレール

ダクトレールとは、スポットライトやペンダントライトなどを複数取り付けることができるレール状になった部品です。照明器具というよりかは、照明器具の楽しみ方の幅を広げる補助的なものといえるでしょう。レールの中に照明をいくつも取り付けられるため、自由にレイアウトすることができます。使用される場所は、リビングやダイニング、書斎などです。

【4】スポットライト

スポットライトとは、インテリア(置物など)や空間の一部を強調したいときに使用する照明です。スタイリッシュな空間を作りたい場合におすすめです。使用される場所は、リビングやキッチン、ダイニング、書斎などが挙げられます。

【5】ダウンライト

ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明なため、空間をすっきりみせることができます。また、一部に光が集中するため、部屋に明るいところや暗いところができ、雰囲気のある空間を作り出すことが可能です。使用される場所は、キッチンや寝室、リビング、書斎などが挙げられます。

【6】シャンデリア

シャンデリアは、シンプルなデザインから豪華なデザインまであります。部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。使用される場所は、吹き抜けやリビング、玄関、ダイニングなどです。

オシャレに演出するための照明器具4選

照明器具は天井だけではありません。オシャレに演出するため壁やテーブルなどに設置する照明器具もあります。この章では、部屋などをおしゃれにするための照明器具を4つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【1】ブランケット

【1】ブランケット

ブランケットライトは壁や柱などに取り付けるタイプの照明器具です。デザインの幅が広く、雰囲気のある明りを生み出すことができます。使用される場所は、玄関や階段、書斎などです。

【2】卓上スタンド

卓上スタンドは、ベッドサイドやテーブルサイド、部屋のコーナーなどに置いて使用するタイプの照明器具です。メイン照明ではなく、補助の明りとして使うのがおすすめです。使用するのに最適な場所は、寝室や書斎、和室、玄関などです。

【3】スタンドライト

先ほどご紹介した卓上スタンドも、大まかな種類に分けた際に「スタンドライト」となりますが、ここでは「フロアスタンド」についてご紹介します。フロアスタンドは、床に置くタイプの照明器具です。

卓上スタンドと同じく、メインより補助的な光として書斎などで使用されます。書斎以外に使用するのに最適な場所は、勉強部屋やリビング、子供部屋などにもよいでしょう。

【4】フットライト

フットライトは、足元を照らす器具として使用する照明器具です。とくに夜照明をつけたくない場合は、夜だけ点灯するタイプや人が通ったとき点灯するセンサー付きのものなどを選ぶとよいでしょう。使用するのに最適な場所は階段や廊下、寝室です。

知っておこう!電球選びの基本

照明器具を選んだら、今度は電球も選ばなくてはいけません。電球も部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。この章では、電球の種類や光の色、明るさ、適用畳数について解説します。

電球の種類

電球の種類

電球の種類には、白熱灯・LED電球・蛍光灯があります。それぞれの特徴について以下にまとめました。

白熱灯
白熱灯は、黄色っぽく暖かみのある光が特徴です。よく使用されている白熱灯は、「一般球」「ボール球」と呼ばれています。また、クリアタイプとホワイトタイプに分けられ、クリアタイプは光の輝きを感じることができます。

一方、ホワイトタイプは優しい雰囲気の光を出すのが特徴です。白熱電球を選ぶときも、部屋の雰囲気を考えるようにしましょう。

LED電球
LED電球は、白熱灯より消費電力が少なく長寿命です。そのため、電球を交換する回数が減り、経済的な負担が減ります。また、白熱灯や蛍光灯と違い紫外線を出さないので、虫などが電球に寄り付きにくいのも特徴です。

蛍光灯
よく使われている蛍光灯は「一般蛍光灯」というもので、棒状タイプや丸形タイプがあり、発熱が少なく影がでにくいというのが特徴です。また、連続5,000時間以上も使用可能なため、効率のよい電球とされています。一般蛍光灯以外にも「コンパクト蛍光灯」や「電球型蛍光灯」などがあり、その種類は豊富です。

「コンパクト蛍光灯」は一般蛍光灯を小型化したもので、デスクスタンドやダウンライトで使用されています。一方、「電球型蛍光灯」は白熱灯と似たつくりになっています。しかし、白熱灯よりも消費電力が少なく寿命が長いことが特徴です。ダウンライトでよく使われています。

光の色

電球には、電球色・温白色(おんぱくしょく)・昼白色(ちゅうはくしょく)・昼光色(ちゅうこうしょく)の4つがあります。それぞれどんな色なのかをご紹介します。

電球色
電球色はオレンジっぽい暖色系の色をしていて、光には暖かみがあります。明るさをおさえているので、リビングや寝室などに使用するとよいでしょう。

温白色
温白色は電球色よりやや明るく、昼白色ほど明るくなりすぎない色です。つまり、電球色と昼白色の間の色ということになります。リラックスしたり、食事したりするときにおすすめです。

昼白色
昼白色は、太陽の光に近く自然な光の色をしています。自然な明るさなので、どの部屋にも合うというのが特徴です。昼白色の設置場所としておすすめなのは、リビングや脱衣場です。

昼光色
昼光色は白に青みがかった色をしており、ここまで紹介してきた光の中で最も明るいです。

青みがかった光は集中力が上がるという効果があるため、勉強や仕事など作業する部屋に設置するとよいでしょう。

明るさと適用畳数

白熱灯や蛍光灯の消費電力を表す単位はワット(W)です。しかし、LED電球の場合は消費電力が少なくワットで表しにくいため、「ルーメン(lm)」という単位が使用されます。そして、ワット数が大きいほど明るくなるように、ルーメンも値が大きくなるほどより明るくなります。

部屋にLED電球を取り付ける際は、部屋の畳数とルーメンを基準に選ぶようにしましょう。適用畳数は、「日本照明器具工業会」が基準を定めています。たとえば、5~6畳であれば2,700~3,700ルーメンの電球が適しているとされています。

また、年齢で好む明るさが違うことにも留意しておきましょう。ご家庭に高齢者の方がいる場合は、安全のためにも明るいLED電球を選ぶようにして、明暗さをなるべく出さないほうがよいでしょう。

照明器具が決まったら取り付けよう!

照明器具の種類や電球の種類、電球の色などが決まったら、実際に取り付けていきます。この章では、自分でできる取り付け方を解説します。また、新しく取り付ける場合は無理におこなわす、業者に頼みましょう。

自分でできる取り付け

自分でできる取り付け

照明器具を取り付けることができるのは、すでにシーリングのソケット(差し込み口)が取り付けられている場合です。ここでは、照明器具を自分で取り付ける方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

取り付け方法
1.天井にある引っ掛けシーリングを確認
引っ掛けシーリングには、角型や丸型、ローゼット(埋め込み型)などの種類があります。取り付けられているものがどの種類かをしっかり確認しましょう。

2.アダプタを取り付ける
アダプタにある引っ掛け金具をシーリングのソケットに差し込みます。矢印の方向に「カチッ」と音がするまで回しましょう。そのあと、外れないかを確認します。

3.照明器具本体を取り付ける
照明器具本体の中央にある丸い穴にアダプタの電源(コネクタ)をとおします。そのあと、丸穴をアダプタに合わせたら本体を天井に押し上げましょう。本体がグラつかないようにロックします。

4.電源(コネクタ)を接続し、カバーを取り付ける
アダプタの電源を本体のほうに接続します。最後、本体にカバーを時計回りに回して取り付けたら、作業完了です。

新しく取り付けるなら業者に依頼

シーリングやローゼットがある場合は、先ほどご紹介した方法でおこなえば、照明器具を自分で取り付けられます。しかし、新しく取り付ける場合はソケットがないことがあるため、自分で取り付けることは難しいので、業者に依頼しましょう。

依頼する業者を探す際は、ぜひ弊社までご連絡ください。全国にある弊社加盟店の中から、お客様のご希望に沿った業者をご紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

照明器具の種類やその特徴を知ることで、ご自身の理想とする部屋の雰囲気にすることができます。また、電球にも種類があることを忘れてはいけません。選んだ照明器具と設置する部屋にあったものを選びましょう。

照明器具の取り付けは、すでにシーリングのソケットが取り付けてあれば、自分で作業することはできます。しかし、ソケットがない場合は自分でおこなうことが難しいです。

そのときは無理をせずに、業者に依頼しましょう。弊社は、お客様からのご連絡を受けたあと、お近くの弊社加盟店の業者をご紹介しております。業者選びにお困りになられましたら、お気軽に弊社までご相談ください。

モニター付きインターホンは自分で設置できる?可能か判断する方法

モニター付きインターホンは自分で設置できる?可能か判断する方法

モニター付きインターホンを設置したいと思ったときはまず、自宅のインターホンの状態を確認しましょう。インターホンの設置は、自分でできる場合と工事が必要な場合があるからです。

当記事では、モニター付きインターホンの種類や取り付けが自分でできるかの確認方法を説明しています。当記事を参考にモニター付きインターホンの導入を成功させてください。また、モニター付きインターホンの設置の費用相場についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

モニター付きインターホンの機能

インターホンにモニターがついていると、訪問者の顔を確認することができるので、誰が来たのかわかるだけでなく、防犯にも役立ちます。テレビモニターのほかにもインターホンには、便利な機能がついたものがありますのでご紹介します。

広角カメラ

広角カメラ

広角カメラは広い範囲を映すことができるため、訪問者が正面からずれてしまっても顔を確認することができます。玄関先のほぼ真横まで見える機能がついたモデルもあります。また、ズームとワイドに切替えられるインターホンもあり、周辺の状況に応じて確認することができるので便利です。

自動録画機能

来訪者が玄関先でインターホンを押すと、静止画または動画で録画できます。不在のときでも誰が来たのか、確認することができるので便利です。スマートフォンと連動しているタイプもあり、外出していても誰が来ていたのかスマートフォンで確認することが可能です。

LEDライト機能

夜に訪問者が来たときでも、LEDライトが搭載されたインターホンなら、明るくなり訪問者の顔を確認しやすくなります。夜間でも顔を映すことができるので不審者の抑止力にもつながります。ライトの色は、白色やオレンジ色があります。明るさを重視する場合は白色、来訪者が眩しすぎないよう配慮したい場合はオレンジ色を選ぶのをおすすめします。

子機がある

インターホンの中には子機がある機種もあります。子機を増やせば、モニターの親機まで行かなくても、子機のモニターで来訪者が確認できるので便利です。子機の増設は、家族が多い方や部屋の数が多い方、2階にいることが多い方にも子機の増設はおすすめです。

自分で交換・取り付けが可能か判断する方法!

今お使いのインターホンが、取り付け・交換が可能か確認しましょう。たとえば壁の中から直接電源をとっているような場合は配線工事が必要なため、電気工事士の資格をもった人が工事しなければいけません。どのようなインターホンなら自分で交換・取り付けができるのかを解説します。

自分で設置が可能なインターホン

自分で設置が可能なインターホン

自分で設置が可能なインターホンは、配線工事の必要がないタイプのものです。配線工事が不要なインターホンには、以下のようなものがあります。

・電源プラグ式インターホン
室内側の親機のほうに電源プラグがついていて、コンセントにつながっているタイプは自分で交換や取り付けが可能です。交換はインターホンの機器を取り換えるだけなので、お手軽に交換ができます。新たに取り付ける場合は近くにコンセントがあるかどうか確認しましょう。ない場合は新しくコンセントも設置しなければいけません。

・乾電池式インターホン
乾電池式のインターホンも配線工事が必要ないので、自分で取り付けや交換ができます。コンセントも気にしなくて済むので、もっともお手軽なタイプです。

工事が必要なインターホン

次に工事が必要なインターホンについてご紹介していきます。

・電源直結式
室内側の親機に電源コードがついておらず、乾電池を替えたこともないといった場合は壁の中から電源をとっている電源直結式でしょう。このタイプの場合は壁の中の配線に手を加える工事が必要ですので、電気工事の資格をもつ人でなければ交換や取り付けができません。

・熱感知器やガス警報器などと連動している
熱感知器やガス警報器などと連動しているタイプのインターホンは室内の設備と配線でつながっているので、交換や取り付けには配線工事が必要です。また、機種によって規格が合わず、連動しなくなることもあります。

・チャイム
ピンポーンと鳴るだけのチャイムを、玄関先と通話ができるインターホンに交換したいときも、工事が必要になります。室内チャイムは高い位置に設置されていることが多いですが、インターホンの場合は操作できる高さに親機を設置する必要があります。そのため、配線を親機の位置まで延長する工事が必要になるのです。

また、コンセントがない場合は、電源をとるためにコンセントを設置しなければいけません。その際は、電気工事士によるコンセントの設置工事が必要になります。

・玄関子機からの呼び出しに電話で応対している
玄関の子機と電話が接続されていると、交換する際には配線をし直さなければいけません。また、新しくモニター付きインターホンに交換した場合、機種によっては電話で対応することができなくなります。

・特殊な形状の玄関子機
子機が壁に埋め込まれているものや、二世帯住宅に対応している特殊な形状の玄関子機は、取り付け工事や配線工事が必要になるので、電気工事士に依頼したほうがいいでしょう。二世帯住宅に対応しているインターホンは、2つのモニターをつなぐための配線工事が必要になります。

工事が必要な方は、次の章でインターホンの設置の費用相場についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

モニター付きインターホンの設置にかかる費用相場

モニター付きインターホンを、設置したいと思ったときに気になるのが費用ですね。インターホン交換の費用は、配線工事が必要か不要かで変わってきます。

たとえば、インターホンからモニター付きインターホンに交換するといった、配線工事を必要としない場合の費用相場は、インターホン本体の費用と取り付け工事費と出張費がかかります。

取り付け工事費の相場が約5,000円~1万5千円となります。インターホン本体の種類によって費用が大きく変わってきます。夜間照明や、ズーム機能セキュリティなど機能がついた商品は高くなるでしょう。

また、チャイムからインターホンに交換したいときは、チャイムが高い位置にあるため、インターホンが使いやすいように配線を下まで延長する工事が必要になります。

配線を延長する作業が8,000円ほどかかります。また、コンセントを増設するための費用相場が10,000円~1万2千円ほどになります。

どこに依頼することができるの?

どこに依頼することができるの?

電気屋さんや家電量販店、電気工事業者などでモニター付きインターホンの交換の依頼ができます。電気工事業者に依頼する場合は弊社にご相談ください。

24時間365日お電話とメールにてお客様からのお問い合わせに対応しております。お見積りは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。

知っておきたい!おすすめモニター付きインターホン7つ

モニター付きインターホンにはさまざまな種類があります。この章では、おすすめのインターホンを7つご紹介していきます。購入する際の参考にしてみてください。

【1】電源コード式インターホン

【1】電源コード式インターホン

電源コード式インターホンは、親機に差し込みプラグがついています。コンセントに差し込むだけで簡単にモニター付きインターホンに交換できます。また、ワイヤレス子機がついた機種もあり、どこの部屋にいても来訪者がわかるので便利です。

【2】電源直結式インターホン

電源直結式インターホンは、壁の中から電源をとっています。電気コードが邪魔にならないので、電池の交換をしなくてもいいというメリットがあります。しかし、設置や交換の際は電気工事の資格が必要になります。

【3】電池式インターホン

電池を使うタイプなので、電源の配線工事が不要です。簡単に取り付けをおこなうことができます。

【4】ワイヤレス・ドアスコープモニター付きインターホン

今使っているインターホンはそのままで、モニターを使って玄関の様子をうかがうことができます。玄関ドアの覗き穴にカメラを設置し、玄関のドアスコープから覗いた映像を無線で飛ばすことができます。

ワイヤレス・ドアスコープモニター付きインターホンは、配線なしで設置できます。壁に穴を開けたりしなくても設置できるタイプが多くあり、手軽に設置できるのが魅力です。

【5】電話受話器型インターホン

電話受話器型インターホンは受話器を取ると、モニターを見ながら来訪者と会話ができます。受話器を耳に当てて話すことができるので、聞き取りやすく話しやすいといった特徴があります。

【6】スマートフォン連動型インターホン

Wi-Fiに接続すると、スマートフォンをモニターとして使えるインターホンです。室内のみで接続できるタイプと、外出先でも接続できるタイプがあり、外出先でも接続できるタイプは、室内のみの接続のタイプより価格が高くなってしまいます。

【7】ワイヤレステレビドアホン付きインターホン

ワイヤレステレビドアホン付きインターホンは、親機と子機がワイヤレスでつながるので、配線工事が不要です。親機が持ち運び自由なので、部屋のどこにいても来客応対が可能で便利です。

「新しくインターホンを取り付けようと思ったが、電気工事の資格をもった人じゃないとできない作業だった……」といった場合でも弊社にご相談ください。弊社にご相談いただきましたら、お客様のご要望にあった業者をご紹介することが可能です。

エアコン修理料金相場!メーカーより電気工事業者が費用が安い場合も

エアコン修理料金相場!メーカーより電気工事業者が費用が安い場合も

エアコンの調子が悪く、「故障したかもしれない」と思ったときには、まず自分でわかる範囲で点検をしてみましょう。ある程度自分で点検することで、修理が必要かどうか判断できる場合があるからです。故障箇所によって修理にかかってくる費用も変わってきますが、点検をして故障箇所を把握しておけば、費用の目安をあらかじめ知ることもできます。

このコラムでは、自分でできるエアコンの点検方法、エアコン修理を業者に頼んだ場合の費用の目安、費用を抑えるポイントを解説します。ぜひ最後までご覧ください。

エアコンが故障しているか自分で確かめよう

エアコンが本当に故障しているか、どこが故障しているかの点検は業者に頼んでしてもらうこともできますが、業者の場合は点検だけでも費用がかかることがあります。自分で点検ができればその分の費用を抑えられますし、原因によっては自分で対処できることもあるのです。

まずは自分でできる範囲で、故障しているのか確かめてみましょう。点検する箇所とポイントを解説します。

電源やリモコンの確認

電源やリモコンの確認

エアコンが動かないときには、落ち着いて電源を確認してみましょう。はじめに確認しておきたい箇所を解説します。

・コンセント
コンセントが抜けていることもあります。とくに増設したエアコンの場合、延長したコードの接続部分が外れているというのもよくあることです。

・ブレーカー
多くの家庭にはエアコン専用のブレーカーがついています。エアコンだけのブレーカーが落ちているという可能性もあるので、プレーカーボックスのなかの「エアコン」などと書かれたスイッチの状態を確認してみましょう。

・リモコン
エアコン本体ではなく、リモコンの故障、あるいは電池切れということもありえます。原因がリモコンにあるのかを確認するには、「応急運転」をしてみましょう。応急運転は、リモコンを使わずに本体のスイッチを直接押して電源を入れる方法です。

室内機のカバーを開けると、応急運転のスイッチがあるはずです。このスイッチを押して電源が入れば、原因はリモコンにあるということになります。応急運転の方法は機種によって異なりますので、取扱説明書を確認しましょう。

室内機の点検

エアコンの故障が疑われる場合には、室内に取り付けられているエアコン本体を点検していきます。点検する箇所をひとつずつみていきましょう。

・エラーコード
電源は入るものの、途中で止まってしまう、動きがおかしいという場合には、エアコンがなにかしらの異常を検知して運転をストップしていることがあります。室内機のパイロットランプやデジタル表示には、異常を知らせるエラーコードが表示されます。

取扱説明書にそれぞれのエラーコードの意味が解説されているはずですので、確認してみましょう。コンセントを抜いて10分ほど待ち、再びコンセントを差して電源を入れるといったん直ることが多いです。通電を遮断することで、設定がリセットされるのです。

ただ、異常の原因を解消しなければ再び止まってしまいますので、まずは原因を突き止めましょう。業者に修理を依頼する場合には、表示されていたエラーコードを伝えると作業がスムーズになります。

・エアフィルター
室内機のカバーを開けたところにあるエアフィルターが目詰まりをしていると、負荷がかかって故障の原因になります。ホコリが溜まっている場合には掃除機で吸い取るか、水洗いをしてきれいにしましょう。

・ドレンホース
運転中に室内機から水漏れしているという場合には、室内機から室外へつながるドレンホースがつまっているおそれがあります。ドレンホースは業者に頼んで洗浄、交換してもらうことができます。

・吹き出し口
室内機の吹き出し口に手を当ててみて、風が出ているか、冷たい風や暖かい風が適切に出ているかを確かめてみましょう。適切に風が出てきていないという場合、風を送り出すファンモーターや熱を循環させるポンプであるコンプレッサーに異常があることが考えられます。この場合も自分で対処することは難しいので、業者にみてもらうのがよいでしょう。

室外機の点検

屋外に設置してある室外機も、室内機と同様に重要なエアコンの一部です。しっかり点検をしておきましょう。

・周辺
室外機の周辺にものが置いてあって風通しが悪いと、熱を効率的に発散できなくなって負荷がかかります。室外機の正面や側面、上面にはものを置かないようにしましょう。

・フィン
室外機の裏面には、薄い金属板が何枚も並んだアルミフィンという部品があります。このフィンに汚れがついて目詰まりしていると、熱交換の効率が悪くなり、故障の原因になるのです。汚れている場合は、掃除機や歯ブラシなどで隙間につまった汚れを取り除きましょう。

・ガス漏れ
エアコンの室外機と室内機をつなぐ冷媒管というホースのなかには、冷媒ガスが充填されています。このガスが循環することで、室内の空気を冷やしているのです。冷媒管の損傷などによって冷媒ガスが漏れてしまうと、空気を冷やせなくなってしまいます。

ガス漏れが疑われる場合には、ホースの接続部分に洗剤を薄めたものをかけてみましょう。ガスが漏れていれば、その部分が泡立ってくるはずです。ガスの補充は自分でも可能ですが、専用の機材が必要ですので、プロに任せたほうが無難でしょう。

自分で点検をしてみても今ひとつどこが悪いのかわからないといった場合には、やはりプロにみてもらうのが確実です。弊社ではエアコン修理ができる電気工事業者をご紹介しています。作業前の調査や見積りを無料で実施していますので、不調の原因がわからない場合にはご利用ください。

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エアコン修理料金の目安とできるだけ抑える方法

エアコン修理を業者などに依頼するとなると、費用がどれくらいかかるのか気になるところです。一般的な料金相場と、費用をできるだけ抑えるためのポイントをご紹介します。依頼をする前に確認してみてください。

故障箇所別エアコン修理料金の相場

故障箇所別エアコン修理料金の相場

メーカーや修理業者に依頼した場合のエアコン修理の料金は、故障箇所や作業内容ごとに設定されていることが多いです。そのため、故障箇所が複数あるような場合は、全体の費用が高額になることもあります。一般的な相場を確認して、どれくらいの費用がかかりそうかイメージしておきましょう。

エアコン修理の料金相場
症状 おもな修理箇所 料金
電源がつかない リモコン 5,000円~15,000円程度
本体側のリモコン受光部 10,000円~20,000円程度
室内機の基板 20,000円~30,000円程度
風が出ない 室内機のファンモーター 20,000円~30,000円程度
コンプレッサー 40,000円~70,000円程度
室外機が動かない 室外機の基板 20,000円~40,000円程度
室外機のファンモーター 20,000円~30,000円程度
水漏れ ドレンホース 10,000円~20,000円程度
ガス漏れ 冷媒管 60,000円~100,000円程度

修理料金を抑える方法1.メーカー保証を確認しよう

多くの製品には一定期間、メーカーの製品保証がついています。この期間内に故障した場合には、無償で修理をしてもらえる可能性があります。製品を購入した際についてきた保証書に期間と修理の依頼先が記載されているはずですので、確認してみましょう。

もしも保証期限が過ぎてしまっていた場合には、通常と同じ有料の修理を依頼することになります。また、保証の適用には一定の条件があり、故障の原因が使用者の過失にある場合には有料になってしまう場合もあります。保証書をなくしてしまった場合や適用範囲内か自信がないという場合には、製品を購入した販売店に問い合わせてみるのがよいでしょう。

修理料金を抑える方法2.電気工事業者を選ぼう

無償での修理が難しいなら、メーカーや販売店に依頼するよりも電気工事業者のほうが費用が安く済むことが多いです。大手のメーカーに比べて小規模な電気工事業者の場合、価格競争が激しいので、基本的な料金が低めに設定されている傾向にあります。

販売店に修理を依頼した場合、結局販売店がメーカーなどに修理を委託することになり、中間マージンによって余計に費用が高くなることもあります。直接修理をしてくれる電気工事業者に依頼すれば、最小限の費用で修理をすることができるのです。

また、電気工事業者でも業者によって料金設定はまちまちです。いくつかの業者を比較することで、より料金の安い業者を選べます。好きな業者を直接選べるのも、電気工事業者に修理を依頼するメリットだといえます。

業者をどのように選べばよいのかわからないという場合には、弊社にご相談ください。弊社には全国に多くの加盟店がありますので、最適な業者をご紹介することができます。

買い替えたほうがお得な場合も!

エアコンの寿命は、一般的に10年程度といわれています。メーカー保証を超えている場合は修理費用が高くなるので、修理するよりも新しいものに買い替えたほうが安い場合もあるのです。エアコン買い替えのポイントをみていきましょう。

エアコンを買い替えたほうがよい目安

エアコンを買い替えたほうがよい目安

エアコンを修理したほうが安いのか、買い替えてしまったほうがよいのかを判断するのは、とても悩ましいところです。最近ではインターネットなどで40,000円程度から購入できるエアコンがあります。修理費用が新品のエアコンの費用を超える場合には、買い替えのタイミングでしょう。

コンプレッサーや冷媒管など、エアコンの重要な部品が故障している場合、修理費用が高くなります。そもそも修理では対応できないということもあります。以下のような兆候がみられる場合には、買い替えたほうがお得になることが多いでしょう。

  • 冷暖房の効きが悪い
  • 調子の悪い期間が長い
  • 頻繁にブレーカーが落ちる
  • 型が古い

このような症状がある場合、エアコンの寿命が近いと考えられます。とくに10年以上使用しているエアコンの場合、交換用の部品がないということもあります。思い切って買い替えを検討してもよいころでしょう。

新しいエアコンにすると、冷暖房の効率がよくなります。それによって電気代が節約できて、長い目で見てもお得になることがあるのです。買い替えを検討してみるのも、費用を抑える方法のひとつなのです。

エアコンを安く交換する方法

電気工事店を活用することで、街の電気店や家電量販店を利用するよりもエアコンを安く交換できます。インターネットなどでエアコン本体だけを安く購入し、取り付け工事は電気工事業者に直接頼むのです。

街の電気店や家電量販店でエアコンを購入すると、基本的に取り付け工事もセットになっています。街の電気店の場合、営業規模が小さいためエアコン本体の大きな値下げなどをしにくく、価格が高めである傾向があります。対してインターネットで販売されているエアコンは店舗や販売員がいないため、コストがかからない分価格が安いのです。

家電量販店は本体の価格は安くなっていますが、取り付け費用には工事を担当する業者に支払う中間マージンが上乗せされています。また、家電量販店の場合、取り付け工事をおこなう業者は選ぶことができません。しかし電気工事業者に直接頼むのであれば、料金を比較して自分で業者を選ぶことができるのです。

エアコン本体をインターネットで安く購入し、取り付け工事の業者も費用の安いところを選ぶことで、費用を各段に抑えられる場合があります。ぜひご自分でもいろいろな業者を比較してみてください。

弊社ではエアコンの取り付けに対応している電気工事業者を、無料でご紹介しています。業者をどう探せばよいかわからないという場合には、お気軽にご相談ください。