LEDシーリングライトの取り付けは意外と簡単にできます。ただし、取り付ける前には、天井の配線器具を確認してみることが必要です。天井にLEDシーリングライトを取り付けるための配線器具がついていない場合には、自力での作業が不可能だからです。
配線器具がついていれば、誰でも簡単に取り付けることができます。当コラムでは、LEDシーリングライトの取り付け手順に加えて照明器具の選び方も紹介していますので、参考にしてください。
LEDシーリングライト(照明器具)取り付けの前に
天井についている照明の交換や取り付けは、意外と簡単です。ただし、条件によっては自力での作業が不可能で、電気工事の資格を持ったプロに依頼しなくてはならない場合もあります。
LEDシーリングライトの取り付けを自力でできるかを確かめるために、まずは天井についている配線器具を確認してみましょう。また、確認作業さえも難しい以下のような場合は、無理をしないで業者にシーリングライト取り付けを依頼しましょう。
- 吹き抜け天井など高所で届かない場所
- 階段や屋根裏など、傾斜のある天井
- 天井に格子や飾り物があって、取り付けがむずかしい場合
天井についている照明器具・アダプタを外して確認しよう
LEDシーリングライトの取り付けには、ローゼットや引掻シーリングといった配線器具が必要です。ローゼットや引掛シーリングは、半径10㎝ほどの丸い形や四角い形になっているものがあります。それらの器具が天井についているかどうかを確かめてください。
古いシーリングライトがついている場合には、外して確かめましょう。LEDシーリングライトの外し方は以下の手順でおこなってください。
【LEDシーリングライト取り外し手順】
- 照明のスイッチを切る
- 照明のカバーを外す
- コネクタの配線を外す
- シーリングライトを支えながら真ん中にあるレバーを広げてロックを外す
- シーリングライト本体とアダプタ(シーリングライトの付属器具)を外す
電気工事が必要ならプロに任せよう
天井に配線器具がついていなくて配線だけがむき出しになっている場合は、電気工事が必要になります。電気工事をおこなうときには電気工事士の資格が必要ですので、自力でおこなってはいけません。
「古い照明器具が外せない」「天井に配線器具がついていない」など、自力での作業ができない場合は、シーリングライトの取り付けを業者に依頼しましょう。弊社では、お客様のご希望に合わせて業者を紹介するサービスをおこなっております。
ご希望の時間に取り付けや電気工事をおこなえる業者をお探しの場合は、気軽にお電話ください。
LEDシーリングライト(照明器具)取り付け手順
天井に配線器具がある場合は、自力での取り付けにチャレンジしてみましょう。作業自体は難しくありませんが高いところでの作業となりますので、脚立や安定感のある椅子などを準備して安全におこなってください。
【LEDシーリングライト取り付け手順】
- LEDシーリングライトに付属されているアダプタを配線器具にはめ込む
- アダプタにコネクタ端子を差し込む
- LEDシーリングライトの本体をアダプタに取り付ける
- LEDシーリングライトのカバーをセットする
LEDシーリングライト(照明器具)の選び方
シーリングライトは比較的簡単に取り付けができるので、好みのタイプのものに交換してみるとよいでしょう。
しかし部屋にあったものを選ばないと、思っていたよりも眩しかったり、または暗かったりと快適に過ごすことができない場合があるので注意が必要です。ここでは、失敗しないシーリングライト選びの手順を紹介するので参考にしてください。
【1】部屋の広さ・明るさから選ぶ
一般的な部屋の明るさ目安は、「30Wの明るさ×畳数」だといわれていますが、照明器具を選ぶときには、パッケージに「〇~〇畳用」などと表示がされていますので、それを参考にして選ぶとよいです。この表示は「住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」に沿っていますので信頼してよいでしょう。
白熱電球や蛍光灯よりも消費電力の少ないLEDは、ワット(W)で明るさを表示することができません。LEDシーリングライトの明るさは、ルーメン(lm)という単位で示されます。部屋の明るさ目安は「400lm×畳数」です。ルーメンの数値が高いほど明るくなります。
各メーカーから出されているLED照明器具には、ルーメンでの明るさ表示がありますので参考にして選びましょう。
【2】機能から選ぶ
LEDシーリングライトには、さまざまな機能がついた商品が販売されています。よく選ばれる機能は、調色機能です。リモコンを使って、照明の色を暖色系に変えたり真っ白に変えたりすることができます。
読書や作業をするときには明るく、テレビを視聴するときには少し暗めにするなど明るさを調整したいときには、調光機能が便利です。また、寝室ではタイマー付きの照明を選ぶ方は多いようです。部屋の用途に合わせて機能を考えてみてください。
【3】デザインから選ぶ
LEDシーリングライトは基本的にシンプルなデザインのものが多いですが、よく見ると細かな違いがあります。そのため、設置する部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
たとえば、和室や北欧モダンなインテリアには、部分的に木目をあしらったデザインが合います。また子ども部屋などの狭い空間には、小さくて圧迫感のないデザインを選ぶとよいでしょう。
照明器具選びをするときには、プロの力を借りてみるのもよい方法です。天井の配線器具や新しく照明を増設する際には、電気工事が必要になります。
電気工事を請け負ってくれる業者をお探しのときには、弊社の業者紹介サービスを利用してみてはいかがでしょうか。電話による相談は無料で受け付けております。
近年多くの家庭で視聴できるようになっているBS放送ですが、トラブルにより突然見られなくなることがあります。BSが映らないときは、まず原因を特定しましょう。
BSが映らなくなる原因はいくつかあり、それぞれ対処法が異なります。自分で解決できるような小さなトラブルもありますが、業者に作業を依頼しなければならないケースもあるのです。
本記事では、BSが映らない原因を調べる方法を自分で対処できるかどうかも含めてご紹介します。どのようなトラブルが起こっても適切な対処ができるよう、ぜひ参考にしてください。
BSやCSが映らなくなる原因の調べ方
BSが映らなくなる原因は、アンテナの不具合・選局ミス・ケーブルなどの接続不良・天候・受信レベルの低下など複数あります。これらのうち、選局ミスは放送されていないチャンネルをつけてしまっただけなので、チャンネルを変更すれば解決です。
しかし、それ以外の原因は詳しく調べてどうすれば解決するのかを知らなければなりません。チャンネルを変えてもBSが映らない場合は、以下のポイントを確認してみましょう。
エラー表示が出ていたら確認
テレビを視聴している際に出るエラー表示はおもに「E201」「E202」「E203」の3種類です。それぞれの意味と前述したどのトラブルが該当するかを解説します。
・E201
テレビに届いている電波が放送を見るのに不十分な状態です。悪天候による電波環境の悪化が該当します。
・E202
テレビにまったく電波が届かない状態です。アンテナの不具合やケーブルなどの接続不良、受信レベルの低下が該当します。
・E203
電波が弱っているときや選局ミスの際に表示されます。選局ミスの可能性が高いですが、チャンネルを変えても状態が変わらない場合は、上記の2種類と同じような状態になっているかもしれません。
エラー表示は、あくまでもおおまかな原因をあらわすものです。上記をもとに該当する箇所を詳しく調べて原因を特定しましょう。
配線、B-CASカードの確認
配線が緩んだり外れたりしていると、BSは映らなくなります。テレビの裏側や側面にある配線が奥まで差し込まれているか確認しましょう。このとき、接続ミスがないかも一緒に見ておくことをおすすめします。
配線が外れたことがある場合は、配線を戻す際に間違った場所に差し込んでしまったおそれがあります。しっかりと接続されていても場所が間違っていれば画面は映らないので、細かい部分まで注意して調べましょう。
そして、配線を調べている際に断線を発見した場合は、新しいものに交換しなくてはなりません。【配線やアンテナレベルの改善は自分で対処できる】で交換方法を解説しますので、参考にして対処しましょう。
また、B-CASカードが正しく挿入されていない場合もBSは映りません。B-CASカードは受信した放送を見るためにテレビに差し込んで使うカードのことです。通常テレビから抜くことはないのですが、ものがぶつかるなどの衝撃で抜けてしまうことがあるかもしれません。
配線同様テレビの裏側か側面にカードの挿入口があるので奥まで差し込まれているか、差し込む方向や向きが正しいかどうかを確認してみましょう。
アンテナレベルの確認
アンテナレベルを確認することも大切です。テレビのメニューを開いて「アンテナの設定」を選択します。「アンテナレベル」もしくは「電波強度」などの表示が出るので、表示される数値を確認しましょう。
BSを見るためのアンテナレベルは50~81が推奨レベルとされていて、表示された数値がそれ以下の場合はBSが映りません。また、数値が安定しない場合もアンテナレベルの調整をおこなったほうがよいでしょう。アンテナレベルの改善方法は【配線やアンテナレベルの改善は自分で対処できる】で解説しますので、そちらを参考にしてください。
アンテナの設置状況を確認
アンテナの状態によっても、BSが映らなくなることがあります。テレビを確認しても原因がわからないときは、アンテナの設置状況を確認してみましょう。
まずは配線です。テレビ側に問題がなくても、アンテナ側の配線が外れたり緩んだりしていればテレビに信号は届きません。奥までしっかりと差し込まれているか見ておきましょう。
そして、アンテナは電波を正確に受信できるよう方角や角度などの調整をおこなっています。強風などで傾くと電波がうまく受信できなくなってしますので、設置したときと角度などが変わっていないか確認してください。
また、雪が積もったり近くに建物が建ったりして障害物になっていないかも重要なポイントです。アンテナの前に障害物があると、上記と同様うまく電波が受信できなくなります。
アンテナの傾きや障害物による受信環境の悪さは、自分で解決するのが難しい内容です。場合によってはアンテナを設置し直さなければならない場合もあるので、業者に相談してみましょう。
原因がわからないときは業者に相談
ご紹介したポイントを確認しても原因がわからない場合は、早めに業者に相談したほうがよいでしょう。アンテナに関しては、見た目には変化がなくても劣化や寿命が原因で不調が出ているという可能性もあるのです。
アンテナの寿命は、約10年といわれています。10年以上BSアンテナを使っていて起こったトラブルであれば、寿命かどうかも含めてプロの目で調べてみる必要があるでしょう。
業者選びは弊社におまかせください。電話一本で全国の加盟店からご相談内容に適した業者をご紹介いたします。
配線やアンテナレベルの改善は自分で対処できる
前述配線やアンテナレベルが原因でBSが映らない場合は、自分で対処することができます。まずは断線した配線の交換方法からご紹介しましょう。
テレビにつなぐ配線には、さまざまな種類があります。テレビやアンテナに合わないものを選んでしまうと購入しても無駄になってしまうので、古いケーブルを調べて同じものを購入しましょう。古いケーブルをお店に持っていって店員さんに確認すると間違えることがないのでよいかもしれません。
機器に合うケーブルを購入したら、あとはもとあったケーブルと同じように接続するだけです。つなぐ場所を間違えたり奥まで差し込まなかったりするとケーブルを交換してもBSは映らないので、細部まで注意して作業しましょう。
アンテナレベル改善はブースターを調整
ブースターとは、弱い電波を増幅させるための機器です。BSが映らなかったり映像が安定しなかったりする際に取り付けると、電波が強くなり安定して電波を受信できるようになります。
しかし、調整が正しくおこなわれていないと、アンテナレベルは安定せずBSが映らないという状態になってしまうのです。ブースターについているつまみを操作して数値を変えることができるので、アンテナレベルを確認しながらBSの推奨レベルである50~81になるように調整しましょう。
また、自分で原因を調べた結果、配線やアンテナレベルの不具合を直せばよいと判断しても、別のトラブルが併発しているおそれがあります。上記の対処法をおこなっても症状が直らない場合は、別の原因を特定するためにも業者に相談したほうがよいでしょう。
弊社では、アンテナ工事はもちろんさまざまな電気工事をおこなえる業者をご紹介することができます。正確な原因がわかるよう現地調査をおこなう業者も多く存在しますので、ぜひ一度ご相談ください。
アンテナに原因がある場合は業者に依頼
アンテナが傾く、雪などが積もる、障害物が増えたなどのアンテナ本体に関わることが原因でBSが映らない場合は、業者に相談するのがおすすめです。
アンテナの傾きは、わずかなずれであれば方角や角度を調整するだけで解決します。しかし、アンテナを支える支柱が傷むことによって傾いたものは、本体を付け直す必要があるでしょう。
また、障害物が増えたことにより電波が受信できなくなってしまった場合も、アンテナの付け直しが必要です。木が伸びた程度なら木の先端を切れば解決しますが、建物は移動させることができません。BSの電波を受信できる高く開けた場所に移設することをおすすめします。
アンテナ工事を業者に依頼するメリット
BSアンテナを設置している場所は、ベランダや屋根の上が一般的です。ベランダの場合は手が届く場所なので、角度調整をする程度であれば自分でおこなうことができるかもしれません。
しかし、アンテナの調整は細かく、小さなずれでも電波が不安定になるおそれがあります。素人が的確に調整をおこなうのは難しいため、業者への依頼をおすすめします。
また、どちらに設置してあった場合でも、移設や付け直しなどは高所での作業になるため危険がともないます。安全に作業をおこない安定してBSが映るようにするためには、プロの力を借りるのが最適なのです。
アンテナ工事を業者に依頼した場合の費用相場
アンテナ工事の依頼を考えたとき気になることは、やはり費用ではないでしょうか。調整や修理でよい場合と移設をおこなう場合では費用が異なります。
アンテナが傾いたときに調整を依頼するだけの場合、費用は約3,000~10,000円、部品など修理が必要な場合は約8,000円、移設は約15,000~20,000円が相場です。
そして、上記の費用に加えて業者によっては見積り費や出張費がかかるケースがあります。弊社では見積りを無料でおこなう業者のご紹介もできるため、費用を抑えてアンテナ工事をおこなうことができるでしょう。詳しい原因を調べて素早くトラブルが解決できるように、ぜひ弊社にお電話ください。
換気扇の取り付けや交換は、工事に資格が必要なため業者に依頼しなくてはなりません。換気扇工事では電気配線を扱います。コンセントの増設が必要なケースもあるでしょう。そういった作業を知識のない人がおこなうのは、感電や漏電といった事故が起こるおそれがあり危険です。
また、換気扇が設置されている場所は高所なことも多いので、足場も安定しておらず慣れない作業をおこなうのは難しいでしょう。
本記事では、換気扇工事の方法や自分で作業をおこなう危険性、業者に依頼した場合の費用相場などさまざまな情報をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
配線やコンセント増設に関わる換気扇の取り付けは資格が必要
「ペットを飼っていてニオイが気になる」「既存の換気扇が壊れてしまった」など、換気扇の取り付けが必要になる場面はさまざまです。しかし、電気配線を扱う作業が必要な工事は、法律上電気工事士の資格が必要になります。
また、コンセントが近くにない場所に換気扇を取り付ける場合は、コンセントの増設工事も必要です。コンセントの増設も同様に資格が必要なため業者に相談しましょう。
資格が必要な理由は、電気工事の方法や扱う電線などに関する知識や技術のない方が作業をおこなうと事故を起こす危険性があるからです。誤って通電している電線に触れれば感電してしまいますし、作業中にどこかで漏電したら火災の原因になるというリスクもあります。
まずは、資格は持っているけど作業方法がわからないという場合の換気扇の取り付け方をご紹介します。無資格でも取り付けられるものが知りたい場合は、【窓用換気扇は自分で取り付けができる】を参考にしてください。
業者に依頼しなければならない場合は、【業者に依頼したときの費用相場】にて費用相場の確認をして、検討してみてはいかがでしょうか。
資格を持っている場合は自分で換気扇を取り付けてみよう
ここでは、これまで換気扇がなかった場所にプロペラタイプの換気扇を取り付ける場合の作業方法を解説します。まずは、事前準備として以下のものを用意しましょう。
・換気扇
大きさやコードの長さなどを設置場所に合わせて考えて購入しましょう。
・コンセント
新しい場所にはコンセントがない場合が多いので、新たに設置するコンセントを購入しておきましょう。
・電動ドリルとノコギリ
壁を切る際に使用します。どちらかだけでは穴を開けるのが難しいので、両方用意しておきましょう。
・ペンもしくはマスキングテープなど
壁穴を開ける場所のマーキングに使用します。自分が使いやすいものでかまいません。
・木枠
壁穴の周りを囲うために使用します。木材を購入して、壁穴の大きさに合わせて切ればピッタリのサイズを作成できます。部屋側の木枠は、換気扇本体よりひと回りほど大きく作っておきましょう。そうすることで、換気扇を木枠に固定できて壁穴と換気扇の隙間もふさげるのでおすすめです。
・屋外用のフード
屋外側は、換気扇のフードがないと雨ざらしになってしまうため、換気扇のサビつきや劣化が早くなるおそれがあります。また、雨風が家の中に入らないようにするためにも、屋外用のフードを用意しておきましょう。
・コーキング
木枠やフードだけでは壁穴との間に隙間が残ってしまうので、それをふさぐために使用します。
・ドライバー
素早く作業を進めたい場合は、電動のドライバーを用意しておくのがおすすめです。
上記のものが準備できたら作業をはじめましょう。工程は以下の通りです。コンセントの増設作業が必要な場合は、ブレーカーはオフにしてから作業してください。
1.壁に穴を開ける
最初にペンやテープなどで、どこに穴を開けるか印をつけます。そして、印に合わせてドリルで穴を開けたあと、すべての穴を通るようにノコギリの刃を入れて壁を切りましょう。このとき、換気扇のコード長さを考えつつコンセント増設用の穴も一緒に開けておきます。
2.コンセントの増設
コンセントは、新たに配線をおこなう方法とすでに使っている回路から分岐させるように配線する方法があります。該当する回路で使える電気の容量などを計算する必要があるので、容量を超えないように考えて配線してください。配線できたらコンセントと接続して壁に固定し、カバーを被せてコンセントの増設完了です。
3.木枠を壁穴にはめ込む
コンセントの準備ができたら、後は換気扇の取り付けです。まず事前に換気扇と壁穴の大きさに合わせて用意した木枠を壁穴にはめ込むのですが、木枠をはめ込んだだけでは外壁との間には隙間ができてしまいます。コーキングで隙間をふさいでおきましょう。
4.フードを取り付ける
フードは、ビスで固定できるようになっています。壁穴の部分をおおうようにセットしたら、枠をビス止めしましょう。さらに、よりしっかりと雨風を防ぐためにフードの枠の部分もコーキングしてください。
5.換気扇本体を取り付ける
換気扇は、一度分解して土台から順に取り付けます。まずは土台を木枠に固定して、次にプロペラの枠となる部品、そしてプロペラ、最後にカバーです。すべての部品を取り付けたら、コンセントにプラグを差し込んで動作確認をしましょう。無事に換気扇が回れば完了です。
換気扇の取り付け位置には注意が必要
ご紹介した方法で取り付けることができるのは、外と直接つながっているタイプの換気扇です。換気扇を設置した場所の近くに隣家や飲食店の排気口などがあると、換気扇を回すたびにそこからのニオイが入ることがあります。
それでは換気ができるようになっても快適な生活にはならないので、事前に周囲の環境などは確認しておきましょう。
そして、上記の作業を自分でおこなうのは難しそうだと感じた場合は、業者に依頼する必要があります。まずは弊社にご相談いただき、お電話にて希望などをお聞かせください。状況に応じて適した業者を手配いたします。
窓用換気扇は自分で取り付けができる
基本的には電気配線を扱ったりコンセントを増設したりするために資格が必要な換気扇取り付け工事ですが、無資格でも取り付けができるものもあります。それが窓用換気扇です。
窓用換気扇とは、その名の通り窓にはめ込むようにして使う換気扇のことで、電源はコンセントから取ります。そのため無資格で取り付けはできますが、窓の近くにコンセントがないと設置できません。取り付けたい窓の近くにコンセントがある場合は、以下の方法で取り付けてみましょう。
1.換気扇を組み立てる
窓用換気扇の多くは、換気扇本体の下に窓の大きさに合わせてサッシを組み合わせるようになっています。本体下部のネジをゆるめて、サッシを取り付けましょう。
窓の大きさに合わせてサッシの高さが調整できたら、付属のパネルを組み立ててはめ込みましょう。サッシの調整方法などは、付属の取扱説明書をご確認ください。
2.換気扇を取り付ける
組み立てた換気扇は、まず下部を窓にはめ込みます。そして、上部の換気扇本体側を後からはめ込んだら、本体の両サイドについている締め付け用のネジを締めて、がたつきがないように固定しましょう。最後にコンセントを差し込んで動作確認をして、問題なく動けば完了です。
窓用換気扇で解決するトラブルなら、取り付け方法は難しくないので、素人でも作業できるでしょう。しかし、窓の近くにコンセントがない場合など、状況によっては設置できない可能性もあります。
そのときは、安全・確実にトラブルを解消するため、業者に換気扇の取り付けを依頼しましょう。業者を探すのが面倒という場合は、弊社がご相談に乗ります。お急ぎの方には迅速な対応ができる業者をご紹介しますので、いつでもお気軽にお電話ください。
業者に依頼したときの費用相場
換気扇の取り付けや交換を業者に依頼した場合、費用の差は設置場所や取り付ける換気扇の種類によって変わります。性能がよいものや大きさのあるものは費用が高い可能性が高いので、覚えておきましょう。ここでは、設置場所ごとにおおまかな費用相場をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
トイレの換気扇|天井・壁
トイレの場合は、元々の換気扇が取り付けられている場所によって費用が異なります。天井の場合は約10,000~30,000円、壁の場合は約8,000~20,000円が相場です。
人感センサー付きなど換気以外の機能がついたものを取り付ける場合は、換気扇本体にかかる費用が増えるので、工事費も含む全体の工費も高めになります。
キッチンの換気扇|プロペラファン・シロッコファン
キッチンの換気扇は、外と直接つながっているタイプのプロペラファンを使用している場合と、ダクトを使って換気をおこなうシロッコファンを使用している場合があります。
そして、同じタイプの新しい換気扇に交換する場合は約30,000~40,000円が相場です。しかし、故障などをきっかけに別のタイプに交換したいとなると、工事内容が複雑になるため10万円を超える工事になる場合もあります。
浴室の換気扇
浴室の換気扇は、特別な機能がついているものでなければ、約20,000~30,000円で取り付け可能です。しかし、なかには暖房機能がついた換気扇なども存在します。そういった機能がついたものは少し高めになるでしょう。
なお、ここまででご紹介した費用はあくまでも相場です。前述の通り、換気扇の大きさや機能、設置場所、業者などによって細かい金額は変わります。コンセントの増設が必要な場合は、そのぶんの費用も追加で必要です。
詳しい金額を知るためには、業者から見積りを取る必要があります。また、費用を少しでも安くしたいという場合は、複数の見積りを比較検討するのもよいでしょう。
しかし、自分でいくつも業者を探すのは手間に感じる方もいるのではないでしょうか。そのときは、ぜひ弊社にご相談ください。弊社には、全国に数多くの加盟店が存在しますので、お近くの業者をいち早くご紹介することができます。見積り無料の業者を選んでご紹介することもできるので、まずは無料相談窓口にご連絡ください。
業者選びはおまかせください!
ここまでで、換気扇工事が素人には難しいことや有資格者しかおこなえない作業があること、業者依頼の際の費用相場についてご紹介してきました。
しかし、実際にどのような流れで工事がおこなわれるのか、わからなかったり不安を感じたりする方もいるでしょう。そこで、最後に業者に相談してから工事完了までの流れを解説します。
1.業者に相談
手段は、電話やメールなどさまざまです。自分が相談しやすい方法から、業者を選んでみてもよいかもしれません。ただし、電話であれば話し方などから業者の雰囲気を感じ取ることができるので、そういった点が気になる方には電話をおすすめします。
2.見積り
詳しい費用とその内訳がわかるので、内容をよく確認しておきましょう。なお、見積りはご相談内容から概算で出してくれることもありますが、事前に現場がわかっていないと当日に追加料金が発生するおそれがあります。現地調査に来て見積りを出してくれる業者に依頼すると、必要な工事がはじめからわかるのでよいでしょう。
3.施工日の決定
見積り後、内容や金額に納得のいく業者が見つかったら正式に施工を依頼します。業者と日程調整をして、施工日を確定させましょう。
4.当日施工して支払い
当日は約束の時間に業者の担当者が作業に来ます。そして、作業内容を改めて確認したら作業開始です。作業が終わったら依頼者に施工後の状態を確認してもらい、問題なければ完了になります。
支払いのタイミングや方法は業者によってさまざまです。作業後にその場で支払いという場合もあれば、作業前に支払いをおこなうケースもあります。振込がよいという業者もあるかもしれません。気になる方は正式な作業依頼の際に確認しておくとよいでしょう。
弊社がご紹介する業者の多くは、上記のような流れで作業をおこないます。現地調査をおこなう業者も数多くいるので、正式な依頼後には追加料金が発生することもほとんどありません。
換気扇取り付けだけでなく、付随する電気工事があった場合も対応できる業者を手配しますので、安心してご利用ください。
キッチンに設置されている換気扇やレンジフードは、使用していくにつれて家電と同じように消耗していきます。いずれは不具合が生じて故障してしまうでしょう。そのため、新しい換気扇への交換を検討するのであれば、さまざまな商品を見ることをおすすめします。
なぜなら、キッチンの換気扇やレンジフードは多種多様で、商品によって機能や価格が異なるからです。このコラムでは新しい換気扇、レンジフードに交換する際に役立つ情報をお届けします。交換にかかる費用も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
キッチンの換気扇・レンジフードの種類と特徴
換気扇やレンジフードには、さまざまな種類が存在します。新しいものへの交換を検討しているのであれば、まずはどのような種類があるのかを確認しましょう。なぜなら種類を把握することは、自宅の環境に最も適した機能をもつ設備を見つけるための手助けとなるからです。
換気扇の種類【プロペラ型・シロッコ型・ターボ型】
排気の役割を担うキッチンの換気扇には、3つの種類が存在します。それはプロペラ型・シロッコ型・ターボ型です。それぞれ特徴があるので、以下の説明を参考にしてみてください。
プロペラ型
プロペラ型は、扇風機と同様の構造をもつファンのことです。扇風機が正面に風を送る構造になっているのに対して、プロペラ型は外に向かって風を送るように設置されています。排気する能力が高く、比較的安価なのが特徴です。その反面、屋外で強い風が吹いていると排気能力が低下してしまうというデメリットもあります。
シロッコ型
プロペラ型とは形状が大きく異なり、円筒のような形状のファンで空気を排出します。円筒の外周は薄い板を等間隔に並べることによって形成されていて、水車のような形をしています。この円筒が回転することによって、排気をする機能がはたらくのです。プロペラ型より排気能力は劣りますが、屋外の環境に左右されないという強みがあります。
ターボ型
ターボ型はシロッコ型に似た形状をしていますが、シロッコ型よりも薄くて羽の数が少ないファンであることが特徴です。また、シロッコ型と比べて排気能力が高いというメリットがありますが、駆動音が大きいと感じる方もいるようです。
レンジフードの種類【ブーツ型・スリム型・フラット型】
レンジフードは、換気扇の機能だけではまかなえない煙の取り込みや、油の除去をおこなうことができます。換気扇と同じように3つの種類があるので、自宅に合うものを選んでみましょう。
ブーツ型
ブーツ型は、煙の取り込み口が広く立体的な構造をしたレンジフードです。一般的に普及している種類であるため、スタンダード型とも呼ばれています。ただ、立体的な構造が故に掃除がしづらいという不便な点があります。
スリム型
スリム型は、その名のとおりすっきりした構造をしています。ほとんど内部の構造がないため、掃除が簡単でインテリアとしても優秀です。機能よりも部屋の雰囲気との兼ね合いを重視したいという方にはよいのではないでしょうか。
フラット型
フラット型は、上下にスペースを取らない構造になっています。とても薄型に設計されているため、キッチンに圧迫感を出したくないという方におすすめの種類です。ただし、内部構造が複雑なので、スリム型と比べて掃除が大変だといえるでしょう。
最新レンジフードは便利機能をたくさん搭載!
最新のレンジフードは本来の機能が優秀なだけでなく、使用者が管理しやすくなるような便利な機能を搭載したものがたくさんあります。例としては、コンロの点火と同時にレンジフードが作動する「連動換気機能」や、フィルターの掃除が不要になる「ノンフィルター」などが挙げられるでしょう。
このような便利機能は、レンジフードの種類ではなくメーカーや商品によって異なります。そのため、気になる機能があったらその機能をもつレンジフードに絞って探してみるのもよいかもしれませんね。レンジフードの交換は大掛かりな作業になるため、業者に依頼することをおすすめします。
優良業者を探す際には、ぜひ弊社をご利用ください。換気扇用のコンセントの追加やレンジフードの設置といった作業をおこなうことのできる業者をご紹介します。日本全国無料で電話相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
換気扇・レンジフード交換工事の注意点・費用相場
キッチンの換気扇・レンジフードの種類や特徴については、前の章で紹介したとおりです。ご自宅の環境に合ったものを見つけたら、取り付けの作業を業者に依頼しましょう。ただし、依頼を出す際にはいくつか注意事項があるのです。そのため、ここでは工事にかかる費用相場の紹介と共に、注意事項についても紹介していきます。
レンジフード交換工事の費用相場
レンジフードの基本的な交換費用は、約3万5,000円~4万5,000円前後です。ただし、この工事費用は、レンジフードを交換することのみとなります。つまり、プロペラ型の換気扇からシロッコ型やターボ型に変更するようなケースでは、別途費用がかかることがあるということです。
換気扇の型を変更する場合は空気の通り道であるダクトの確保や取り付け口の工事などが必要になるため、一律で費用を提示することができません。工事現場の状況によってかかる費用の総額は変わるので、詳細な料金を知りたい方は業者に連絡して見積りをとることをおすすめします。
工事費用の内訳
業者に工事を依頼した際の費用には、さまざまなものが含まれています。業者によって費用の細かな内訳や割合は異なりますが、おおよその業者が提示する費用の内訳を確認しておきましょう。
- 換気扇やレンジフードの本体代金
- 既存の設備の撤去費用
- 取り付け作業費用
- 電気工事費用
- 交通費や出張費などの諸経費
こうした工事費用の内訳は、実際に見積りを確認しないと詳細を把握することができません。そのため、見積りによって工事費用の総額を確認するまでは、ひとつの業者を信頼しすぎないようにしましょう。
弊社のサービスをご利用くだされば、電気工事士の資格をもったプロが現地調査をおこない、無料で見積りを提示させていただきます。見積りを確認して工事を依頼するかどうか決めることができるので、安心して工事を任せることができるでしょう。
こまめな掃除で換気扇・レンジフードを長持ちさせよう
キッチンの換気扇やレンジフードは、定期的に掃除をおこなうことをおすすめします。なぜなら、換気扇やレンジフードが不具合を起こす要因のひとつに「汚れの付着」があるからです。以下で挙げる道具で掃除をおこない、清潔で機能的なキッチンを保ちましょう。
- ゴム手袋:手を保護するため
- 重曹水の入ったスプレー:しつこい汚れを落とすため
- スポンジ:内部構造の汚れを落とすため
- 新聞紙:コンロを保護するため
- ぞうきん:表面の汚れを落とすため
チャレンジ!掃除の手順
キッチンの換気扇やレンジフードの構造は、種類によって異なります。そのため、分解方法は取扱説明書やメーカーの公式ホームページなどをご覧ください。一般的な掃除の手順は以下のとおりです。
- レンジフードの電源を落とす
- コンロに新聞紙を被せる
- 換気扇・レンジフードを分解する
- 分解した部品をお風呂場などの汚れてもよい場所に移動させる
- お湯や重曹スプレーとスポンジで部品を掃除する
- レンジフードの内部・表面を掃除する
- 全ての部品を再度組み立てる
汚れがひどいときはプロの力を借りてみよう
「汚れがこびりついていて除去できない」という場合は、レンジフードや換気扇の清掃ができるプロの力を借りてください。どんなタイプの換気扇やレンジフードでも、約7,000円~1万3,000円前後の費用でキレイに清掃してくれるでしょう。
ただし、頻繁にプロへ依頼すると費用がかさんでしまうので、汚れがこびりついてしまう前に定期的に掃除をすることをおすすめします。
換気扇・レンジフードのトラブルは電気のプロにお任せ!
換気扇やレンジフードのトラブルが発生したら、電気のプロにお任せください。なぜなら、そのトラブルには電気工事士の資格がないと対応できないケースがあるからです。
弊社では、キッチンの換気扇やレンジフードの修理や交換だけでなく、さまざまな電気トラブルに対応できる業者を紹介することができます。「換気扇を交換しようか迷っている……」という方でも、まずはお気軽にご連絡をお待ちしております。
ブレーカーにはアンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーという、3つの種類があります。ブレーカーの種類の違いを知っておくことで、ブレーカーが落ちた際にその原因を突き止められるようになります。
ブレーカーが落ちる原因によっては、放置すると火災につながることもあります。どのブレーカーが落ちたのか、どこに原因があるかを知り、適切に対処できるようになりましょう。このコラムでは、ブレーカーの種類と落ちる原因、対処法について解説していきます。
ブレーカーの種類は3つ
分電盤の中に取り付けられているブレーカーの種類は3つあります。アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーです。ブレーカーは遮断器とも呼ばれ、文字どおり電気を遮断する機器で、それぞれ動作する状況、遮断する範囲が違います。ここではまずそれぞれの役割と仕組みを簡単に解説していきます。
アンペアブレーカー
アンペアブレーカーは、家庭内の消費電力が電力会社と契約したアンペア数を超えたときに動作し、家庭内すべての電気を遮断します。家庭内に引き込まれて最初に通るブレーカーであることから、メインブレーカー、契約ブレーカー、サービスブレーカー、リミッター、とも呼ばれます。
たいていの場合は分電盤の左側に配置されており、一番大きな目立つものがアンペアブレーカーです。
漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは、家庭内での漏電を検知して動作するブレーカーです。漏電ブレーカーが動作すると、家庭内のすべての電気が遮断されます。
アンペアブレーカーのすぐ横に配置されていることが多く、ボタンやランプがついているものが漏電ブレーカーです。
安全ブレーカー
安全ブレーカーは、分岐ブレーカー、子ブレーカーとも呼ばれます。家庭内の配線は、アンペアブレーカー、漏電ブレーカーを通ったあと、キッチン、リビング、浴室といった、各回路に分かれていきます。この各回路ごとに取り付けられているものが安全ブレーカーです。
安全ブレーカーにはそれぞれ動作する電流が設定されており、各回路に流れる電流がその電流を超えたときに動作します。遮断する範囲はその回路だけです。分電盤の右側に、いくつも配置されているスイッチが安全ブレーカーです。
ブレーカーの配置もご紹介しましたが、古い分電盤の場合はブレーカーの配置が異なる場合があります。また、古い分電盤を使用している場合、ブレーカーの劣化が原因でブレーカーが落ちたりすることもあります。火災につながることもあるため、10年以上使用している場合は交換したほうがよいかもしれません。
交換作業には資格や電力会社への連絡が必要ですので、業者に依頼しましょう。業者をお探しの場合は弊社までご相談ください。
落ちたブレーカーで原因が分かる
ここまで紹介したブレーカーの種類と役割を覚えておけば、ブレーカーが落ちた原因が分かります。ここからは、落ちたブレーカーの種類から分かる原因を解説していきます。
アンペアブレーカーが落ちた場合
アンペアブレーカーが落ちた場合は、消費電力の大きい電気製品を同時に使用していることが原因です。アンペアブレーカーが落ちる前に、安全ブレーカーが落ちることもありますが、キッチンとリビングなど、別の場所で消費電力の大きい電気製品を使用していると、安全ブレーカーが動作する前にアンペアブレーカーが落ちます。
この場合は電気の使い過ぎが原因ですので、どこかに異常があるということは少なく、電気製品の電源を切ってアンペアブレーカーを上げるだけで大丈夫です。
漏電ブレーカーが落ちた場合
漏電ブレーカーが落ちた場合は、どこかで漏電が発生しているおそれがあります。そのままブレーカーを上げると、火災につながることもあるため大変危険です。まずは漏電箇所を特定し、対処するようにしましょう。特定と対処方法については後ほど解説します。
安全ブレーカーが落ちた場合
安全ブレーカーが落ちた場合は、電気の使い過ぎ、もしくはショートしていることが考えられます。電気の使い過ぎである場合は、電気製品の電源を切ってブレーカーを上げれば問題ありませんが、ショートしている場合はその場所を特定して対処する必要があります。電源コードの被覆が破れたり、コンセントに異物が刺さっていないか確認しましょう。
また、コンセント周りのホコリによって漏電が起こり発火する、トラッキング現象が発生している場合もあります。ゴミやホコリを取り除いてきれいにしましょう。
2大原因とその対処法
ブレーカーの種類は3つですが、ブレーカーが落ちる原因は、電気の使い過ぎ、そして漏電の2つに分けられます。ここからは、この2つの原因の対処法について解説していきます。
電気の使い過ぎへの対処法
電気の使い過ぎでブレーカーが落ちる場合の対処法は2つあります。ひとつは契約アンペア数の変更、もうひとつは電気の使い方の工夫です。
契約アンペア数を超えてしまうことが原因でアンペアブレーカーが落ちる場合は、契約アンペア数を変更すれば解決できます。
安全ブレーカーが落ちる場合、消費電力の大きい電気製品を使う部屋を変えるか、同時に使わないようにすることで対処できます。また、省電力モードを使うなど電気製品の出力を抑えたりするのもよいでしょう。
なお、アンペアブレーカーは契約容量の変更で交換が可能ですが、安全ブレーカーは基本的に簡単には交換できません。安全ブレーカーは配線を保護するために設置されており、変更するのであれば配線まで交換する必要があるためです。
漏電への対処法
漏電ブレーカーが動作した場合、まず漏電箇所を特定する必要があります。漏電箇所の特定はブレーカーを操作することでおこなえます。
【漏電箇所の特定方法】
1.すべてのブレーカーを落とす
2.アンペアブレーカー、漏電ブレーカーの順で上げていく(復帰ボタンがある場合は押してから上げる)
3.安全ブレーカーをひとつずつ上げていく
4.漏電している場合、どれかを上げたときに漏電ブレーカーが動作する(その回路が漏電している)
5.漏電している回路(部屋)が分かったら、その部屋以外のブレーカーを全て上げる
6.漏電している回路につながるコンセントをすべて抜く
7.漏電している回路の安全ブレーカーを上げる
8.ゴム手袋をつけ、外したコンセントをひとつずつ挿していく
9.ブレーカーが落ちた場合、その電気製品が漏電の原因
以上の操作で、漏電している場所を絞り込むことができます。なお、手順7の段階で漏電ブレーカーが落ちた場合、電気製品ではなく配線から漏電しています。業者を呼んで修理してもらいましょう。
原因が分からない場合
上記の特定方法は、必ず特定できるわけではありません。つねに漏電していれば上記の方法が有効ですが、断続的に漏電している場合は意味がありません。また、ブレーカー自体が故障している場合もあります。
そういった場合は、業者に依頼して対処して貰いましょう。業者であれば専用の機器などを使って漏電箇所を特定し、修理して貰うことができるでしょう。いずれにしても、漏電は放置すると火災につながる危険な状態です。すぐに対処しましょう。
弊社では漏電はじめとした電気工事のプロを全国の業者からご紹介することができます。もっとも早く対応できる業者をご紹介することができますので、お急ぎの場合でもぜひご相談ください。
屋外の防水コンセントの取り付けは、電気工事業者に依頼するのが一般的です。なぜなら、防水コンセントの取り付けでおこなう電気配線にふれる作業は、電気工事士の有資格者でないとできないからです。また、取り付け工事では壁に穴をあけるような難しい工程もあるので、専門知識を持った業者に任せたほうが安心でしょう。
この記事では、防水コンセントを取り付ける工事の方法、設置場所、防水コンセントの種類などをご紹介していきます。この記事の情報を参考に、まず、どう増設するかを考えてみてください。そして、業者との打ち合わせをすすめていきましょう。
防水コンセントの取り付けを依頼するまえに考えておきたいポイント
防水コンセントの取り付けを業者に依頼する際に、あらかじめ考えておきたいポイントがいくつかあります。それらのポイントは、業者との打ち合わせの際に話し合う内容なので、さきに考えておくことで打ち合わせがスムーズに進むでしょう。今回取り付ける防水コンセントの目的や用途をふまえて、以下の3つのポイントについて考えてみてください。
【1】配線を確保する方法
防水コンセントを取り付けるには、電気を供給する配線の確保が必要です。配線を確保する方法は、以下の2つです。防水コンセントに使用する電化製品の消費電力をもとに、選択してください。
・ほかのコンセントの配線を使う方法
近くにあるコンセントの配線を分岐させ、新たに設置するコンセントまで配線をひく方法です。この方法は、取り付ける防水コンセントで使う電化製品の電圧が小さい場合に適しています。
・分電盤から新たに専用の配線をひく方法
防水コンセントで消費電力が大きい電化製品を使う場合は、基本的にこの方法を選択します。ただし、この方法は分電盤に空きのブレーカーがあることが条件です。分電盤を見て、割り当てされていないブレーカーがあるかを確認してみましょう。
【2】設置方法
コンセントの設置方法には、配線を壁や天井に埋め込む「隠ぺい型」と、埋め込まない「露出型」があります。見ためがすっきりしている隠ぺい型を希望する方が多いですが、設置場所によっては隠ぺい型の施工が難しいこともあります。業者との打ち合わせの際に現場を見てもらい、可能な設置方法を確認しましょう。
【3】設置場所
コンセントの設置場所を決める際には、「どこに設置して、何をしたいか」が基本的なポイントです。たとえば、電気自動車の充電用に設置したい場合には、駐車場のなかで、自動車側のケーブル差し込み口に近い場所がよいでしょう。また、広い庭のお手入れに芝刈り機を使いたい場合には、全体を作業しやすいよう、庭の中心に設置すると便利です。
高さについては、床や地面から30cm程度高い箇所に設置するのがのぞましいです。それは、コンセントが雨水につかってしまったり、雨水のはねかえりでぬれてしまったりするのを防ぐためです。
さらに、屋外にコンセントを設置する場合、なるべく人目につかない場所がおすすめです。なぜなら、屋外のコンセントは他人に使用されてしまうリスクがあるからです。そういったリスクをさけるために、できるだけ人目につかない場所に設置するようにしましょう。
ここまでで、取り付け工事を業者に依頼するまえに考えておきたいポイントを3点ご紹介してきました。しかし、自分で判断するが難しいポイントもあるので、業者の説明や提案を参考にしながら考えていくのもよいでしょう。
防水コンセントを選ぶ際には商品ごとの特徴に注目!
防水コンセントを取り付ける際には、コンセント選びも重要なポイントです。防水コンセントとひとことでいっても、商品ごとにさまざまな特徴があります。今回は、ピックアップした4種類の特徴をご紹介していくので、商品選びの際にぜひ参考にしてみてください。
鍵付き防水コンセント
屋外のコンセントは、他人に使用されるリスクが考えられます。そのため、なるべく人目につかない場所に設置するのがのぞましいですが、難しい場合は、鍵付きの防水コンセントを選ぶとよいです。
鍵付きの防水コンセントは全体がカバーにおおわれていて、鍵でロックをかけられるため、無断使用を防ぐことができます。
ポール型防水コンセント
防水コンセントを広い庭のまんなかに設置したい場合や、電化製品の使用場所が壁から遠い場合には、ポール型という選択肢があります。ポール型は地面に直接施工するタイプなので、設置場所を選びません。壁や天井に設置すると不便になってしまう可能性があるときは、ポール型コンセントを選択肢として考えてみましょう。
アースターミナル付き防水コンセント
屋外で使う電化製品のなかには、アース線の接続が必要なものもあります。そのような電化製品を使う予定の方は、アースターミナル付きの防水コンセントを選びましょう。
明るさ検知機能付き防水コンセント
照明器具を設置するために屋外の防水コンセントが必要な場合、明るさ検知機能がついた商品がおすすめです。明るさ検知機能がついていると、暗くなったら照明が自動で点灯し、明るくなったら自動で消灯します。
このような機能があると、照明器具のスイッチをON・OFFする手間がはぶけたり、必要な時間だけ点灯することで電気代が節約できたりするメリットがえられます。屋外に照明器具を設置するために防水コンセントを取り付ける方は、明るさ検知機能付きの商品を選んでみてはいかがでしょうか。
このように、防水コンセントの種類はさまざまで、それぞれの特徴や機能は異なります。また、業者によって用意できるコンセントの種類は異なるので、打ち合わせの際に資料を見たり提案を聞いたりして、あらためて考えてみてください。
防水コンセントの取り付けを依頼する業者の選びかた
防水コンセントの取り付け工事は、電気工事業者やリフォーム業者などに依頼できます。地域によっては業者が数多くあり、どの業者がよいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。そんなときは、以下の2つのポイントに注目して選んでみてください。
・会社の所在地や連絡先がはっきりしているか
電気工事をおこなう業者の規模はさまざまです。規模が大きく知名度が高い業者もあれば、規模が小さく個人ひとりで経営と施工をしている業者もあります。そのため、信頼できる業者かどうかを見極めるポイントとして、業者のホームページに所在地や連絡先がしっかり記載されているかを確認しましょう。
・作業依頼前に現地調査・見積りがあるか
防水コンセントの取り付けにかかる料金は、設置方法や設置場所の状況などによって変動します。そのため、作業を依頼するまえに現地の調査と見積りの提示をしてくれる業者が安心です。
現地調査にもとづいた見積りをとらずに作業を依頼してしまうと、作業後に、予想より高額な料金を請求されることがあるかもしれません。業者を選ぶ際には、作業依頼前の現地調査と見積りに対応してくれるかを確認してください。
料金の相場
防水コンセントの取り付け料金は基本的に、作業料、部品代、そのほかの費用で算出されます。相場については1万円から4万円程度です。相場に大きな差がある要因は、配線を確保する方法、配線の距離、設置方法などがあげられます。
このように、防水コンセントの取り付け料金はケースによって大きく異なります。実際の料金を知るためには、現地調査を依頼して見積りをとってもらいましょう。
電気配線図を用意しておこう
業者に工事を依頼する際には、ご自宅の電気配線図を用意しておくとよいです。電気配線図とは、電気配線の分岐と使用箇所が描かれている図面です。防水コンセントの増設工事を計画する際に重要な資料なので、打ち合わせの際に提出できるようにしておきましょう。
電気配線図が見つからないときは、ご自宅を建築した業者に問い合わせてみるとよいかもしれません。
電気工事は弊社にご相談ください!
弊社は、全国の電気工事業者をご紹介するサービスを提供しています。現地調査と事前見積りは、基本的に無料です。そのため、料金によっては工事をあきらめようと考えている方や、ほかの業者の料金と比べてみたい方でも、安心してご利用いただけます。
弊社をご利用の際は、まずコールセンターにお電話ください。お電話は24時間365日受け付けているので、いつでもご連絡いただけます。
新築や増築時には、コンセントの位置や数で悩む方が多くいます。コンセントは、ただ多く配置すればいいというものではありません。配置する前には、あらかじめ位置や高さを考えておく必要があります。
なにも考えずにコンセントの位置を決めてしまうと、生活していくなかで不便に感じることが発生して後悔することにもなりかねないのです。また電化製品によっては専用のコンセントが必要になることもあり、正しい知識を身につけておくことも大切です。
ここでは、コンセントの配置に失敗しないためのポイントや注意点などについて解説します。毎日を快適に過ごせるように、生活に適したコンセントの配置について正しい知識を身につけておきましょう。
コンセント配置の失敗例
コンセントの配置や数によっては、不便になってしまうケースがあります。コンセントの配置によって起こる失敗例には、以下のようなものが挙げられます。
- コンセントに電源コードが届かないため、電化製品を使うたびに延長コードが必要になる
- コンセントの位置が高く目立ってしまう
- 家具の背面にコンセントが隠れてしまって使いづらい
- コンセントの位置が低すぎて使いづらい
- 使用する電化製品に対してコンセントの数が足りないため、毎回抜き差しが必要になる
コンセントの失敗例には上記のようなケースが発生しますが、あらかじめポイントを押さえておけば解決できることもあります。コンセントの配置を考えるときは、これまでの生活でここが不便だったという経験を思い出すことで対策を立てられることもあるのです。次に、コンセントの位置で失敗しないためのポイントをご紹介します。
コンセントの位置で失敗しないためのポイント
生活の仕方によって使う電化製品はそれぞれ異なるため、必要なコンセントの数も変わるものです。また自分だけでなく、高齢者や子供などの家族も含めて使いやすいコンセントの位置を考えることが大切です。ここでは、コンセントの位置を決めるポイントを紹介します。
ポイント1 生活の仕方を思い出してみる
まずは、自分が普段の暮らしでどんなときにコンセントを使っているかを把握する必要があります。たとえば、休日に自宅で過ごすときのことを思い出してみましょう。
リビングでパソコンや空気清浄機を使うなど、朝起きてから夜寝るまでの生活シーンを振り返ることで見えてくることもあります。また夏は扇風機、冬はファンヒーターといったように、季節によって使用する電化製品も思い出すと、必要になるコンセントもわかってくるはずです。
ポイント2 どんな電化製品を使うかを洗い出す
近年は掃除機をはじめ、コードレスの家電製品が増えています。このため電源コードが届かず、場所を変えてコンセントを差し替える手間も少なくなっています。しかしコンセントを配置する際は、位置だけでなく数も重要なポイントになってきます。
もし新築で間取り図などがある場合には、どの部屋でどんな電化製品を使うのかを、書き出してみてもよいかもしれません。ここでは、それぞれの場所で必要になるおもな電化製品を見ていきましょう。
〇キッチン
キッチン回りでは、冷蔵庫をはじめ炊飯器や電子レンジなど数多くの電化製品が使われます。システムキッチンなどの場合は、あらかじめいくつかのコンセントがついていることもありますが、足りないことも考えられます。電化製品が多い場合にプラグの抜き差しが多いとストレスになるため、慎重にコンセントの口数を決めることが重要です。
とくに料理やお菓子作りが趣味の方は、電動のミキサーや泡立て器などを使うことも多いはずです。ほかにも換気扇やIHコンロなど、普段プラグを差したままで使用する家電製品もあるため、忘れないようにしましょう。
〇リビング
リビングでは、とくにテレビ周りで多くのコンセントを使用します。テレビ本体はもちろん、DVDなどの録画機器やゲーム機などにもコンセントが必要です。またインターネット環境によっては、モデムやルーターの電源も確保しなくてはいけません。
〇洗面所
脱衣所で使用する電化製品にはドライヤーのほかにも、電動の髭剃りや電動歯ブラシの充電で常時コンセントが必要になるケースがあります。また冬場の寒い季節には、ヒーターが設置できるようにコンセントを設けておくのもよいかもしれません。
〇玄関
玄関では普段電化製品を使用するイメージはないかもしれません。しかし、クリスマスツリーを置いたり電気アシスト自転車を充電したりといった際、コンセントがあれば便利になるケースもあります。
〇屋外
庭やベランダなどの屋外でも、電化製品を使用することがあります。駐車場の照明や高圧洗浄機のほか、日曜大工が趣味の方は電動工具のコンセントがあると便利に使えるでしょう。
ポイント3 電化製品に適したコンセントの高さを考える
それぞれの電化製品は、使用に適した高さにコンセントを配置することもポイントです。たとえばプラグの抜き差しが多い電化製品の場合は、手の届きやすいところにコンセントを配置することが望ましいでしょう。
とくにキッチン回りでは、料理などの際に行き来が多くなるものです。コンセントの位置が低いとコードが足に絡まるおそれもあるため、危険を防止する意味でも高さを考えることは大切なのです。
また洗濯機のコンセントは、漏電を防止するために洗濯機よりも20cmほど高い場所に設置するのが一般的です。しかし、洗濯機によって高さが異なることがあるため、買い換えたときのことも考えておきましょう。
冷蔵庫のようにプラグを差したままにするコンセントは、高い場所に配置されることが多くあります。なぜならコンセントやプラグにホコリがたまると、トラッキング現象が起き発火する危険があるため、人目の付きやすい場所になっているのです。
ポイント4 家具などの配置から位置を考える
コンセントの配置は電化製品を中心に考えがちですが、家具の配置も重要です。家具を置く場所によっては、部屋の模様替えなどでコンセントが隠れてしまうこともあるのです。
家具を移動させたい場所にコンセントがあることで、模様替えができないということにならないようにコンセントの配置を考えるのもポイントです。あらかじめその部屋にどんな家具を置くのか大きさも把握したうえで、コンセントの配置を決めていきましょう。
コンセントは適切に使用することも重要
コンセントは位置だけではなく、ほかにも気をつけるべきことがあります。電化製品によっては、適したコンセントをつけることが必要になるのです。たとえば1か所で大きな電力を一度に使うとブレーカーが落ちることもあるので、配線についても考えなくてはいけません。
ほかにもコンセントが足りないという理由で、延長コードやタコ足配線を多用するケースがあります。延長コードやタコ足配線は見た目が悪くなるだけでなく、十分な電力が得られないこともあります。
とくに冷蔵庫など大きな電力を使用する電化製品の場合には、延長コードなどは使用せず専用のコンセントを設けなくてはいけません。最悪の場合はショートして、火災の原因になるおそれがあるため適切な使い方をすることが必要なのです。
また屋外では風雨にさらされることもあるため、屋外専用のコンセントが必要になります。さらにコンセントには、電圧によって違いがあることも覚えておきましょう。
電化製品によっては使用する電圧が異なる
家庭用の電化製品のほとんどは、100V(ボルト)の電圧になっています。しかし近年は、200Vのエアコンなども増えつつあります。エアコンが200Vの場合は、200V専用のコンセントを配置しなくてはいけません。
ただし、電圧の変更をおこなうには電気工事士の資格が必要になるため、業者に依頼することが必要になります。配線に知識がないままふれてしまうと感電するおそれがあり、場合によっては死にいたることもあるため、絶対に自分でおこなうことは避けてください。
業者なら適切なアドバイスを受けられる
コンセントは正しく使わなければ、火災などのトラブルになるおそれもあります。安全に電化製品を使用するためにも、正しい知識を身につけておくことは大変重要です。
コンセントの配置について悩むことがあるなら、専門の業者に相談してみることがおすすめです。業者であれば、これまでの経験から自分が考えるよりもさらに便利なコンセントの活用方法を知っているはずです。有効なアドバイスが受けられることもあるでしょう。
もしコンセントの配置や数を考えたときに不安を感じるなら、ぜひ弊社をご利用ください。電気工事士の資格をもつ、日本全国の専門業者を紹介いたします。24時間365日受付対応しておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
まとめ
コンセントの配置を決めるには、普段の生活を振り返り、使用する電化製品の数や場所などをあらかじめ洗い出しておくことが失敗しないためのコツです。コンセントの高さや位置、場所によって適切な数を考えながら快適な生活を実現しましょう。
また、コンセントを間違った方法で使用すれば十分な電力が得られないだけでなく、火災などが発生するリスクもあります。電圧の違いなど電化製品に適したコンセントがあることも覚えておいてください。
コンセントの位置で悩むことがあれば、専門の業者に相談することも方法のひとつです。プロであれば、コンセントの配置について最適なアドバイスを受けることができるでしょう。
もしコンセントの配置でお悩みなら、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、電気工事士の資格をもつ業者の紹介をしています。24時間365日受付対応していますので、まずはお気軽にご連絡ください。
天井に設置する照明器具用のコンセントである『ローゼット』と『シーリング』のうち、5キロ以上の重たい照明器具を取り付けるときはローゼットを使いましょう。ローゼットのほうが、シーリングと比べて耐荷重性能が高いからです。
ローゼットの取り付け作業は、誰でもおこなえるものではありません。天井から伸びる電気配線を触る作業になるため、『電気工事士』の資格が必要なのです。資格をもっていない人は、電気工事業者に取り付けてもらいましょう。
この記事では、ローゼットについて、基本的なことから取り付け方などをくわしくご紹介いたします。電気工事士の資格をもっている人ももっていない人も、ぜひご一読ください。
ローゼットは天井に設置する照明器具用のコンセント
天井に設置する照明器具用のコンセントには『ローゼット』と『シーリング』の2種類があります。それぞれには違いがあり、照明器具によって適切なほうがあるのです。ここではローゼットとシーリングの違い、そしてローゼットの種類についてご紹介いたします。
耐荷重の違い
ローゼットとシーリングの、一番の違いといってもよい部分は、耐荷重性能です。ローゼットは『10キロ』までの重さの照明器具が取り付けられます。一方、シーリングは『5キロ』までの照明器具しか取り付けることができません。
ネジ穴の有無
ローゼットには、左右にネジ穴がひとつずつあります。これがあることによって、天井にネジを打ってしっかりと固定しなければならない設備であっても、天井に穴をあけずに取り付けることが可能です。一方、シーリングの場合は左右にネジ穴がないため、重量のあるものを固定するときは天井に穴をあけなければなりません。
ローゼットとの種類
ローゼットには種類があります。代表的なものは以下のものです。
これらのうち、フル引掛けローゼットのほうが、耐荷重性能は高いです。どのような照明器具を取り付けることになるかわからないのであれば、フル引掛けローゼットをおすすめします。
ローゼットの取り付けは業者に依頼!
ローゼットであれシーリングであれ、電気配線を触る施工であれば、電気工事業者に依頼したほうがよいでしょう。『電気工事士』の資格をもっている者が作業をおこなうべきと、電気工事士法で定められているからです。また、電気工事に関する確かな知識と技術力がない人がおこなうと、感電してしまったり火事が起きたりするリスクもあります。
ここでは、設置するために電気工事士の資格が必要であることや、ローゼットの取り付け方についてご紹介いたします。資格をもっているという方は、取り付け方を参考にぜひ自力で試してみてください。資格をもっていない人、また資格はあるけれど自信がない人は、電気工事業者に依頼しましょう。
設置には電気工事士の資格が必要
ローゼットの設置作業は、電気配線に関する施工になります。そのため、『電気工事士』の資格をもっている人がおこなうべきであると、電気工事士法で定められているのです。以下が法令内での該当する内容になります。
『第三条 2項 第一種電気工事士又は第二種電気工事士免状の交付を受けている者(以下「第二種電気工事士」という。)でなければ、一般用電気工作物に係る電気工事の作業(一般用電気工作物の保安上支障がないと認められる作業であって、経済産業省令で定めるものを除く。以下同じ。)に従事してはならない。』
電気配線に関する作業は、確かな知識や技術力をもっていない人がおこなうと、とても危険です。作業中に感電してしまったり、施工後に火事が起きてしまったりするおそれがあります。そのため、知識と技術力をもつことの証である電気工事士の資格をもつ人でしかやってはいけないと、法律で定めているのです。
ローゼットの交換工事
先述しましたが、ローゼットを取り付ける作業は、電気工事士の資格をもつ人だけがおこなうべきことです。それは電気配線だけが飛び出ている天井に新しく取り付ける場合だけでなく、シーリングや古いローゼットから交換する場合も当てはまります。
以下は、ローゼットの取り付け方法になります。シーリングからローゼットに交換する場合や、古いローゼットから新しいローゼットに交換する場合などありますが、取り付け方法は変わりません。電気工事士の資格をもつ人は、ぜひ試してみてください。
まずは交換に必要な以下の道具を揃えましょう。
- 新しいローゼット
- プラスドライバー
- カッターナイフ
- ペンチ
- 椅子
椅子は、座面に立ったときに天井へ手が届くものにしましょう。道具の準備が揃ったら、以下の手順で作業をおこなってください。
1.ブレーカーを落とす
ブレーカーを入れたまま作業をおこなうと、感電してしまうおそれがあります。まずは必ずブレーカーを落とすようにしましょう。
2.取り付けてあるシーリングまたは古いローゼットを取り外す
シーリングや古いローゼットは、天井にネジで固定されているはずです。椅子に立ち、プラスドライバーを使ってネジを取って、シーリングまたは古いローゼットを外しましょう。シーリングまたは古いローゼットを取り外すと、天井から2本1組の電気配線が伸びている状態になるはずです。
3.新しいローゼットを取り付ける
新しいローゼットの裏面を見て、必要な電線の長さを確認しましょう。電気配線のうち、むき出しになっている銅線部分の長さが、必要なぶんより短い場合は、被膜をむく必要があります。カッターナイフで被膜に切れ込みを入れて、指で少しずつ取り除きましょう。
必要な長さの銅線が確保できたら、ローゼットの取り付け穴に挿入します。しっかりと挿し込むことができたら、ローゼットを天井にはめ込み、ネジを取り付けて固定しましょう。これで、シーリングまたは古いローゼットから、新しいローゼットへの交換作業は完了です。
繰り返しになりますが、新しいローゼットの取り付け作業は、電気工事士の資格をもつ人がおこなうべきものです。資格をもっていない人は、たとえ自宅のものだとしても、作業しないようにしましょう。感電して病院へ運ばれたり火事が起きたりしたことで、資格がないのに作業したことが明るみになれば、違法行為をしたことで罰せられるおそれもあります。
また、資格をもっている人であっても、作業に自信がない場合はやめておきましょう。無理におこなうよりは、業者に取り付けてもらったほうが安全です。
ローゼットに自分で照明器具を取り付ける方法
ローゼットを設置することができたら、気に入った照明器具を取り付けましょう。照明器具にはネジで固定するタイプと、そうではないタイプがあります。ここでは、それぞれの取り付け方についてご紹介いたします。安全に作業するためにブレーカーを落としてから、ぜひ試してみてください。
取り付け方1:ネジを使わない照明器具
ローゼットがもつ、シーリングとの違いは、ネジ穴があるため重たい照明器具でも安定して設置できる点です。とはいえ、ネジ穴を使わない、シーリングと同じ使い方をすることもできます。ネジ穴を必要としない照明器具も、ローゼットには取り付けられるのです。
照明器具には、照明器具本体に加えて、アダプターなどの部品があります。箱から出す際に失わないように気を付けて、テーブルなどに並べたら作業を始めましょう。
1.ローゼットにアダプターという部品を取り付ける
アダプターは、ローゼットに挿し込んだあと、時計回りに回せば装着できます。
2.照明器具本体を取り付ける
両手で持った照明器具本体を、アダプターに取り付けましょう。照明器具本体の中心部にアダプターがくるように、カチッと押し上げることで設置できます。
3.コネクターを接続する、カバーの取り付ける
照明器具本体が不安定ではないか確かめたあと、アダプターから伸びているコネクターを、照明器具本体に接続しましょう。そして、カバーを取り付けたら、作業完了です。
ここで紹介した取り付け方法は、あくまでも一例です。取り付け方は照明器具によって異なります。新品で購入した場合は、各照明器具の箱の中に、取り扱い説明書が入っているはずです。そこには詳細な取り付け方も記載されているはずなので、精読してからおこないましょう。また、購入した照明器具のメーカーの公式サイトを閲覧するのもよいです。
取り付け方2:ネジを使う照明器具
ネジを使う照明器具の多くは、シャンデリアなどの重量のあるものになります。照明器具には取り付けネジなど、細かい部品が同梱されているため、箱から出す際に失わないように注意しましょう。照明器具の、各部品を箱から出して並べたら、作業を開始します。
1.ローゼットのネジ穴に、取付ネジを仮止め
落下しない程度に、ネジは指で軽く回しておくくらいでよいです。
2.取付座を固定する
ダルマ穴と呼ばれるネジ穴があいている取付座という部品を、ローゼットに固定する作業です。取付ネジをダルマ穴にとおす要領で、取付座を時計回りに回しながら押し上げ、プラスドライバーでネジをしめましょう。
3.取付座に照明器具を取り付け、電球を組み込む
照明器具本体を取付座に装着したら、必要な電球を組み込むだけです。電球を取り付けることができたら、ブレーカーを入れて、ちゃんと点灯するか試してみましょう。
ネジを使わない照明器具のところでも先述しましたが、ここで紹介した取り付け方法はあくまでも一例です。取り扱い説明書を精読したり、メーカーの公式サイトを閲覧したりすることで、正確な取り付け方法はわかります。安全のために調べてからおこなうとよいです。
作業時の注意点
ローゼットに照明器具を取り付ける際には、注意しなければならない点がいくつかあります。以下が代表的な注意点です。
- 天井に取り付けるため高所作業になる
- 重量のある照明器具を持つため力仕事になる
このような注意点が意味することは、負傷する危険性が高い作業であるということです。
椅子など足場が不安定なところに立ち、重たい照明器具を扱うことになるため、転落するおそれがあります。また、照明器具を手から滑らせてしまい、割ってしまう危険性もあります。
自身がケガを負ったり、せっかく買った照明器具を台無しにしたりする点があることを、肝に銘じて作業しましょう。
「ケガしそうで怖い……」「力仕事は向いてないし、落としちゃいそう……」そういった不安を抱かれたときは、無理に作業をおこなわないで、業者に依頼することをおすすめします。ローゼットの設置から照明器具の取り付けまで任せてしまえば、安全かつ楽です。
電気工事関連の業者をお探しの方は、ぜひ弊社にご連絡ください。多数の業者が加盟している弊社であれば、ご要望をできるだけかなえられる業者を手配することができます。ご相談は24時間いつでも承っておりますので、ご都合のよろしいときにお電話ください。お待ちしております。
まとめ
ローゼットはシーリングと同じく、天井に取り付ける照明器具用のコンセントです。シーリングとの違いは、耐荷重性能が高いところになります。
シーリングは基本的に5キロまでの照明器具にしか耐えられませんが、ローゼットは10キロまで耐えられるのです。シャンデリアのような、重量のある照明器具を取り付けたいときは、まずローゼットを設置しましょう。
しかし、ローゼットの設置は誰でも気軽におこなってよいことではありません。『電気工事士』の資格をもつ人がやるべきだと、電気工事士法で定められています。電気配線に関わる作業になるため、正確な知識や技術力のない人がおこなうと、感電したり火事が起きたりするからです。資格をもっていない人は、電気工事を請け負っている業者に依頼しましょう。
業者をお探しの方は、ぜひ弊社にご連絡ください。多数の加盟業者の中から、最適な業者をご紹介いたします。
BSデジタル放送を視聴するには、最低でも専用のアンテナとチューナーが必要です。BSデジタル放送の視聴には、衛生から送られてくる電波を受信しなければなりません。その役割を果たすのが、アンテナとチューナーなのです。また、設置環境によっては、ほかにも周辺機器が必要となります。
この記事では、BSデジタル放送について、またBSアンテナの設置について詳しくご紹介します。この記事を読んで、BSデジタル放送を導入したいと思った方は、必要なものを準備して視聴できる環境にしましょう。
BSデジタル放送とは?
BSデジタル放送とは、衛生から送られてくる電波を使用したデジタル放送のことで、2000年から開始されました。なかには、BSデジタル放送についてよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、まずはBSデジタル放送について詳しくご紹介します。BSデジタル放送に入ろうか迷っている方は、以下の内容を読んで、BSデジタル放送についての理解を深めましょう。
地上デジタル放送との違い
地上デジタル放送とBSデジタル放送の違いは、電波を送る方法です。地上デジタル放送は、地上から電波を送りますが、BSデジタル放送では、上空にある人工衛星から電波を送っています。
このほか、BS放送では、地上デジタル放送では視聴できないチャンネルも視聴することが可能です。BSには無料で視聴できるチャンネルと有料のチャンネルがありますが、無料のチャンネルだけでも9つほどあります。そのため、BSデジタル放送は、「地デジの番組に飽きた」「たくさんのチャンネルを視聴したい」という方に向いているといえるでしょう。
CSデジタル放送との違い
CSデジタル放送とは、BSと同じ人工衛星を利用した放送です。BSとCSのおもな違いは、視聴できるチャンネルです。BSでは、無料で視聴できるチャンネルの多くは民放の会社が制作しているので、放送内容も地上デジタル放送に似ています。
一方、CSでは、スポーツ中継や映画のみ放送しているチャンネルなど、コアなチャンネルが多いです。また、BSでは無料で視聴できるチャンネルもありますが、CSの視聴のためには、基本的にスカパーと契約する必要があり、有料となります。
BSデジタル放送の視聴に必要なもの
BSデジタル放送を視聴する場合、なにが必要かわからない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ここではBSデジタル放送の視聴に必要なものについてご紹介します。以下の内容を参考に、必要なものを用意しましょう。
BSアンテナ
BSデジタル放送を視聴するためには、放送衛星から送られてくる電波を受信しなければなりません。その電波を受信する役割を果たすのが、BSアンテナです。ちなみに、BSアナログのアンテナを設置している方は、基本的にはそのまま使用することができるため、新しく購入する必要はないでしょう。
また、なかには、「地デジアンテナで視聴できないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、地デジアンテナではBSアンテナ放送を視聴することができません。
人工衛星から送られてくる電波は、地上波の電波に比べて弱いです。その弱い電波を、感度の低い地デジアンテナだと、うまくキャッチすることができないのです。そのため、BSデジタル放送を視聴したい場合は、BSアンテナを用意しましょう。
BSデジタルチューナー
衛生からの電波を視聴するためには、アンテナのほかにも、BSデジタルチューナーが必要です。BSデジタルチューナーは、BSアナログ用のもので代用できないため、BSデジタル専用のものを用意しましょう。
また、BSデジタルチューナーは、ほとんどのテレビに内蔵されていますので、新しくチューナーを用意する必要はありません。しかし、内蔵されていない場合には、チューナーを用意する必要があります。取扱説明書を読んで、ご自宅のテレビにチューナーが内蔵されているかどうかを確かめるとよいでしょう。
環境によっては周辺機器も必要です
人工衛星がある方向に庭木やビルなどの障害物があったり、電波が弱い地域に住んでいたりする場合、アンテナにうまく電波が届かないことがあります。もし電波がうまく受信できないときには、電波を増幅させる”ブースター”が必要です。
一度業者に依頼するなどして電波状態を調べ、電波状態が悪ければブースターを購入するとよいでしょう。また、複数の部屋でテレビを視聴する場合は、電波を分ける分配器が必要となりますので、用意しておきましょう。
BSアンテナをDIYで設置する方法
必要なものがそろったら、それらを設置して受信環境を整えましょう。しかし、設置方法がわからないと、自分で設置するのが大変かもしれません。そこで、ここからは、とくに設置するのが難しいBSアンテナの設置方法についてご紹介します。
ここでは、自分で無理なく取り付けられる”ベランダの手すり”への設置方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.アンテナを取り付ける方向を決める
アンテナは、障害物の影響を受けない場所に、衛生放送から電波が送られてくる”南南西”に向けて設置します。南南西の方角とは、だいたい午後2時ごろに太陽がある方向のことをいいます。もし方向がわからなければ、近隣にあるBSアンテナを見て、同じ方向に向けて設置するとよいでしょう。
2.アンテナを取り付ける
アンテナを取り付ける際は、まず、ベランダの手すりに付属の金具(L字になっているパーツ)を固定します。付属の金具は、レンチを使い、ナットを締めれば固定することが可能です。ただし、ナットが緩んでいると、設置後にアンテナがずれ、電波がうまく受信できなくなるおそれがあるので、しっかりと締めておきましょう。
次に、付属の金具が地面と垂直になるように調整します。もし垂直になっていないと、後からアンテナの左右の角度を合わせるときに、仰角(アンテナの上下の方向)がずれてしまいまいます。その結果、角度が調整しにくくなるのです。スマートフォンのアプリなどを使えば、アンテナが垂直かどうかを確かめることができるので、試してみてください。
付属の金具を調整したら、仰角を調整します。地域によって仰角が決まっているため、取扱説明書などを見ながら調整してください。
そして、先ほど取り付けた金具にアンテナを差し込み、ドライバーでネジを締めます。このとき、ネジを締めすぎると、アンテナを動かしづらくなり、方向を調整しにくくなってしまいます。そのため、ここでは締めすぎるのではなく、軽く締める程度にしておきましょう。
3.ケーブルを接続する
テレビを視聴するためには、テレビ(または外付けチューナー)とアンテナにケーブルを接続し、電源をアンテナに送る必要があります。
テレビにケーブルを接続するときには、”BS/110度CS”と書かれている差し込み口に差し込みます。ほかに、”地上デジタル放送”用の差し込み口があるテレビもあるので、間違えないように注意してください。
ケーブルを接続したら、テレビの設定画面から、”電源供給をONにする”を選択してください。そうすることで、アンテナに電源を送ることができます。もし設定の方法がわからなければ、取扱説明書でご確認ください。
4.アンテナの方向を調整する
アンテナの受信レベルが適正になるよう、アンテナの左右の方向を調整します。だいたい50以上が適正だといわれているので、50以上になるように調整してください。
受信レベルの確認は、テレビの設定画面から確認することが可能です。取扱説明書を見ながら、受信レベルを表示しましょう。
また、アンテナの角度は、少しずれるだけで受信レベルが変わってしまいます。そのため、少しずつ動かすようにしてください。さらに、アンテナの角度を変えてから、受信レベルが変わるまでには2~3秒かかるので、アンテナの角度を変えたら5秒程度は動かさずに受信レベルが変わるのを待ちましょう。
BSアンテナの設置が難しい……そんなときはプロに依頼!
「自分での設置に自信がない」「自分でアンテナ調整をおこなってもうまくいかない」など、自分での設置が難しい場合には、業者に依頼するとよいでしょう。ただし、業者に依頼すると、費用が気になることでしょう。そこで、費用についてご説明します。また、業者の選び方についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
業者に依頼した場合にかかる費用
業者にアンテナの設置を依頼すると、1万円~2万5千円程度の費用がかかります。ベランダで設置する場合は比較的安く、屋根など高所での作業となる場合は高額になるようです。ただし、業者によって費用は異なるので、正確な費用を知りたい方は業者から見積りを取るとよいでしょう。
業者の選び方
自分に合ったアンテナ工事業者を選ぶには、実績の多さを確認しておくことが重要です。実績の多い業者ほど経験が多い業者だといえるので、技術力の面でも期待が持てるからです。実績はホームページに記載されていることが多いので、一度確認してみるとよいでしょう。
また、スタッフが丁寧に説明してくれるかどうかを確認しておくことも大切です。丁寧に説明してくれれば、作業内容や費用についてしっかりと理解することができ、より納得して依頼することができるからです。
見積りなどでいくつかわからないことを質問し、業者の対応を確認してみるとよいでしょう。弊社では、アンテナ工事業者をご紹介しますので、ぜひご相談ください。
まとめ
BSデジタル放送を視聴するためには、BSアンテナとBSデジタルチューナーが必要です。また、環境によっては、ブースターや分配器などの機器も必要となりますので、用意しておきましょう。
また、アンテナの取り付けは手順がわかれば自分でもおこなうことが可能ですが、業者に依頼することもできます。もし、自分での対処が難しければ、業者に依頼してみるとよいでしょう。
弊社では、BSアンテナの取り付けに対応する業者をご紹介します。日本全国に加盟店があるため、全国の方にご相談いただくことが可能です。アンテナ設置にお困りの方は、ぜひ弊社にお任せください。
エアコン回りで水漏れが起きているときには、ドレンホースに異常がないか確認してみましょう。ドレンホースはエアコンから出る水を外へはきだす役割をしているので、掃除を怠るとゴミなどがつまり排水がうまくおこなわれず、水漏れを起こしてしまうからです。
当記事では、エアコン水漏れの原因がドレンホースにあるのか確かめる方法や、ドレンホース以外で水漏れが起こる原因についてもご紹介していきます。また、ドレンホースの役割やメンテナンス方法についても解説していますので、ドレンホースのお手入れをするときにはぜひお役立てください。
エアコン水漏れ?まずはドレンホースをチェックしよう
ドレンホースとは、エアコンの室内機から壁を通って外に出ている排水ホースのことをいいます。ドレンホースは、エアコンを運転するときに出てしまう水を外へはきだす役割をしているのです。ドレンホースの排水つまりは、エアコンの水漏れの原因になることが多くあります。なので、ドレンホースにつまりがないかチェックをしましょう。
ドレンホースのチェック方法
ドレンホースは通常、室外機の近くにあることが多いです。排水をするため、ホースは途中で切れており穴が空いています。ドレンホースの排水口が物でふさがっていたり、折れ曲がって排水口をふさがっていたりしないか確認しましょう。
また、穴が空いているので外から入り込んだゴミや虫などがつまってしまうことがあります。そういった場合は、つまりを解消するために掃除をしましょう。掃除方法については、つぎの「エアコンドレンホースの排水口は掃除が必須!3つの掃除方法」を参考にしてください。
異常がなかったときに考えられる原因
ドレンホースをチェックしたけど、問題が見つからなかったといった場合の原因についても見ていきましょう。
エアコンが水漏れをする原因は、結露の場合もあります。結露は、エアコンを運転させることで空気中の水蒸気が急激に冷やされて、水分に変わることで発生します。エアコンの設定温度が低いと、室内とエアコン内との温度差によって結露が発生してしまいます。水漏れの原因が結露の場合は、設定温度を上げることによって解消できるかもしれません。
またエアコンの水漏れの原因がわからない場合は、エアコン自体が故障している可能性もありますので、一度プロに相談をしましょう。弊社では、エアコンの水漏れに対応できる業者に関するご相談を受け付けております。ご相談は、24時間365日お電話またはメールでうけたまわっております。お見積りは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。
エアコンドレンホースの排水口は掃除が必須!3つの掃除方法
エアコンのドレンホースの排水口はゴミや虫が入り込みやすいので、掃除をしないとつまりを起こしてしまいます。また、エアコン内のホコリが水と一緒に排出され、ホースの途中でつまるといったこともあります。
ドレンホースがつまったままだと、エアコン内に溜まった水を外に排出できなくなり、水がエアコン室内機のほうまで逆流して水漏れが発生してしまいます。なので、掃除をしっかりおこないドレンホースがつまらないようにしましょう。
【1】ブラシでゴミや虫を掻き出す
古くなった歯ブラシや割り箸を使って、ドレンホースの排水口のゴミや虫を掻き出しましょう。また排水口は土やほこりが入り込みやすいので、はじめに取り除いておきます。そして、つぎは掃除機を使ってつまりの解消をしていきます。
【2】掃除機で吸い取る
家にある掃除機を使ってゴミを吸い取る掃除方法もあります。掃除機を使うときは、まずホース内に水分が残ってないかを確認しましょう。水分が残っていると、掃除機が故障してしまう可能性があるからです。なので、掃除機を使った方法は、慎重におこないましょう。それでは掃除機を使った方法についてご紹介していきます。
- ドレンホースの先にガーゼや薄めの布をしっかりと巻きつけます。これは、掃除機が大きなゴミを吸い取って故障するのを防ぐためです。
- ドレンホースをしっかり持って、排水口に掃除機をくっつけて吸い取っていきます。約2~3秒で水を吸い取る「ズズズ」というような音がしたら、掃除機をすぐに離してください。
- さいごにドレンホースを下に向けたら、ゴミや水が出てくるかと思います。これで掃除機を使った方法は完了です。
【3】専用ポンプを使用する
掃除機を使ってゴミを吸い取ってもまだ水漏れがなおらないといった場合は、ドレンホース専用のポンプを使ってみましょう。専用のポンプは、ドレンホースの水やゴミを吸い出すことに特化した商品なので、より強力な力でつまりを解消することができます。
使い方は、ドレンホースの排水口に差し込んでハンドルを押したり引いたりするだけなので、手軽に使うことができます。
ドレンホースの掃除をおこなっても、まだエアコンの水漏れがしてくるといった場合は弊社までご相談ください。弊社では、エアコンの修理やクリーニングをおこなっている業者を紹介しております。ご相談の際は、お客様のご希望をお聞かせください。お客さまに最適の業者を手配いたします。
エアコンドレンホースは消耗品!劣化したら交換しよう
ドレンホースは室外にあるので、雨風にさらされたり紫外線をたくさん浴びたりすることでどんどん劣化していきます。劣化するとヒビが入ったり、折れ曲がったりすることがあります。また、折れ曲がると水が溜まり、うまく流れていかなくなってしまうので、劣化が見られるときは交換をしましょう。この章ではドレンホースの交換について解説します。
エアコンドレンホース交換のタイミング
ドレンホースの寿命は短く、3~4年くらいで劣化してしまいますので定期的に交換することをおすすめします。また交換する際は、ポリエチレン製のものよりも、塩化ビニール製のほうが長持ちするのでおすすめです。
ドレンホースの交換は自分でできる?
ドレンホースの交換は自分でもおこなうことができます。自分でできるのは、ドレンホースの途中の破損箇所を部分的に交換する場合です。ドレンホースの破損箇所を切り取って、古いドレンホースと新しいドレンホースをビニールテープで、くっつけます。すきまがあると、水漏れしてしまうので、しっかりテープでつなぎ合わせましょう。
賃貸住宅にお住まいの方ではじめからついているエアコンの場合は、大家さんや管理会社に相談をして、交換してもよいか確認をしましょう。
しかし自分で交換しようとすると、穴を完全にふさぐことができないといった失敗もありえます。また、作業を誤ってエアコンを傷つけてしまうといったリスクもありますのでプロに依頼することをおすすめします。また高い場所での作業が必要な場合や、ドレンホース全体を交換したいといった場合も、プロに依頼をして交換してもらいましょう。
プロに依頼するメリットは、安全かつ迅速に作業をおこなってもらえるという点があげられます。交換を依頼するときは、ついでにドレンホースに化粧カバーをつけると紫外線や雨風からホースを守ることができるので、劣化を防ぐのにより効果的です。
ドレンホース交換を業者に依頼する費用相場
ドレンホースの交換を業者に依頼したいと思ったときに、気になる費用相場についてご紹介していきます。
ドレンホースの交換費用は約4,000円~6,000円になります。また、ドレンホースに化粧カバーをつけたいといった場合の費用相場は、約5,000円(長さ2mまで)となっております。
エアコンのドレンホースの交換を業者に依頼するときは、業者に見積りをもらい費用を比較してみましょう。3社ほどから、見積りを取りご自分で納得した業者に依頼するのをおすすめします。
弊社では、エアコンの水漏れに対応できる業者をご紹介しています。「ドレンホースが劣化してきたので、交換をしたい」という方もご相談ください。弊社のスタッフがお客さまのご希望を聞き取り、最適な業者を手配いたします。