分電盤は屋内の電気設備を支える要!構造や役割について覚えておこう

分電盤のトラブルに対処するためには、内部の設備と役割を知る必要があります。分電盤には複数のブレーカーが取り付けられていて、それぞれ異なる役割があるのです。その役割を正しく理解できていないと、トラブル発生時に原因が特定できないため適切な対処ができません。

本コラムでは、分電盤の構造と役割、起こる可能性があるトラブルなどについて解説します。分電盤についての理解を深め、できる対策をして安全な生活を守りましょう。

分電盤の役割と覚えておくべき3つのブレーカー

分電盤の役割は、自宅やオフィスなど屋内で使用する電気を複数の部屋や機器に分配することです。屋外にある電線などから直接各部屋や複数の機器に電気をわけることはできないので、一度分電盤に集約して分配しています。

分電盤のなかにはおもに3つのブレーカーが取り付けられていて、それぞれ異なる役割があります。各ブレーカーがどのような役割を持っているか解説しますので、以下をご覧ください。

【1】アンペアブレーカー

【1】アンペアブレーカー

「40A」などと数字の書かれたブレーカーが、アンペアブレーカーです。アンペアブレーカーに書かれた数字は、電力会社と契約して屋内で同時に使用できる最大アンペアをあらわしたものです。数字以上の電気を使用すると、ブレーカーが落ちるようになっています。

【2】漏電ブレーカー

数字の書かれていないブレーカーのうち、スイッチがひとつだけで独立しているものが漏電ブレーカーです。漏電ブレーカーは、屋内のどこかの回路で漏電が発生するとブレーカーが落ちます。

電気を遮断して正常な回路や機器を守る役割があるのです。また、漏電ブレーカーが落ちることで、火元に電気が流れて火事が起こるなどのトラブルも回避しているので、安全に電気を使用するための大切なブレーカーといえるでしょう。

【3】安全ブレーカー

安全ブレーカーは、比較的小さなスイッチが複数並んだブレーカーのことです。屋内の部屋ごとや機器ごとにわけられた回路ひとつひとつの元電源となっています。

回路内の電気機器が故障してショートしたり、ひとつの回路での許容範囲を超えた電力を使用したりするとブレーカーが落ちます。

2つの分電盤トラブルと寿命

前述したブレーカーが落ちるトラブルのほかに、分電盤は欠相というトラブルが発生することもあるのです。2つのトラブルの原因と対処法を詳しく解説しますので、参考にしてください。

ブレーカーが落ちる原因と対処法

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ブレーカーは、基本的に許容範囲以上の電力を使用したときや配線がショートしたときに落ちます。しかし、漏電ブレーカーだけは漏電が発生した場合に落ちるようになっています。漏電ブレーカーが、ただの電気の使い過ぎで落ちることは基本的にないので覚えておきましょう。

そして、ブレーカーを復旧させるときはブレーカーの種類によって適切な方法が異なります。正しい手順で復旧しないと再びブレーカーが落ちてしまうこともあるので、注意してください。

・アンペアブレーカーと安全ブレーカー
アンペアブレーカーや安全ブレーカーが落ちた場合は電力の使い過ぎが原因です。テレビやエアコンなど常時使う必要がないものの電源をオフにして、ブレーカーをオンに切り替えましょう。

ただしその場は電源を入れ直せば済みますが、同じような電気機器の使い方をしていると、すぐにまたブレーカーが落ちてしまいます。電気機器の使用を控えることができない場合は、契約アンペア数を上げて対策をしましょう。

・漏電ブレーカー
漏電ブレーカーが落ちたときは、漏電している回路を復旧させると危険なので、漏電回路を特定する必要があります。一度すべてのブレーカーをオフにしましょう。

そして、まずアンペアブレーカーをオンにして、次に漏電ブレーカーをオンにします。あとは安全ブレーカーをひとつずつ入れ替えでオンにしていって、どのブレーカーを操作したときに漏電ブレーカーが落ちるかを確認しましょう。

漏電ブレーカーが再び落ちたら、そのときに操作したブレーカーの回路が漏電していることになるので、該当の回路以外を復旧させましょう。

なお、漏電回路を自分で直すことはできないので、早めに業者に連絡して点検や修理をおこなってください。

欠相の原因と対処法

分電盤に接続されているケーブルは、単相3線という3本の電線をまとめたものが使われていることが多いです。そして、欠相とはその3本の電線のどれかが断線してしまうトラブルのことをいいます。欠相が起こると異常電圧が発生し、電気機器が正常に機能しなくなってしまうのです。

基本的には漏電ブレーカーが取り付けられていれば、トラブルを感知して電気を遮断するのですが、欠相保護の機能がない場合もあります。漏電ブレーカーに、欠相保護付きと書かれているかどうかを確認しておくとよいでしょう。

また、漏電ブレーカーが正常に作動するかどうかも重要なポイントです。正常に作動しているかどうか確認したい方は漏電ブレーカーに付いているテストボタンを押してみましょう。漏電ブレーカーが正常に機能していれば、ボタンを押すとブレーカーが動いて屋内すべての電気が遮断されます。

なお、テストで電気が遮断されるとその間すべての電気機器が使えない状態になるので、タイミングには注意が必要です。

分電盤が寿命で壊れたらプロに相談しよう

ご紹介したトラブルが頻繁に起こるようであれば、分電盤そのものやブレーカー本体が劣化しているおそれがあります。すぐに修理や交換をおこなったほうがよいでしょう。

また、分電盤の寿命は約13年といわれています。それ以上長く使用できることもありますが、あまり長期間メンテナンスをしていないものはいつ壊れるかわからないので危険です。

長く使用している分電盤は、トラブルが頻発していないかや異音がしないか、熱を持っていないかなどを確認して、不安な点をひとつでも見つけたら交換をおこないましょう。

その際、分電盤の修理や交換は個人でおこなうことができません。作業中電気を遮断していても、知識のないまま作業をすることは感電などの事故につながる危険性があります。安全のためにプロの力を借りましょう。

弊社では、分電盤の修理や交換などを請け負っている業者のご紹介をしています。日本全国あらゆる場所に加盟店が存在するので、迅速に対応できすお近くの業者を手配することもできるでしょう。分電盤のトラブルでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

分電盤の修理や交換はプロにおまかせ

分電盤の修理や交換を自分でおこなうことができないのは、感電などのリスクがあるだけではありません。作業に電気工事士の資格が必要なのです。

電気配線を扱う作業は、国家資格である電気工事士の資格を持っていなくてはならないと法律で決められています。資格のない人が作業おこなうと罰金などが科せられるので、無資格の方は作業をおこなわないようにしましょう。

修理や交換などの費用相場

修理や交換などの費用相場

分電盤工事は、作業内容によって費用が異なります。ここでは、ブレーカーの追加や交換、分電盤本体の交換にかかる費用についてご紹介しますので、参考にしてください。

・ブレーカー増設
回路をわけて一カ所の電気の使い過ぎを防ぐためにブレーカーを増設する場合の費用は、約8,000円が相場です。分電盤の使われていない回路にブレーカーを増やすか、外付けで新しいブレーカーを増やすかで費用は変わりますので、覚えておきましょう。

・ブレーカー交換
故障しているブレーカーや劣化して動きの悪いブレーカーなどを交換する場合の費用は、約5,000円~8,000円が相場です。安全ブレーカーの交換は比較的安価ですが、漏電ブレーカーを交換する場合は高めの料金がかかります。

・分電盤交換
分電盤本体を交換する場合は、約1万5千円~5万円が相場です。新しい分電盤本体の金額によって価格が大きく変わるので、詳しい金額は業者に見積りを依頼しましょう。

相見積りをして業者の比較検討をしよう

業者に分電盤の工事を依頼する際には、事前に見積りをとることになるでしょう。そのときにおこなっていただきたいのが相見積りです。相見積りとは、複数の業者から見積りをとることなのですが、それをおこなうことで業者ごとの費用の違いを見ることができます。

見積りの金額がご紹介した相場と大きく差のない金額であれば、提示された費用が妥当だということは判断できるでしょう。しかし、一社の見積りでは高いのか安いのかわからないという方も多いでしょう。

そこで、複数の見積りをとることによってより安い業者を探したり、削れる費用がないかを検討したりすることをおすすめします。

弊社は業者のご紹介はもちろん、ひとまず見積りをとりたいというご相談にも対応することができます。見積り内容に納得がいかない場合は、キャンセルして別の業者の見積りをとることも可能です。

弊社の加盟店のなかには、見積りを無料でおこなっている業者もあるので、見積り無料がご希望の方でも安心してご利用いただけます。納得のいく料金で分電盤の修理や交換をおこなうために、ぜひ弊社にお電話ください。

【掲載料金は消費税を含んでおりません】

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