天井コンセントの設置|照明器具・作業用配線がほしい際に必要な工事

天井コンセントの設置|照明器具・作業用配線がほしい際に必要な工事

天井コンセントを設置する場合、『照明器具を取り付けたいのか』『電化製品の電源コードの差し込み口がほしいのか』といった目的によって、やるべきことが変わります。引っ掛けシーリングやリーラーコンセントなど、取り付けるアイテムが異なるからです。

この記事では、天井コンセントについて、引っ掛けシーリングの種類やリーラーコンセントの特徴など、幅広く解説いたします。目的を形にするためにはなにが必要なのか知ることにお役立てください。

また、引っ掛けシーリングやリーラーコンセントなどの設置は、電気工事士という資格をもつ人でなければおこなえません。資格がない方は、業者へ依頼しましょう。

【天井コンセント設置パターン1】照明器具を取り付けたい場合

天井に照明器具を取り付けたいときは、取り付けを楽におこなうために、まずは引っ掛けシーリングを設置することが一般的です。引っ掛けシーリングとは、照明器具に安全に電気を流すための天井コンセントの一種です。

ここでは、引っ掛けシーリングの種類や、業者に設置を依頼した場合の費用などを、ご紹介いたします。

引っ掛けシーリングの種類

引っ掛けシーリングの種類

引っ掛けシーリングは、1種類だけではありません。以下では、代表的な3種類について、形などの特徴を交えて解説していきます。

・角型
直方体の引っ掛けシーリングです。もっとも歴史の長いものであり、もっともポピュラーなものといえます。引っ掛けシーリングの中でも小型なため、照明器具を取り付けても目立つことが少ないです。しかし、小さいために安定感には欠けます。

・丸型
円柱の引っ掛けシーリングです。角型と比べて大きいため、照明器具によっては存在が目立ってしまうおそれもあります。しかし、角型と比べて、照明器具と接触している面積が広いため、高い安定感があるものです。

・つば付き丸型
丸型の引っ掛けシーリングに、帽子のつばみたいな出っ張りがある形をしています。このつばは、取り付けた照明器具を支える役割を果たすため、丸型以上の安定感を得ることが可能です。

これらの引っ掛けシーリングを天井コンセントとして設置すれば、照明器具を取り付けることはできます。しかし、照明器具の重さによっては、引っ掛けシーリングではなく、引っ掛けローゼットを取り付けたほうがよいです。

引っ掛けローゼットも、引っ掛けシーリングと同じく、天井コンセントになります。引っ掛けローゼットとは、丸型引っ掛けシーリングに2つのネジ穴が付いているものになります。ネジを使うことで、照明器具を固定することができるのです。

双方の違いは、耐荷重性能です。基本的に、引っ掛けシーリングは、5キロまでの照明器具の設置に使います。5キロ以上の照明器具の場合は、引っ掛けローゼットを使うのです。

希望の照明器具の重さによって、引っ掛けシーリングなのか引っ掛けローゼットなのか選びましょう。重量については、照明器具を販売している店舗に行ったり、メーカーの公式サイトを閲覧したりすれば、調べられるはずです。

引っ掛けシーリング設置にかかる費用

引っ掛けシーリングの設置は、電気工事士の資格が必要な作業です。これは電気工事士法で定められています。電気配線に関する作業になるため、正確な知識や技術力をもっていない人がおこなうと、感電したり火事になったりする危険性があります。

資格をもっていない人は、たとえ自宅で作業する場合であっても、電気工事業者に依頼しましょう。資格がないのに作業をおこなうと、先述したとおり感電や火事のリスクがあります。

引っ掛けシーリングの設置を電気工事業者に依頼した場合、費用の相場は『およそ5,000円~8,500円』です。業者によって設定料金は異なるため、すぐに1社に決定してしまうのではなく、まずは複数社から見積りをとるとよいでしょう。見積り書の内容を比較することで、少しでも安く依頼することができるはずです。

照明器具の取り付け方

引っ掛けシーリング(またはローゼット)を設置したあとは、照明器具を取り付けていきましょう。以下は、一般的なシーリングライト(照明器具)の取り付け方です。目当てのシーリングライトを購入し、照明本体やアダプターなどの付属品を手元に並べたあと、試してみてください。

  1. 安全に作業をおこなうため、ブレーカーを落とす
  2. 引っ掛けシーリング(またはローゼット)にアダプターを取り付ける
  3. アダプターにコネクターをしっかりと挿し込む
  4. ライト本体にコネクターの逆側を接続する
  5. ライト本体を、カチッと音が鳴るまでアダプターに押し付けるようにして取り付ける
  6. ライトのカバーを取り付ける

これで取り付け作業は完了です。取り付け方は照明器具の種類によって異なる場合もあります。取り扱い説明書やメーカーの公式サイトに正確な取り付け方が記載されているはずなので、確認してから作業しましょう。

最近の照明器具には、軽量なタイプも多いです。しかし、それでも天井に手を伸ばすような作業を続けることには力がいります。また、椅子などに上っておこなうため、不安定な体勢での作業は大変です。

自分でやることに少しでも不安を覚えた方は、引っ掛けシーリング(またはローゼット)の設置と一緒に、照明器具の取り付けも業者に頼んでしまうとよいでしょう。

万が一、照明器具を落下させてしまえば、せっかく購入したものを破損させてしまうおそれもあります。足を滑らせて椅子などから落ち、負傷する危険もあります。業者にすべて任せてしまえば、安全に新しい照明器具を使えるようになるのです。

【天井コンセント設置パターン2】電源コードの差し込み口がほしい場合

天井にコンセントを取り付けたい人の中には、引っ掛けシーリングのような照明器具専用のものではなく、電化製品の電源コードを挿入できるタイプがよい場合もあるでしょう。天井に取り付けるコンセントには種類があり、壁コンセントのようなものもあります。

そこで、ここでは、リーラーコンセントというコンセントをご紹介いたします。天井から吊り下げる延長コードのようなこのコンセントは、使用しないときは引き上げることが可能です。「床に延長コードがたくさんあると転びそうで危ない」などのリスクを軽減することができます。また、お店やオフィスの雰囲気をがらりと様変わりさせることも可能です。

リーラーコンセントを設置すれば、これまでとは違った電子機器の使い方ができるようになるので、興味がある方はぜひ取り付けをご検討ください。

リーラーコンセントが採用されている場所の例

リーラーコンセントが採用されている場所の例

リーラーコンセントは、見かけたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と多くの場所で使われているものです。ここでは、昨今流行しているコワーキングスペースを例にして、どのようにリーラーコンセントが使われているかを解説します。

コワーキングスペースとは、大勢のフリーランスや小規模会社の社員が利用している、働く空間のことです。ひとつのフロアにいくつものデスクが並んでいて、そこを間借りするような形で、各々が仕事をおこなっています。

そんなコワーキングスペースの中には、各デスクから簡単に電源を確保できるように、リーラーコンセントが使われているところも多いです。

大勢が、別の仕事をしている人がいる空間で自分の仕事をしているため、自由にフロアを動き回ったりします。そのため、床にたくさんの延長コードを引いていると、万が一誰かがつまずきコンセントが抜けてしまえば、誰かの仕事を台無しにするおそれがあるのです。

リーラーコンセントが使われているのは、ひとつのフロアで、大勢の人が快適に自分の仕事をおこなうためであるといってよいでしょう。

レールを設置すればさらに便利!

リーラーコンセントの中には、天井にある配線ダクトに設置することが可能なタイプもあります。そのタイプは、配線ダクトであればどこにでも設置することができるため、複数の場所にいくつも取り付けて使うことができたり、使用場所を変えたりすることが可能です。

先述したコワーキングスペースの例でも、配線用ダクトが設けてあるため、いくつものリーラーコンセントを設置でき、好きな場所への付け替えもできます。リーラーコンセントの設置を考えるならば、配線用ダクトの取り付けも検討しておくとよいでしょう。

リーラーコンセント設置にかかる費用

リーラーコンセントの設置は、電気工事業者に依頼することが一般的です。電気工事業者に依頼した場合に発生する費用の相場は、『およそ8,000円~15万円』になります。

取り付け費用は業者によって異なるため、まずは見積りをとりましょう。施工完了までに発生する全体費用を少しでも抑えたい場合は、見積りを無料でおこなっている業者を探すとよいです。しかし、見積り無料の業者を探したほうがよいとアドバイスされても、業者探しに不慣れであれば簡単にはいかないかと思います。

見積り無料の業者へ楽に依頼したいという方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社に加盟している業者の中には、見積り無料のところも多いです。ご相談内容に適した業者をご紹介いたします。

天井コンセントの設置工事を依頼する業者の探し方

天井コンセントの設置をおこなうときは、リフォーム業者や電気工事業者に依頼します。業者は、リフォーム業者や電気工事業者でネット検索をすれば、見つけることが可能です。また、照明器具を販売しているインテリアショップやホームセンターなどでも、業者の案内をしていることもあります。

世の中には多くの業者があります。そのため、優良な業者を見つけることは、一筋縄ではいきません。探し方がわかっても、たくさんある中でどこに依頼すればよいか決められず、時間ばかりかかってしまうケースも多いです。

そこで、ここでは業者を決める際に大切にすべきポイントをご紹介いたします。ぜひ参考にしていただき、業者選びをしてみてください。もし簡単に、手早く優良業者に頼みたいという方は、弊社にご連絡ください。弊社の利点についても、ご紹介させていただきます。

業者を決める際に大切なポイント

リーラーコンセントが採用されている場所の例

業者を決める際に大切なポイントはいくつかあります。以下のポイントは基本中の基本です。最低でもこれらのポイントを満たしているか確かめるようにしましょう。

  • 見積りや現地調査を無料でおこなっている
  • 正式に施工を依頼するまでなら無料でキャンセルできる
  • 実績が豊富である

業者によって料金設定は異なるため、1社に限定して施工の話を進めるよりも、数社から見積りをとったほうが費用を抑えられる可能性があります。しかし、見積りにお金がかかってしまえば、それも叶いません。費用を抑えたいのであれば見積りや調査を無料でおこなってくれるところを探しましょう。

また、実績が豊富かどうか調べることも大切なことになります。実績が豊富ということは、それだけ多くの人から信頼を得ているということだからです。

キャンセルの方法についても、必ず調べておきましょう。業者の中には、見積りや調査は無料としていても、正式な施工を断ると費用が発生するところもあります。正式な依頼の契約を交わすまではキャンセル無料のところがおすすめです。

設置工事は弊社にご相談ください!

業者とすぐにでもつながりたいという方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社では、ご相談をお受け次第、多数の加盟業者の中から最適な業者をご紹介する『マッチングサービス』をおこなっています。生活していく中で発生した多様な困りごとを、少しでもスピーディーに救うため誠心誠意努めております。

弊社では、24時間いつでもご相談可能です。お電話をおかけいただくか、公式サイトにある無料メール相談システムをご活用ください。「見積り無料な業者を紹介してほしい!」「開店間近なのに照明器具が点かない!すぐにでも対応して!」など、あらゆるご相談に対して真摯に対応させていただきます。お電話、お待ちしております。

まとめ

天井にコンセントを取り付けたいときは、自分の目的に合ったものを選びましょう。照明器具を設置したいのであれば、引っ掛けシーリング(またはローゼット)を取り付けます。電化製品を使うためであれば、リーラーコンセントなどの電源を取り付けましょう。

引っ掛けシーリング(またはローゼット)も、リーラーコンセントも、取り付けるためには『電気工事士』といった資格が必要です。これは電気工事士法で定められていることなので、資格をもっていない方は電気工事業者やリフォーム業者に依頼しましょう。

業者をお探しの方は、ぜひ弊社にご相談ください。多数の加盟業者の中から、ご相談内容に合った業者をご紹介いたします。ご連絡、お待ちしております。

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