ブレーカーがよく落ちるのには訳がある!原因と対策とアドバイス

ブレーカーがよく落ちるのには訳がある!原因と対策とアドバイス

ブレーカーが落ちるのって困りますよね。「たくさんの家電を使うとブレーカーが落ちるのはなんとなくわかる。けど、具体的にどんな影響でブレーカーが落ちているのかわからない」という人、意外と多いのではないでしょうか?

ブレーカーが落ちる原因は、一般的に電気の使い過ぎです。しかしほかにも、いくつかの影響によってブレーカーが落ちてしまうことがあるのです。そんな悩みを解消するのがこのコラムの役割です。

適切な知識を手に入れて、ストレスに満ちた「ブレーカートラブル」とオサラバしましょう。ブレーカーが落ちることに悩みを持つあなた、ぜひ最後までご覧ください。

ブレーカーの落ちる原因は種類によって変わる

ブレーカーの落ちる原因は電気の使い過ぎ、というのは一般的な答えであり、間違いのない正解です。しかしそのほかの原因によっても、ブレーカーは落ちてしまうことがあるのです。ここではまず、ブレーカーが落ちる原因と種類について見ていきましょう。

【ブレーカーが落ちる原因】

ブレーカーの落ちる最も大きな原因は電気の使い過ぎです。しかし電気の使い過ぎとはいっても種類があります。家全体で電気を使い過ぎてしまったとき、もしくは特定の部屋で電気を使い過ぎてしまったとき、これら2種類のケースです。

また火事の原因にもなるおそろしい漏電も、ブレーカーが落ちる原因のひとつとして有名です。漏電をしたまま放置をしてしまうと、本当に火災になってしまうこともあります。ブレーカーは火事を防ぐための、安全装置としての役割も担っているのです。

【原因によって落ちるブレーカーが変わる】

電気の使い過ぎや漏電で落ちるブレーカー。じつはこれらで落ちるブレーカーの種類は異なります。詳しい内訳を、次にご紹介します。

・アンペアブレーカー
一番大型で目立つブレーカーです。「THE・ブレーカー」といってもよいでしょう。アンペアブレーカーは家全体での電気使用量が規定を超えたときに作動するもの。ブレーカーが落ちると、家全体が停電状態になります。ほとんどの場合、カバーやヒモが付いています。

・安全ブレーカー
いくつもの細かいブレーカーから構成されるブレーカーです。安全ブレーカーは、家の中の場所ごとに細かくわかれています。リビングやキッチン、お風呂に寝室など、ブレーカーごとに回路が異なるので、落ちても停電するのは家の中でも一部分のみです。

・漏電ブレーカー
漏電ブレーカーはその名のとおり、漏電を防ぐためのブレーカーです。漏電とはすなわち、電気が適切な箇所以外から漏れていることです。火災の原因にもなりかねない漏電を防ぐ漏電ブレーカーは、「家の守り主」といってもよいでしょう。落ちると家全体が停電します。

【ブレーカーの役割】

ブレーカーは電気の使い過ぎや、漏電から発生する事故を未然に防ぐことがその役割です。規定以上の電気を使い過ぎてしまうと、電気代も高騰しますし、事故にも発展してしまいます。そのような事態からお家を守ることが、ブレーカーの務めです。

頻繁に落ちるブレーカーの対策

頻繁(ひんぱん)に落ちるブレーカーは、電気の使い過ぎのサインです。もし生活上問題があれば、さまざまな面から見直したほうがよいでしょう。ここではブレーカーが頻繁に落ちる人がおこないたい対策方法をお伝えします。

【家電製品の使用量を見直す】

使用する家電の数や使用量を見直せば、ブレーカーが落ちる回数を減らすことができるでしょう。落ちるのがアンペアブレーカーなら全体を、安全ブレーカーであれば、その場所の家電の数や使用量を減らしましょう。

もし使用する家電の数を減らしたり、使用量を少なくしたりすることが難しければ、使用する時間をわけることも効果的です。

【契約しているアンペア数を確認】

アンペアとは電力の単位のこと。簡単にいえば「W(ワット)」や「V(ボルト)」と同じようなものです。このアンペアは契約している電気プランによって異なっています。この契約しているアンペアの数を確認しましょう。そうすることで対策が見えてきます。

具体的には、アンペアの数に合わせて使用する家電の量を調整する、もしくはアンペアの数を増やすことです。頻繁にブレーカーが落ちるというかたは、アンペアの数を増やしたほうがよいかもしれません。アンペアを増やせば、そのぶん使用できる家電も増えます。

【漏電の場合は早急に対策するべき】

もし頻繁に落ちるブレーカーが「漏電ブレーカー」であれば、躊躇(ちゅうちょ)せずに、電気工事の業者に連絡しましょう。前述したように、漏電は火事の原因にもなる危険な現象です。早急に対処をして、家の快適性を取り戻しましょう。

ブレーカーが落ちやすい家電一覧

パソコンにスマホにテレビと、最近の生活では家電製品を使う機会も、その数も増えてきましたよね。そんないくつもある家電製品の中でも、電気を大量に消費する家電製品というのはある程度決まっています。ここではブレーカー問題に直結する、消費電力が大きい家電を紹介します。

【消費電力が大きい家電一覧】

単位はアンペアで紹介しています。

  • 電子レンジ 15アンペア
  • オーブン 14アンペア
  • 食器洗い乾燥機 13アンペア
  • 炊飯器 13アンペア
  • ドライヤー 12アンペア
  • 電気ケトル 10アンペア

順番は消費電力が大きいものからにしています。見ていただくとわかるとおり、家電のなかでもキッチン周りで使う家電が多いことは一目瞭然でしょう。「消費電力が大きい家電=熱を発生する家電」と考えるとわかりやすいかもしれません。

熱を発生させる家電は、最大の熱に到達するまでに使う電力がとても大きいです。エアコンなども、消費電力が大きいイメージがありませんか?これらの家電を同時に使うと一気に電力を消費するため、ブレーカーも落ちやすいのです。対策として、使う時間を分散させましょう。

【番外編】ブレーカーが頻繁に落ちる人は要注意!もしかしたら電気代損してるかも……

【番外編】ブレーカーが頻繁に落ちる人は要注意!もしかしたら電気代損してるかも……

もし、あなたの家でブレーカーが頻繁に落ちているのであれば問題です。その影響で、電気代をムダに支払っている可能性もあるのです。契約している電気プランを見直したり、アンペア数を上げることで、電気代を節約できることもありますよ!

また電気代ももちろんですが、ブレーカーが落ちるたびに直すのは、少なからずストレスを感じているはずです。そんなストレスから離れるためにも電気プランの見直しや、アンペアを上げることは効果的といえます。

電気代が高騰している原因は「漏電」も考えられます。電気が漏れ続けていては、使用料が高騰するのも納得でしょう。早めの対処を心がけてください。

まとめ

ブレーカーが落ちる主な原因は電気の使い過ぎ。しかし中にもいくつかの種類がありました。家全体で電気を使い過ぎているのか、あるいは特定の部屋で電気を使い過ぎているのかによって、作動するブレーカーの種類も異なります。漏電が原因のケースもありました。

ブレーカーが頻繁に落ちるのであれば、早急に対策をしましょう。具体的には家電の使用量や数を減らしたり、アンペアの数を見直したりです。消費電力が大きい家電は、極力使用する時間を分散することで対策をすることが可能です。

ブレーカーがよく落ちるというかたは、電気代を損している可能性があります。心当たりのあるかたは、電気工事の業者に相談をしてみてはいかがでしょうか?あなたのお家に合った、適切な解決方法を提案してくれますよ。ぜひ検討してみてください。

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