アンテナケーブルの延長方法|すぐにテレビを見たい方はコレで解決!

アンテナケーブルの延長方法|すぐにテレビを見たい方はコレで解決!

「テレビの場所を動かしたらアンテナケーブルが届かなくなってしまった……」
「新しく設置したテレビまでケーブルが届かない!」

こんなときは、アンテナケーブルを”延長”してみることをオススメします。

この方法は、意外とカンタン。場合によっては少ない出費で、すぐにテレビが映るようになります。まずは、必要なものや手順からしっかり確認していきましょう。

このコラムでは、アンテナケーブルの延長などについて、分かりやすく解説していきます。すぐにテレビが見たい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

テレビのアンテナケーブル延長に必要なものはたった2つ!

アンテナケーブルには、カンタンにいえば『アンテナで受信した信号をテレビに送る』役割があります。別名・同軸ケーブルとも呼ばれるこのケーブル、これがなければ多くの場合テレビを見ることはできないでしょう。

もし長さが足りず、延長をしようと思った場合、その方法はそれほど難しくはありません。必要なものも『アンテナケーブル』と『中継接栓』、大きく分けて2つしかないのです。

用意するもの1:延長用のアンテナケーブル

用意するもの1:延長用のアンテナケーブル

大前提として、延長するならアンテナケーブルは2本以上必要です。もともとアンテナケーブルが複数自宅にある場合は、改めて再購入する必要はないでしょう。

アンテナケーブル自体は、家電量販店や通販サイトなどですぐ購入することができます。その価格相場も5m以内であれば1,000円以下のものが多く、とてもリーズナブル。

また、その選び方にはコツがあります。『コネクタの形状』・『どの放送に対応しているか』、この2点に注目して商品を選んでみましょう。

◎コネクタの形状
コネクタとは、テレビやコンセントに差し込む部分のことを指します。主に金属でできていることの多いこのコネクタ。その形状は、主に3つの種類に分けられます。

  • ストレートプラグ:挿しこむ部分が『一直線』
  • L字プラグ:挿しこむ部分が『L型に曲がっている』
  • F型プラグ:挿しこむ部分が『ネジで固定できる』

一直線のストレートプラグはもっとも一般的なタイプで、どこにでも使いやすい点がメリット。迷ったらこれを選んでもよいでしょう。

特殊な形状のL字プラグはテレビや壁に沿ってケーブルが伸びるので、大きく場所を取らないのが大きなメリット。ストレートに比べて、うっかり抜けにくい点も魅力的です。

F型プラグはねじ込んだ後、しっかりネジで固定できるのでひっぱっても簡単には抜けません。できるだけすぐには抜けないようにしたい、と思うのであれば、このタイプが最適でしょう。

また商品によっては、片側がストレート・片側がL字のような複合タイプもあります。このようにアンテナケーブルにはさまざまな種類があるので、自宅の状況や好みに合わせて選んでみてください。

◎どの放送に対応しているか
アンテナケーブルには地デジ対応のもの、BS・CS対応のものがあります。とはいえ最近のケーブルは基本的に、両方の放送で問題なく使える『併用タイプ』が多いので、基本的には大丈夫でしょう。

注意したいのは、近年話題の『4K8K放送』を見たい場合。この場合も基本的には、4K8Kに対応したアンテナやチューナーがあれば、通常のケーブルで視聴できます。しかし『NHK BS8K』など一部のチャンネルは、ケーブルを取り換えなければ視聴できないことも……。

この場合は、しっかり4K8Kに対応したケーブルを用意しておきましょう。商品の説明を見逃さないよう、注意しておいてください。

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用意するもの2:中継接栓

中継接栓とは、その名の通り『ケーブル同士をつなぎ合わせる』ための、小型の部品です。これはアンテナケーブル同様、家電量販店や通販で購入できますが、場合によっては100円ショップで売っていることもあります。

安く、カンタンにケーブルを中継できる優れものなので、延長する回数分購入しておくと安心でしょう。

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アンテナケーブルの延長手順と注意点

アンテナケーブルを延長させる手順は、それほど難しくありません。ここではその手順と注意点を解説するので、順に試してみましょう。

アンテナケーブルの延長手順

アンテナケーブルの延長手順

アンテナケーブルの延長方法は、以下の通りです。

  1. 中継接栓の片側に、アンテナケーブルを挿しこんでつなぐ
  2. 中継接栓のもう一方の側に、2本目のアンテナケーブルを挿しこんでつなぐ
  3. 壁のアンテナコンセントとテレビにそれぞれつなぐ
  4. 延長完了!

基本的にはたったこれだけです。基本は挿しこむことで接続できますが、ネジのついたF型端子の場合は、多くの場合普通に回せば取り付けられます。

中にはナットのように締め付けて固定するタイプの接栓もあるので、その場合は小さなスパナなどを用意しておくとよいでしょう。

延長するときの注意点

コンセントからテレビまでの配線は、できるだけ壁際など、部屋の隅に寄せて整理しておくことが大切です。

もし数十m延長して接続する場合、この距離のケーブルを適当においておくと、生活の邪魔になってしまうでしょう。とくにそれ以外にも多くのケーブルがあるという場合は、結束バンドや壁に貼ることのできるコードフックなどでまとめるとスッキリします。

また、部屋をまたぐような場合は配線がさらに難しくなります。扉などを開いたままにはできない、という方は、コンセントの増設なども検討してみてはいかがでしょうか。

コンセントの増設に関しては、下記にて詳しく解説しています。

アンテナケーブルの延長が上手くいかない……そんなときの対処法

「アンテナケーブルを延長してみたけど、テレビが映らない……」
「映りが悪い……」

せっかく延長しても、テレビの映りがおかしければどうしようもありません。こんなとき、どうすればよいのでしょうか。ここでは、そんなトラブルの原因と対処について解説していきます。

延長が上手くいかない場合に考えられる原因

延長が上手くいかない場合に考えられる原因

アンテナケーブル延長後に発生するトラブル、もしかしたら以下のような原因がひそんでいるかもしれません。

◎電波の減衰・アンテナレベルの低下
アンテナケーブルを延長していくと、徐々に電波や信号が減衰します。多くの場合延長によって画質や映像に問題が出ることは少ないですが、アンテナレベルが低い(=電波や信号の状況が悪い)と少しの減衰でも悪影響が出てしまうことがあります。

これは、ケーブルの交換や、『ブースター』と呼ばれる電波を増幅させる機器の設置などで直るケースもあります。しかし、アンテナそのものが原因、という場合はこれらの対処でも直らないことはあるでしょう。

◎ケーブルやテレビ、アンテナなどの不具合
場合によっては、ケーブルやテレビ、アンテナ自体に不具合や異常が起きてしまっている可能性もあります。この場合は自分ではなかなか原因を突き止めることは難しいですし、場合によっては工事を必要とするため、対処もなかなか大変です。

結論としては、簡単に『原因はコレだ!』、と明確に断定することはかなり難しいです。また断定できたとしても、なかなか素人では対処できないことも多々あるでしょう。「何かがおかしい……」そんなときは一度、プロに頼ってみるのもよいでしょう。

もしものときは業者に点検を依頼してみよう

きちんとつないでもテレビの調子が悪い……という場合は、まずは業者に相談して、原因だけでも特定してもらってはいかがでしょうか?

テレビの不調には、思いもよらない原因がひそんでいることがあります。この断定は、素人ではなかなか難しいでしょう。この状態で周辺機器を無理に触ったり、追加でいろいろ購入したりすると、かえって無駄な手間や出費を生んでしまいます。

プロの目で不具合の原因を点検してもらえば、正確な原因がすぐに分かります。対処が難しい内容だったらそのまま任せてしまえば、ただ見ているだけで簡単にテレビが視聴できるようになりますよ。

ただしその工事費用は、作業内容によって数千円で終わるものから、数万円単位でかかるものまでさまざま。まずは『見積り』から確認して、作業するかどうか決めると安心ですね。

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そんな方は、ぜひ弊社の無料電話窓口にご相談ください。お電話1本いただければ、業者選びの手間はいりません。24時間・365日受付対応ですぐにお近くの業者をご紹介・最短即日急行いたします!

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「すぐにテレビが見たい!」という方は、プロに相談してみるのがやはり確実かつ、早い解決方法です。まずは一度、相談や点検だけでもしてみてはいかがでしょうか?

アンテナケーブルの延長以外にもテレビを見る方法はある!

ここまではアンテナケーブルを延長する方法についてご紹介してきましたが、それ以外にも方法はあります。

【方法1】1本の長いアンテナケーブルに交換する

【方法1】1本の長いアンテナケーブルに交換する

そもそも延長せずに、コンセントからテレビまで届くような長いアンテナケーブルを用意する、という方法も便利です。この方法であれば、接栓に接続する手間もありません。

長さによっては少々費用こそかさんでしまいますが、金額よりも手軽さを取るならこの方法もアリでしょう。

【方法2】無線を利用してテレビを見る

テレビはアンテナケーブルを使わずとも、無線LANなどを用いて視聴することが可能です。これは具体的にいえば、レコーダーとテレビを無線でつないで、録画や動画配信サービスなどを楽しめるというもの。

基本的には『DLNA』(家電や機器をLANで連携するために定められたガイドライン)対応の機器と、無線LAN環境が整っていれば大丈夫。後はネットワークの設定をするのみですが、その方法は機種やメーカーによって異なりますので、各種説明書や公式サイトなどをご確認ください。

ただし、LAN環境がなければ契約などして整える必要がありますし、機器などをそろえる必要もあります。手間は多いですが、興味のある方は、今後の選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

【方法3】新しいテレビコンセントを増設する

「配線が長くなってわずらわしい!」

そんなときはテレビコンセント(テレビ端子)を増設すれば、もともとのアンテナケーブルのみでもテレビを視聴できます。中継接栓やケーブルを買う手間や費用こそ省けますが、気になるのはやはり工事費用……。

その費用相場は、約5,000円~1万円ほど。とはいえ、この費用は設置する場所や難易度に応じて、大きく変動します。気になる方は、まずは一度見積りだけでも確認してみてはいかがでしょうか?

弊社の無料電話窓口では、24時間受付対応でプロの業者をご紹介。見積りなどもしっかりお取りします。見積り後でもキャンセルOKなので、まずは金額を知りたいという方でも安心!

テレビやコンセント関係でお困りの方は、いつでもお気軽にご相談ください!

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