地デジ用室内アンテナが受信できる設置条件・テレビ接続作業も解説!

地デジ用室内アンテナが受信できる設置条件・テレビ接続作業も解説!

地デジ用の室内アンテナを設置するときは、住んでいる地域の電波状況や設置場所の環境を必ず確認しましょう。電波状況や設置場所の環境次第では、室内アンテナを置いてもテレビが映らないことがあるからです。

このコラムでは、地デジ用の室内アンテナを導入する条件などについて解説しています。そのほかテレビの接続手順やテレビが映らないときの対処法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

地デジ用室内アンテナを導入するときの条件3つ

地デジ用室内アンテナのメリットは、価格が安く簡単に設置できることです。ホームセンターや家電量販店などで、だいたい1,000円~8,000円で購入できるので、ほかの地デジアンテナに比べると導入しやすいといえるでしょう。

また設置も取扱説明書にそって取り付けるだけなので、専門知識や技術のない方でも簡単に設置できます。(詳しい手順については後述いたします)

一方デメリットとしては、設置環境によっては電波を受信できないことがある、ということです。たとえば、部屋の真ん中に置いたり、隣に建物があったりするだけでも受信が難しくなるケースもあります。

テレビアンテナはあくまで外に設置するのが基本です。そのため、「どうしても室内アンテナがいい!」ということでなければ、通常の屋外タイプのアンテナを選択することをおすすめします。

以下で室内アンテナを設置できる条件をご紹介しますので、購入を迷っている方はご自宅の設置環境を確かめてみてください。

1.窓際に室内アンテナを置けること

1.窓際に室内アンテナを置けること

室内アンテナは屋外アンテナよりも受信できる電波が弱いです。なぜなら、屋根や壁が電波をさえぎってしまうことがあるからです。とくに壁の材質にコンクリートや断熱材が使われていると電波を通さない可能性が高くなります。

そのため、室内アンテナを設置したいのであれば、購入する前に窓際に設置できる状態にあるかどうか確認するようにしましょう。

2.窓ガラスが網入りガラスでないこと

網入りガラスとは、火災が発生したときの熱で、ガラスが割れて飛び散ることを防ぐために、金属製のワイヤーが網目状に入っているガラスです。

金属には電波を遮断する性質があります。そのため、室内アンテナを網入りの窓ガラスが使われている部屋に設置すると、電波を受信しにくくなるのです。

そのため、室内アンテナは網入りガラスが使われていない部屋に設置するようにしましょう。

3.弱電界地域でないこと

弱電界地域とは、電波塔からの距離が遠いことや大きな建物が多いなどの理由で、届く電波が弱い地域のことをいいます。そして、弱電界地域以外にも強電界地域(強い電波が届く地域)・中電界地域(弱電界地域・強電界地域以外の地域)があります。

自分の家がどの電界地域なのかを知りたい方は、お近くの家電量販店などに聞いてみるとよいでしょう。その結果、弱電界地域であることが判明した場合、室内アンテナを設置してもテレビに映像が映らない可能性が高いです。

なぜなら室内アンテナは、電波を受信する力が屋外アンテナほど強くないからです。そのため、弱電界地域で室内アンテナを使用しても、映像がきれいに映らないことが多いのです。

それでも室内アンテナを設置したい場合は、ブースターが内蔵されているものを選ぶ、またはブースターを別途購入して取り付けるとテレビは映るかもしれません。(ブースターとは電波信号を増幅する機器)

ただし、ブースターは電波を増幅しすぎると映像が乱れることがあります。そのため、ブースターが必要かどうかの判断は、プロの業者に任せたほうが安心といえるでしょう。

ブースターが必要かどうかはプロに判断してもらおう

先ほども説明しましたように、室内アンテナの設置にブースターが必要かどうかの判断は、プロのアンテナ工事業者に任せたほうがよいでしょう。なぜなら、ブースターの設置方法は複雑であるため、素人には難しいからです。

もしブースターの設置を業者に依頼すると、その費用相場は約10,000円~約15,000円かかります。ただし、この費用相場はあくまでも目安にすぎません。料金トラブルを避けるためにも、ブースターの設置を依頼する前に見積りをとることをおすすめします。

どの業者にしようか迷ったときは、ぜひ弊社にご依頼ください。ご依頼いただければ、ブースターの設置だけでなく、そのほかのアンテナ工事にも、弊社に加盟する業者が適切に対応いたします。ぜひ一度お電話ください。

屋外用地デジアンテナを選ぶなら|特徴・工事費用の相場

前の章で述べた条件にひとつでも当てはまらなかったら、屋外用の地デジアンテナを選択することをおすすめします。室内アンテナよりも屋外用アンテナのほうが電波を受信する力が強いからです。

屋外用アンテナを大きくわけると、「八木式アンテナ」と「平面アンテナ」の2種類になります。八木式アンテナは、おもに屋根の上や外壁などに、平面アンテナは外壁などに取り付けます。

ここではそれぞれのアンテナの特徴や工事費用の相場などをご紹介します。アンテナ選びに迷われている方は、ぜひご覧ください。

八木式アンテナの特徴・市販価格

八木式アンテナの特徴・市販価格

八木式アンテナとは、見た目が魚の骨のように複数の棒で構成されているのが特徴のアンテナです。アンテナを構成する棒のうち、細いものは素子と呼ばれています。素子の数が多いほど電波を受信する性能が高くなります。そのため、八木式アンテナの場合、棒の数が多いほど受信する力が強いのです。

八木式アンテナは基本的に屋根の上に設置するため、受信する力が強いというメリットがあります。しかし、魚の骨のような見た目をしているため、建物の景観を悪くするというデメリットがあります。

市販価格は約2,000円~約8,000円となっており、基本的に受信する性能が高いものほど値段が高くなる傾向にあるといえるでしょう。

平面アンテナの特徴・市販価格

平面アンテナとはその名前のとおり、フラットな箱のような形が特徴のアンテナです。そのような見た目から、八木式アンテナよりもデザイン性が高く、設置しても家の外観を損ないにくいというメリットがあります。

ただし、平面アンテナは取り付けるときに壁に穴をあけます。穴をあけると、そこから雨水が侵入して壁を傷めます。さらに壁の耐震性能が弱くなるので、強い地震がきたときに壁が崩れやすくなるというデメリットがあるのです。

市販価格は、約4,000円~約10,000円となっています。平面アンテナの場合、電波を受信する性能の高さとデザイン性の高さによって、価格が決まる傾向にあるようです。

地デジアンテナ設置工事の費用相場

地デジアンテナの設置をアンテナ工事業者に依頼するとなると、費用がいくらかかるのかが気になるところだと思います。そこで、アンテナ設置工事の費用相場(本体代を含まない)を以下に示しました。

  • 八木式アンテナの設置:約23,000円~約25,000円(税込)
  • 平面アンテナの設置:約25,000円~約28,000円(税込)

ただし、この費用相場は目安にすぎません。料金は施工する内容によって変動します。そのため、依頼するときはいろいろな業者から見積りをとって料金と作業内容などを比較して決めるとよいでしょう。

比較するときは、弊社もご利用ください。弊社に加盟する業者は、価格面やサービス面で他社に負けておりません。地デジアンテナ設置工事を依頼するときは、ぜひ弊社をご利用ください。

テレビの接続作業をスムーズに!基本の手順を解説

テレビの接続は「電源を接続→アンテナケーブルを接続→B-CASカードを挿入→付属機器のケーブルを接続(完了)」という流れでおこないます。手順どおりにおこなえば、ひとりでも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。

もし接続後にエラーが出たり、うまくテレビが映らなかったりするときは、以下の対処法を試してみましょう。

テレビまわりの配線・設定を再確認!

テレビまわりの配線・設定を再確認!

「テレビをアンテナケーブルと接続したけれども映像が画面に映らない……」そんなときは、配線や設定が正しくされていないことが考えられます。そこで、次に挙げる項目をチェックしてみましょう。

・アンテナケーブルとテレビの接続が緩んでいないか
アンテナケーブルは、アンテナが受信した電波をテレビまで送るためのケーブルです。アンテナケーブルが、テレビのアンテナ入力端子や部屋の壁にあるアンテナ端子としっかり接続していない場合、テレビにきれいな映像が映りません。

そのため、アンテナケーブルを接続しても映像が映らないときは、まずケーブルの接続状態を確認しましょう。接続が緩んでいれば、アンテナ端子の奥までしっかりさしこみましょう。

・テレビのチャンネル設定は正しくにおこなわれているか
視聴可能なチャンネルは地域ごとに異なります。たとえば、引っ越しなどの理由で住居を県外に移転した場合、チャンネル設定を変更しなければなりません。

チャンネル設定を変更するときは、チャンネルスキャンをしましょう。それでもテレビに映像が映らないときは、テレビやアンテナなどが故障している可能性が高いです。そのため、故障している場合は、テレビやアンテナなどを買い替えましょう。

・アンテナケーブルの接続場所は正しいか
アンテナケーブルを各端子にしっかり接続し、チャンネル設定を正しくおこなってもテレビに映像が映らない場合もあります。その場合は、接続場所が正しいか確認しましょう。なぜなら、アンテナケーブルの接続場所が間違っていると、テレビが電波を受信しないからです。

したがって映像が映らないときは、アンテナケーブルの接続場所が正しいかどうかも確認するようにしましょう。

エラー表示は意味を理解して正しく対処しよう

引っ越しをして、アンテナケーブルを接続しチャンネル設定をしたけれども、「E202」というエラー表示が出て映像が映らないことがあります。「E202」が表示された場合、「アンテナからテレビへ電波が届いていない」、または「アンテナが電波を受信していない」このふたつのうちのどちらかが起きていると考えられます。

・アンテナからテレビへ電波が届いていない
この場合は、「ケーブルがアンテナ端子に接続していない」または「アンテナケーブルが緩んでしっかりさしこまれていない」このふたつの問題が起きている可能性が高いです。そのため、ケーブルの接続部分を確認するようにしましょう。

・アンテナが電波を受信していない
強風や落雷など通常とは異なる気象条件の場合、電波がアンテナまで届かないことがあります。この場合は、強風や落雷などがおさまれば再び電波が届くようになりますので、待ちましょう。

強風などがおさまっても映らないときは、アンテナの方向がずれて電波を受信できていないかもしれません。この場合は、アンテナの方向を調整しましょう。

ただし、アンテナを屋根などの高所に設置してある場合は、アンテナ工事業者に依頼したほうがよいでしょう。自分で調整しようとすると高所から落下して大けがをするリスクがあるからです。

もしアンテナ工事業者をお探しの方は、ぜひ弊社にご相談ください。ご相談いただければお近くの業者をすぐにご紹介いたします。もちろん通話は無料ですので、お気軽にお電話ください。

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