エアコン専用コンセントは不要?必要?増設工事する場合は業者に依頼

エアコン専用コンセントは不要?必要?増設工事する場合は業者に依頼

エアコンは専用のコンセントが必要といわれることありますが、法律などで義務化されているわけではありません。ただし、安全にエアコンを使用するためには、専用のコンセントを設けることをおすすめします。なぜならエアコンによっては電圧が異なることもあり、間違った使用方法では火災などの大きなトラブルにつながることもあるためです。

ここでは、エアコンに専用のコンセントが必要になる理由や注意点などについて解説しています。これからエアコンの買い替えなどを検討している方や、エアコンに専用コンセントが不要か必要かで悩んでいる方は、購入前にぜひご覧ください。

また、早急にエアコンのコンセントを取り付けたい場合には、多数の業者を紹介している弊社を、ぜひご利用ください。

エアコンに専用コンセントを設けることは義務化されていない

エアコンに専用のコンセントを配置することは、法律で義務化されているわけでもなく、電気会社などにも規定はありません。しかし、エアコンに専用コンセントが不要というわけではないのです。では、なぜ法律で義務化されているわけでもないのに、エアコンに専用のコンセントが必要なのでしょうか?それには、ちゃんとした理由があります。

エアコン専用のコンセントが必要といわれる理由

エアコン専用のコンセントが必要といわれる理由

エアコンに専用のコンセントが必要といわれる理由には、電圧の違いが挙げられます。一般的な家庭で使うほとんどの電化製品は電圧が100Vですが、エアコンには200Vの機種もあるのです。そして電圧が大きいほど、一度に消費する電力も大きくなります。

どこの住宅にも、電力の流れをコンセントに分配するための分電盤が設置されています。その分電盤にあるブレーカーは、コンセントで制限されている電力の使用容量を超えたときに電流を一時的に遮断する役割を果たしています。

たとえば、炊飯器やホットプレートなどの電化製品を同時に使用していて、ブレーカーが落ちたという経験をした方もいるのではないでしょうか。これは、ひとつのコンセントに電力が集中しているため、ブレーカーが落ちやすくなるのです。コンセントには、一度に使用できる電力容量が決まっています。

とくに消費電力が大きい電化製品を、ほかの電化製品と同じコンセントで使用するとブレーカーが落ちる可能性は高くなります。このため、消費電力の大きい電化製品を安全に使用するには、専用のコンセントが必要になるというわけです。新しいエアコンを買い替える場合は、コンセントがエアコンの電圧に対応しているかを確認しておきましょう。

間違ったコンセントの使用方法は火災などのトラブルを引き起こす

間違ったコンセントの使用方法は火災などのトラブルを引き起こす

エアコンをはじめ、電化製品を使用する際は、正しくコンセントを使わなくてはいけません。たとえば電圧が200Vのエアコンを100Vのコンセントで使用すれば、十分な電力が供給できず、本来の性能が発揮できないこともあります。そして、電圧の合っていないコンセントを使うことは、火災になるおそれもあるため注意しなくてはいけません。

消費電力の制限を超えて電化製品の使用を続けた場合、配線が発熱して発火するリスクがあるのです。エアコンには専用コンセントが不要というわけではなく、電圧を確かめて正しく使うということが大切なのです。

またエアコンに限らず、コンセントが足りずにタコ足配線などをしている場合にも同じ危険があります。もし普段ブレーカーが落ちやすいということであれば、電力使用の容量をオーバーしており、適切に電力を使用できていない可能性があります。その場合は、一度業者に相談して調査してもらうことをおすすめします。

エアコンの購入前にはコンセントを増設することがおすすめ

エアコンの購入前にはコンセントを増設することがおすすめ

エアコンには専用コンセントが不要と思い込んでいると、購入の際にトラブルになることもあります。実際に家電量販店でエアコンを買って取り付けを依頼したところ 専用コンセントがないために取り付けを断られるケースがあります。専用コンセントの配置が義務化されていないのに、なぜ断られてしまうのでしょうか?

それは、製造物責任法(PL法)があるためです。もし、取り付け工事をおこなったあとに火災などが起きてしまうと、取り付け業者が損害賠償責任を求められる可能性が高くなるのです。

このため、業者はエアコンの専用コンセントがないと、取り付けをおこなわない場合があるということも知っておきましょう。エアコンを使う前には業者に依頼して、あらかじめ専用のコンセントを増設しておくことをおすすめします。

コンセントの増設には資格が必要になる

ここまで解説してきたように、エアコンには専用コンセントが不要というわけではありません。新しくエアコンを取り付ける際は、あらかじめ専用のコンセントを設置しておきましょう。

ただし、エアコンのコンセントの増設など配線に直接触れる作業は、電気工事士の資格をもった人でないとおこなうことができません。100Vの電流が流れる配線にあやまって触れてしまえば、感電だけでなく最悪の場合は死にいたることもあるため非常に危険です。配線に直接触れる作業を、自分でおこなうことは絶対に避けてください。

エアコン専用コンセント増設の工事費用目安

エアコン専用コンセント増設の工事費用目安

エアコンは消費電力が大きいことと、200Vの電圧の場合は100Vの電圧からは分岐できないため、分電盤から専用の回路を引くことが必要になります。エアコンの設置場所や配線を延長する長さなどによって設置費用は異なりますが、目安は1万5千~3万円前後です。

業者にエアコン専用のコンセント増設を依頼する場合には、ほかのコンセントの使用状況なども一緒に調査してもらうとよいでしょう。とくにタコ足配線などをしている場合は、火災などのリスクを避けるため早急に対処する必要があります。

もし業者をお探しであれば、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、電気工事の有資格者がいる多数の業者を紹介しています。業者であればコンセントの安全な使用方法だけでなく、使いやすい位置や高さなどの提案やアドバイスも受けることができるでしょう。

24時間365日受付対応していますので、どうぞお気軽にご連絡ください。安全にエアコンが使用できる専用コンセントを設置して、快適な生活を手に入れましょう。

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