テレビコンセント(端子)がないときは増設工事がいい?対処法を紹介

テレビを視聴する場合、一般的には専用のテレビコンセントを使用しますが、インターネットや分配器などを使用して、テレビを視聴することもできます。

本コラムでは、テレビコンセントがない部屋でテレビを視聴する方法を、4つご紹介します。4つのうち「この方法は自分にあっているな」と思ったら、その方法を試してみてください。

テレビを視聴する方法1.テレビコンセントを増設する

1つ目の方法は「テレビコンセントの増設」です。ここでは、テレビコンセントを増設する場合のメリットとデメリットをご紹介いたしますので、テレビを視聴する方法を選ぶときの参考にしてください。また、コンセントをDIYで増設する手順についても触れていますので、あわせてご覧ください。

・テレビコンセントを増設するメリットとデメリット

・テレビコンセントを増設するメリットとデメリット

テレビコンセントを増設するメリット・デメリットは以下のとおりです。

〇メリット
・分配器を使う方法よりも、強い電波を安定して受信できるため、映像が乱れにくい
・分配器や延長コードを使うよりも、配線がスッキリする
・希望する場所にテレビを配置できる

〇デメリット
・取り付けに費用と手間がかかる
・壁に穴をあけて設置するタイプの場合、見栄えが悪くなるおそれがある

・コンセント増設のDIY難しい

壁に穴をあけるタイプのコンセントをDIYで増設する手順は、以下のとおりです。

  1. 設置する場所に穴をあける
  2. テレビコンセントの差込口を用意し、プラスチックの枠にはめ込む
  3. あけた壁の穴に、「コの字型」の部品をいれる
  4. プラスチックの枠を壁にはさみ、ネジをしめて固定する
  5. パネルを固定した差込口の上からかぶせれば作業完了

テレビコンセントの増設は、資格がなくてもできます。とはいえ、この作業は素人には難しいので、業者に依頼することをおすすめします。

どの業者に依頼してよいかわからないときは、ぜひ弊社にご相談ください。弊社にはプロの電気工事業者が全国に多数加盟しておりますので、すぐにお近くの業者をご紹介することができます。ぜひ、一度お電話ください。

テレビを視聴する方法2.インターネットを使ってLAN接続をする

自宅がインターネットを利用できる環境であれば、アンテナとつながっているテレビとそれ以外のテレビを、無線LANでつなげて視聴することができます。ただし、この方法で視聴できるテレビの機種は限られています。

ここでは、インターネットを使ってテレビを視聴する方法のメリット・デメリットについて解説していますので、ほかの3つの視聴方法と比較するときの参考にしてみてください。

・LAN接続するメリットとデメリット

・LAN接続するメリットとデメリット

LAN接続でテレビを視聴する場合のメリット・デメリットは以下になります。

〇メリット
・すでにインターネットができる環境にあれば、新たに機器などを設置する必要がない
・無線で各テレビをつなぐため、邪魔な配線もなく、室内の見た目がスッキリする

〇デメリット
・この方法で視聴できるテレビの機種は限られている
・壁や天井で無線がさえぎられて、テレビが見られない可能性がある

「無線が自宅の各テレビに届かない」
「自宅がインターネット環境にない」

そのような方には、テレビコンセントの増設をおすすめします。弊社へご依頼していただければ、弊社に加盟する業者をご紹介します。ご紹介した業者がすぐにお客様のもとに駆け付けますので、ぜひ一度ご連絡ください。

テレビを視聴する方法3.分配器を使う

3つめは、分配器を使ってテレビを視聴する方法です。分配器とは、アンテナが受信したひとつの電波を複数の電波にわけるための機器です。

たとえば、テレビコンセントが自分の部屋にはないけれども、ほかの部屋にはあるとします。その場合、分配器を使えば、自分の部屋のテレビにもアンテナが受信した電波を送ることができるのです。

その際、テレビコンセントと分配器は以下の手順でつないでいきます。

  1. テレビコンセントと分配器をケーブルでつなぐ
  2. 分配器と自分の部屋のテレビをケーブルでつなぐ

・分配器を使うメリットとデメリット

・分配器を使うメリットとデメリット

分配器でテレビを視聴する場合のメリット・デメリットは以下になります。

〇メリット
・分配器があれば、テレビコンセントの数に限りがあっても複数台テレビを設置できる

〇デメリット
・分配器を使うとテレビの台数に応じてケーブルの本数が増えるので、掃除をするときに邪魔になり、部屋の見栄えも悪くなる
・電波はわければわけるほど弱くなるので、テレビの映像がきれいに映らなくなることがある

テレビを視聴する方法4.アンテナケーブルを引き込む

4つめは、アンテナケーブルを引き込む方法です。アンテナケーブルはネット通販やホームセンターなどで、1,000円~4,000円ほどで購入することができます。

既存のものとは別に、新しいアンテナケーブルをアンテナに接続します。その接続したケーブルを家のなかに引き込み、テレビと接続しましょう。

エアコン用の穴があれば、そこからケーブルを通して引き込むことができますが、なければすき間用の接続ケーブルを購入して、窓から引き込みます。そうすれば、アンテナが受信した電波がテレビまで届き、視聴可能となるのです。

・アンテナケーブルを引き込むメリットとデメリット

アンテナケーブルを引き込むメリットとデメリット

アンテナケーブルでテレビを視聴する場合のメリット・デメリットは以下になります。

〇メリット
・アンテナの電波がテレビに直接届くため、映像がきれいに映りやすい
・ケーブルを購入するだけなので、費用を抑えることができる

〇デメリット
・すき間用のケーブルを引き込んだ場合、窓を開け閉めしたときにケーブルが挟まれて傷みやすい
・引き込んだ部分にわずかにすき間ができるため、そこから害虫が家のなかに侵入するおそれがある
・アンテナとテレビとの位置によっては、長いケーブルを迂回させて引き込むことになるため、建物の景観を損なう

結局どれがいいの?オススメはコンセント増設!

ここまでテレビを視聴する方法を4つご紹介してきましたが、いちばんのおすすめは“テレビコンセントの増設”です。

インターネットを使ってLAN接続する場合、使っているテレビによっては視聴できない場合があります。また、無線が届かずテレビが見られない場合もあります。

分配器を使うと配線が多くなり、室内の景観を損ないますし、掃除をするときにも邪魔です。アンテナケーブルを引き込む方法による場合、ケーブルが屋根と壁をつたうことになるため、建物の見栄えが悪くなります。

そこで、テレビコンセントを増設すれば、基本的にアンテナが受信した電波を弱めずにテレビまで送ることができます。配線を増やさずに済みため、室内や自宅の外観を損なうこともほとんどありませんので、おすすめです。

ここまで読んで、テレビコンセントを増設したいという方は、ぜひ弊社にご依頼ください。ご依頼いただければ、弊社に加盟するプロの業者が適切に対応いたします。もちろん通話は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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