エアコンの取り付け方法3選!工事料金で見るおすすめの方法について

エアコンの取り付け方法3選!工事料金で見るおすすめの方法について

エアコンを取り付ける際は、「業者を自分で探す」という方法が最もおすすめです。なぜならDIYで取り付ける手間をなくすことができますし、販売店に業者を手配してもらう方法と比べてもお得に取り付けてもらうことができるからです。

この記事では、DIYの手順や工事込みのエアコンのメリット・デメリットに触れつつ、冒頭でお伝えした方法がなぜおすすめできるのかを詳しく解説していきます。ご紹介するエアコンの取り付け方のなかからお好みの方法を選び、納得できる料金でエアコンを取り付けてみてください。

エアコンの取り付け・取り外し方は全部で3つ!

エアコンの取り付けや古いエアコンの取り外しの方法は、おもに3つあります。そこで、以下からはその3つの方法について詳しくご説明します。

方法1:DIY

方法1:DIY

DIYでエアコンを取り付ける最大のメリットは、安く済むということです。プロに依頼すると基本的には10,000円以上の費用がかかりますが、自分で取り付ければ数千円程度で済ませられる可能性が高いです。費用を抑えたい方はDIYでの取り付けを検討してみてもよいかもしれません。

DIYでエアコンを取り付ける方法については、本コラムの【DIYユーザー必見!エアコン取り付けの詳しい手順】で詳しくご紹介します。

また、既存のエアコンを新しく交換したい方は、既存のエアコンを取り外す必要があります。取り外しについては、詳しくは【エアコン取り外し工事の方法と業者依頼の際の費用相場を解説!】をご覧ください。

ただし、DIYでエアコンを取り付けるには、さまざまな道具が必要です。エアコンの取り付けにかかる道具を自分ですべてそろえるのは大変かもしれません。

また、素人がおこなうため、取り付けに失敗するリスクもあります。たとえば、「エアコン本体の取り付けに失敗し、床に落下して故障した」という事態になるかもしれません。こういったリスクを考えると、作業に慣れていない方はプロに依頼することをおすすめします。

方法2:エアコン販売店に業者を手配してもらう

エアコンを家電量販店などで購入すると、お店が提携しているエアコン工事業者に取り付けを依頼することができます。また、追加で費用を払えば、古いエアコンの取り外しや処分もあわせておこなってもらえます。エアコンの取り付け・取り外しに手間をかけたくない方は、販売店に業者を手配してもらうとよいでしょう。

工事費込みのエアコンを購入する費用や流れについては、本コラムの【「工事込みのエアコン」は手軽さが魅力!】でご説明します。

しかし、家電量販店にエアコン工事業者を手配してもらうと、自分で業者を選ぶことができません。もしかしたら、満足のいく工事が受けられないかもしれないのです。さらに、家電量販店が仲介に入るため、業者と直接連絡を取ることができません。施工後にトラブルが発生したときなどには、対応が遅れてしまうおそれがあるでしょう。

方法3:業者を自分で探す

業者を自分で探す方法は、手配してもらうよりも手間がかかるでしょう。しかし、自分で業者を探すことによって自分の状況に合った業者を選ぶことができるため、より満足のいく工事を受けられる可能性が高いです。また、トラブルが起きたときも直接業者に依頼することができるので、スピーディーな対応を求めている方にとってもおすすめです。

ちなみに、自分で業者を探す場合でも、追加料金を支払えば古いエアコンの取り外しや処分をおこなってもらうことが可能です。

業者を自分で探すときの費用・流れなどについては、本コラムの【依頼先を自分で探せば出費を減らすことが可能に!】でご説明します。

また、弊社ではエアコン工事業者をご紹介しています。「エアコン工事業者選びが面倒」「どんな業者に依頼してよいかわからない」という方は、ぜひご依頼ください。

DIYユーザー必見!エアコン取り付けの詳しい手順

ここからは、自分でエアコンを取り付けたい方向けに、DIYでのエアコンの取り付け手順をご説明します。正しい方法で作業を進めなければ失敗してしまうおそれがあるので、以下で正しい手順を理解してから作業をおこないましょう。

必要な道具(レンタル含む)とその費用

必要な道具(レンタル含む)とその費用

必要な道具は、以下にまとめました。

■工具
ドライバー(プラス・マイナス)・ペンチ・ニッパー・モンキーレンチ・六角棒レンチ・スパナ・パイプベンダー・ガス漏れ検知器

■部材
据置板・銅管(冷媒の配管)・ドレンホース・配管カバー(配管カバーを設置する場合)・配管テープ・貫通スリープ・パテ・電線・ボードアンカー

■レンタルする道具
以下の道具は、電気工事以外で使用する頻度が少ないため、レンタルすることをおすすめします。

トルクレンチ・電動ドリル・コアドリル・エアコンダクトカッター(配管カバーを取り付ける場合)・フレアツール・真空ポンプ・真空ゲージ・リーマー・パイプカッター

手順1:配管を通す穴を開ける

まず、エアコン配管用の穴があるかどうかを確認してください。穴がないなら、コアドリルを使ってエアコンの配管を通す穴を開けましょう。穴を開ける作業は、失敗すると修復に10,000円以上の費用がかかるので、自信のない方は業者に依頼したほうがよいかもしれません。

手順2:据置板を設置する

エアコンを取り付けるための据置板を設置します。そのために、まず据置板を設置する位置を決めます。一般的には、右下か左下に配管用の穴がくるように据置板を設置します。

このとき、据置板が傾かないように設置しましょう。据置板を斜めに設置してしまうと、エアコンを使用する際にドレン(空気を冷やすときに出る水)が漏れてしまうおそれがあるのです。水平計を使って確かめながら設置するとよいでしょう。

設置する場所が決まったら、据置板をネジで固定します。使う工具は壁面の材質によって異なりますが、木材の場合は電動ドリルで固定できるようです。

手順3:据置板にエアコンを取り付ける

据置板のツメにエアコン本体を引っ掛けましょう。このとき、ツメにしっかりと引っ掛けないとエアコンが落下して故障するおそれがあるので、細心の注意を払ってください。

このとき、エアコンに2本の銅管(太いものと細いもの)・ドレンホース・電線をまとめて配管用の穴に通します。

そのためには、事前に電線をエアコン本体の基盤に差し込んでおく必要があります。まず、カッターで電線を切って、ペンチやニッパーなどで絶縁体が見える状態にしてください。そして、本体裏側にある基盤に絶縁体を通します。

絶縁体は赤・白・黒の3色があり、基盤にはそれぞれの色を差し込む部分があります。それぞれの線を差し込んだら、ビスでフタをビスで固定しましょう。

そして、2本の銅管とドレンホース、電線をまとめてテープで巻いて配管用の穴から通しておきましょう。テープで巻いておくことで、配管がバラバラにならず、穴から通しやすくなります。

手順4:フレア加工をする

フレア加工とは、配管の先をラッパの形になるように広げる加工のことです。フレア加工をした2本の配管をそれぞれ銅管につなげれば、室外機の位置まで銅管を延長することが可能です。

まず、配管をパイプカッターで切り落とします。次に、リーマーを使って配管の内側のバリを取り除きます。そして、配管にフレアツールという道具を使ってフレアナットを取り付ければフレア加工は完了です。

フレアツールは手動タイプと電動タイプがありますが、電動のタイプを使うのをおすすめします。電動のタイプなら、配管パイプに取り付けてハンドルを回すだけでフレア加工ができるのです。フレア加工は、2つの配管の両端をおこないましょう。

室外機に配管類を接続

室外機を設置したら、室外機にフレア加工をした配管を接続します。室外機の側面のカバーを外すとナットが見えるので、そこに取り付けましょう。さらに、室外機側につなげた配管を室内機側の銅管にも接続します。配管を取り付けるときには、スパナやトルクレンチなどの工具を使ってしっかりと締めましょう。

次に、室外機の側面にある端子台に3つの絶縁体を取り付けましょう。そして、ドレンホースを伸ばします。ドレンホースは、排水口の近くなど水が出てくるところに伸ばすとよいでしょう。

真空引きをする

真空引きとは、2本の配管内の空気や水分を取り除く作業のことです。真空引きをおこなうことで、しっかりと冷たい(暖かい)空気を送り込むことができます。

まず、室外機の側面についている3つのフタを開けます。するとバルブが見えるので、そのうち違う方向を向いたバルブに真空ゲージとチャージホースをつなぎます。そして、真空ポンプの電源を入れて真空引きをおこなってください。

真空ゲージのゲージ圧が-0.1MPaになったら、15分~20分程度待ちましょう。そして、真空ゲージの針が下がらないことを確認しましょう。もし、針が下がってしまうときは、配管がしっかり接続されておらず、空気が漏れ出ているおそれがあります。真空引きが終わったら、サービスサポートからチャージホースを外しましょう。

そして、2つの配管がついているバルブを六角レンチで全開にしましょう。すると、配管に冷媒が流れます。

配管の穴をパテで埋める

配管の穴をパテで穴を塞ぎます。そして、エアコンの試運転をおこなって問題なく作動すればエアコンの取り付けは完了です。

ここまで記事を読んで、エアコンの取り付けが難しいと思った方も多いのではないでしょうか。エアコンの取り付けに自信がない方は、プロに任せることをおすすめします。そこで、以下からはプロに任せる方法について見ていきましょう。

「工事込みのエアコン」は手軽さが魅力!

家電量販店で工事込みエアコンを購入すれば、家電量販店と提携している業者にエアコンの設置をおこなってもらうことができます。以下では、工事込みエアコンの費用・流れをご説明します。

工事込みエアコンの費用相場

工事込みエアコンの費用相場

工事込みエアコンの費用相場は、10,000円~24,000円程度が相場です。ただし、エアコンの取り外しが必要となったり配管カバーを設置したりするときなど、ほかに工事をするときには、追加で料金がかかるようです。

工事込みエアコンでは家電量販店の仲介料が発生するため、自分で業者を探す場合に比べると高額になるようです。

この方法でエアコンを取り付ける場合の流れ

家電量販店でエアコンを購入した際に工事を依頼すれば、家電量販店が業者を手配してくれるでしょう。このとき、室外機の設置場所や配管を通す穴があるかなど、エアコンの設置場所の状況を聞かれる可能性があるので、事前にチェックしておく必要があります。確認事項の詳細は、家電量販店などのホームページを見るか、直接お問い合わせください。

また、もしできるだけエアコン取り付けの費用を抑えたい方は、自分で直接業者に依頼するとよいでしょう。弊社では、エアコン取り付け業者をご紹介します。業者選びにお困りの方は、ぜひ弊社までご相談ください。

依頼先を自分で探せば出費を減らすことが可能に!

エアコン工事業者を自分で探せば、工事込みエアコンに比べて工事費を抑えることが可能です。ここでは、エアコン取り付け業者に依頼したときの費用相場をご紹介します。

エアコン取り付け業者の費用相場

エアコン取り付け業者の費用相場

エアコン取り付け業者に依頼したとき、基本的な工事で10,000円~19,000円程度の費用がかかります。工事込みエアコンと同様に、エアコンの取り外しや配管カバーの取り付けなどの追加工事をおこなう場合は、その分追加費用がかかります。正確な費用を知りたい方は、一度業者から見積りを依頼するとよいでしょう。

この方法でエアコンを取り付ける場合の流れ

業者にエアコンの取り付けを依頼するときの流れを、以下に示しました。

  1. 業者に問い合わせる
  2. スタッフが訪問し、見積書を作成する
  3. 見積り額に納得したら、業者に問い合わせて工事日を決定する
  4. 工事日当日、業者が訪問しエアコン工事をおこなう
  5. 料金の支払

業者によって流れは異なる可能性があるので、上記はあくまでも参考としてお考えください。詳しい費用を知りたい方は、業者にお問い合わせください。

相見積りでさらにお得に!

エアコンの取り付け業者を探すときには、相見積りを取ることをおすすめします。相見積りを取れば複数業者の費用を比較できるので、自分の予算に収まる業者が見つけやすくなるのです。

ちなみに、このとき見積りに無料で対応してくれる業者に依頼するとよいでしょう。そうすることで費用を気にせずに見積りを依頼できるので、その分多くの業者の見積り額を知ることができるのです。

弊社加盟店では、見積りは無料で対応しています。電話相談は24時間365日対応しているので、ご都合のよい時間帯にいつでもお電話ください。

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