エアコンからポコポコ音がする!音の原因は消音バルブで対策して解消
![エアコンからポコポコ音がする!音の原因は消音バルブで対策して解消](https://denkikoji-otasuketai.com/wp-content/uploads/2020/02/3002668_s.jpg)
エアコンからポコポコといった音がして気になるなら、ドレンホースから空気が入らないようにしましょう。エアコンのポコポコ音は、ドレンホースから排出される水に空気が入り込むことで音がなるからです。ドレンホースとは、エアコンに溜まった水を室外へ排出するためのホースのことをいいます。
エアコンのドレンホースから空気が入り込まないよう室内の圧力差をなくしたり、バルブを設置したりして対策をしましょう。この記事では、エアコンのポコポコ音の解消法について解説していきます。
目次
エアコンのポコポコ音の正体は外気の侵入
エアコンのポコポコ音は、ドレンホースに外気が侵入することによって起こります。ドレンホースに外気が入り込むことで結露が排出されず、ポコポコという音がするのです。エアコンからポコポコ音がする具体的な原因について以下で解説していきます。
気密性の高い部屋
![気密性の高い部屋](https://denkikoji-otasuketai.com/wp-content/uploads/2020/02/487a06dd5d80149a8a212b12a28e25d2_s-e1581578316533.jpg)
マンションの高層階など気密性の高い部屋の場合に、エアコンからポコポコ音がすることが多いです。とくに気密性の高い部屋で換気扇を使うと、部屋の圧力差が起きやすくなります。
換気扇により部屋の圧力が低くなると、外気から空気を取り入れようとドレンホースから空気が入ってくるのです。ドレンホースから外気が侵入することで、結露が流れずポコポコ音がなります。
ドレンホースの詰まり
ドレンホースにホコリやゴミなどが詰まっていると、水をうまく排出することができません。その結果、水が溜まったドレンホースに空気が入ることで、ポコポコと音がするようになります。飲み物にストローで息を吹き込むと、ブクブクと泡が発生するのと同じ状況が起きているということです。
台風などによる外気の逆流
台風などの強風により外気がドレンホースに逆流し、エアコンがポコポコと音がすることがあります。ドレンホースは結露を排出するために、むき出しで室外に伸びています。そのため、気密性の高い部屋でなくても空気がエアコンに逆流をしてポコポコ音がするのです。
エアコンのポコポコ音が気になって仕方ないという方は一度、業者に相談をしてみてはいかがでしょうか。弊社では電気工事に詳しい業者をご紹介しております。
【応急処置】ポコポコ音をとりあえず止めたい!
「エアコンのポコポコ音が気になって寝れない!」などすぐに止めたい場合に使える解決方法をご紹介していきます。どれも簡単にエアコンのポコポコ音を止めることができますので試してみてください。
換気扇を止める
![換気扇を止める](https://denkikoji-otasuketai.com/wp-content/uploads/2020/02/b674dad9e2dccad7f4c47083e4664a67_s-1-e1581578372284.jpg)
気密性の高い部屋で換気扇を使用すると圧力差が生じ、ドレンホースから空気を取り込もうとすることで音がなると解説しました。そのため、エアコンをつけながら換気扇を回している場合は、一度止めてみましょう。換気扇を止めても音がする場合は、原因がほかにあると考えられます。
ドレンホース以外から外気を取り込む
ドレンホースから外気を取り込もうとしている場合は、ドレンホース以外に空気の通り道を作るようにしましょう。すぐに実践できるのが窓を開けることです。窓を少し開けた状態で音がおさまるのを待ってみてください。また、換気口を開けて外気からの空気を取り込むことでも、エアコンのポコポコ音を解決することができます。
ドレンホースの向きを変える
ドレンホースから外気が入ってこないように、ホースの向きを変えるのも有効的な方法です。エアコンから出る結露の排水に問題が出ないように、ドレンホースの向きを変えましょう。無理にホースを捻じ曲げて破損させたり、水が溜まりやすい状態になったりしないように注意をしてください。
ポコポコ音をすぐに止める応急処置の方法を紹介しました。これらの方法を試してみても、エアコンのポコポコ音が解決しない場合は、業者に相談をしてみるのがおすすめです。
弊社では、電気工事に資格をもつ業者をご紹介しております。エアコンのポコポコ音が解決しない場合、ほかに原因があるかもしれませんので、一度業者に点検を依頼してみてはいかがでしょうか。
【対策】エアコンのポコポコ音とおさらば!
エアコンのポコポコ音を一時的ではなく根本的に解決する方法を解説していきます。エアコンから異音がしないように対策をしていきましょう。
バルブを取り付ける
![バルブを取り付ける](https://denkikoji-otasuketai.com/wp-content/uploads/2020/02/ec1fcdaf8881d5be19bc60d34781489e_s-1-e1581578626139.jpg)
エアコンのポコポコ音は、ドレンホースから外気が入ることで、発生します。そのため、ドレンホースから外気が入らないようにすれば、ポコポコ音を解決することができるのです。ドレンホースから外気が入らないようにするための道具として「バルブ(弁)」があります。
バルブは消音バルブや逆流防止弁、防虫弁などと呼ばれているものです。バルブは液体や気体が一定の方向にしか流れないようにする役割をもっています。バルブは市販で販売されているため、自分で入手して取り付けることが可能です。
バルブの取り付け方は簡単で、ホースにバルブを差し込むだけになります。また、空気が漏れないようにきっちりと接続部分をビニールテープで接続しましょう。
ドレンホースを掃除する
どの方法を試してもポコポコ音が止まらなかったり、再びポコポコ音がしてしまったりする場合は掃除をしましょう。ドレンホースの詰まりを掃除でなくすことで、解決することができます。
ドレンホースを掃除するときは水が逆流する恐れがありますので、室内機回りを新聞紙やレジャーシートなどで覆って部屋が汚れないようにしましょう。ドレンホースの排水口から、割りばしを使って汚れを取り出します。割りばしで取り出せない汚れは、掃除機などを使って汚れを吸い取りましょう。
ポコポコ以外の音がするなら業者へ
エアコンからポコポコ以外の異音がする場合は、業者に相談をしましょう。もしかすると故障をしているかもしれません。とくに室外機は外に設置されているため、異物が混入しやすかったり、故障しやすかったりします。
「キュルキュル」といった音がする場合は、エアコンのフィルターにホコリが溜まっていたり、ファンモーターが故障していたりするかもしれません。「ガラガラ」という音がする場合は、プロペラやコンプレッサーが故障している可能性が高いです。「ガゴンガゴン」という音がする場合、エアコン内でなにかが故障している可能があるため業者に点検してもらいましょう。
エアコンの異音にお困りなら弊社へご相談ください。弊社では、電気工事の経験が豊富な業者をご紹介しております。エアコンの調子が悪いときや故障かもと思ったときはお気軽にご相談ください。
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