エアコンのドレンホースは定期交換部品!自分で交換する方法も解説!

エアコンのドレンホースは定期交換部品!自分で交換する方法も解説!

エアコンのドレンホースを交換する際は、正しい方法で作業をおこなうことが大切です。ドレンホースの交換を正しくおこなわなければ、水漏れや害虫が侵入する原因になったり、劣化を早めてしまったりするおそれがあるためです。

ここでは、エアコンのドレンホースを交換するタイミングや方法などをくわしく解説しています。また、ドレンホースを長持ちさせるポイントも紹介しています。もし、エアコンのドレンホースが劣化していてお悩みなら、ぜひご覧ください。

劣化のサインがあったらすぐに交換がおすすめ

どのご家庭にも、エアコンには室内機から屋外に伸びているドレンホースといわれる管がついています。ドレンホースは、エアコンの中で結露してたまった水分を外に出す役割を果たしています。

ドレンホースは屋外にあることから、長い間使っていると管が割れるなどして破損することがあります。このため、ドレンホースは定期的に交換が必要になるわけです。

ドレンホースは、さまざまな要因で劣化していきます。屋外にあるドレンホースは、紫外線などを浴び続けることにより劣化していきます。とくにカバーなどがされておらずホースがむき出しになっている場合は、紫外線や風雨などの影響を受けるため劣化は早くなります。また、室外機のファンの振動を受け続けることも、ホースが割れる原因のひとつです。

劣化したドレンホースの放置はさまざまな故障の原因になる

劣化したドレンホースの放置はさまざまな故障の原因になる

ドレンホースの劣化には、サインがあります。もしエアコンの室内機から水漏れすることがあるなら交換したほうがよいかもしれません。この場合は、ドレンホース内で詰まりが発生しており、結露した水が外へ排出できていない可能性があります。そのまま放置しておくと、ホースだけでなく室内機が故障するおそれもあるため早めに交換しましょう。

またドレンホースが割れていると、破損している箇所から植物や虫が侵入して繫殖することもあります。場合によっては、詰まりが発生する原因になるだけでなく、ホースを通じて室内に繁殖した虫が侵入してくるかもしれません。エアコンを使用していて不具合を感じたら、専門の業者に相談してみてもよいかもしれません。

ドレンホースの交換を業者に依頼する費用相場

一般的に、ドレンホースの交換を業者に依頼した場合の費用相場は、約5千~2万円前後です。ただし、エアコンのドレンホースを交換する費用は、環境やエアコンの設置場所などによって変動します。たとえば、2階以上になればドレンホースを延長させることが必要になり、天井に埋め込むタイプのエアコンでは、天井裏での作業が必要になる場合もあります。

ドレンホースの交換は、自分でおこなうことも可能です。しかし、ドレンホースには種類があり、直径が異なるだけでなく素材が異なるものもあります。

このため知識がないと、ホースを購入するまでに手間や時間がかかるかもしれません。さらに2階以上に設置されたエアコンの場合は、ドレンホースの長さを計る作業が高所になるため、危険をともなうこともあるでしょう。

もし自力で交換する自信や時間がないなら、専門の業者へ依頼するようにしましょう。プロに任せれば、安全で確実にドレンホースの交換をおこなってくれます。何より、リスクを回避して自己負担を軽減できるのもメリットです。ドレンホースの交換で気になることがあれば、まずは業者に相談してみましょう。

ドレンホースはDIYで交換することもできる

エアコンのドレンホース交換は、自分でもおこなうことができます。ここでは、ドレンホースの交換をDIYでおこなうための準備と交換手順を解説します。

ドレンホースの交換で準備すべきもの

ドレンホースの交換で準備すべきもの

ドレンホースの交換には、おもに以下のものが必要になりホームセンターなどで購入することが可能です。購入前には、あらかじめ必要になるドレンホースの長さや直径は調べておきましょう。

一般的に使われるドレンホースの直径には、14㎜と16㎜、そして18㎜があります。またドレンホースに「ジョイント」と呼ばれる連結部品が付いていれば、そのまま流用できそうか確認しておくこともポイントです。

〇ドレンホースの交換で用意するもの
・新しいドレンホース
・ジョイント
・配管用テープ
・結束バンド
・手袋

ドレンホースの交換手順

ドレンホースを交換するための部品などが揃ったら、実際に交換を始めてみましょう。

ドレンホースの破損した箇所は、汚れているだけでなく鋭利になっている可能性があります。ケガをしないよう安全に作業するために手袋を着用しましょう。

〇劣化したホースを外す
ドレンホースに配管テープが巻かれていれば、ジョイントでホースを接続している可能性があります。テープを外してみて、ジョイントがあれば劣化しているホースを取り外します。もしジョイントが付いていなければ、破損している箇所を切り落としてしまってかまいません。

〇ホースをつなげて配管テープを巻く
室内機から伸びているホースに、新しいホースをつなげます。ホースを途中で切断した場合はジョイントを使って接続します。ドレンホースをつなぎ終えたら、配管テープでしっかり巻き付けます。

〇交換したドレンホースを冷媒管や支柱などに固定する
ドレンホースの交換ができたら、強風から守るために結束バンドなどで固定することがおすすめです。エアコンの配管には、ドレンホース以外にも冷媒管といわれる金属製のパイプが2本あります。もし固定できるような支柱がない場合は、冷媒管に固定しておきましょう。

ドレンホースの交換時の注意点

ドレンホースの交換時には、注意点があります。ドレンホースに巻かれたテープなどを外す際に、ハサミやカッターなどを使用する場合は、冷媒管に傷つけないように配慮することが大切です。万が一、冷媒管を傷つけると循環するはずのフロンが漏れ、エアコンが正しく機能しないおそれがあるのです。

こうなると、ドレンホースの交換をするつもりだったはずが、かえって高い修理費用を払うことになってしまいます。もし確実に修理したいということであれば、自分でおこなうことはせず、専門性の高い知識や技術がある業者に依頼することをおすすめします。

ドレンホースを長持ちさせるコツ

ドレンホースは消耗品とはいえ、対策することで長持ちさせることもできます。まず使用するドレンホースは、プラスチック製よりも塩化ビニール製のほうが長持ちします。さらに、ホースが二重構造になっていて耐候性のあるものがよいでしょう。耐候性のドレンホースは、肉厚で内側が黒いところで見分けることができます。

また、ホースの大敵ともいえる紫外線から守るには、耐久性のある化粧ケースなどカバーをつけ紫外線対策することで長持ちさせることもできます。カバーについても、ドレンホースと同様に劣化しやすいプラスチック製ではなく、塩化ビニール製をおすすめします。

ほかにも、害虫の侵入を防ぐためにホースを地面から浮かせておくのもポイントです。そして、ホースの先端を防虫キャップなど網目状のもので覆えば、より効果的です。

対策方法でわからないことがあれば、専門の業者などに相談をしてみるのも方法のひとつです。専門の業者であれば、環境に適した方法で確実にドレンホースの交換をおこなってくれます。さらに優良な業者であれば、長持ちさせるためのアドバイスやアフターフォローを受けることもできるでしょう。

もしドレンホースに破損や劣化が見られるなどのお悩みがある場合は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、エアコンのドレンホース交換をする専門業者を数多くご紹介しております。24時間365日受付対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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