床コンセント設置で住宅のコンセントをもっと便利に!注意点や費用も

床コンセント設置で住宅のコンセントをもっと便利に!注意点や費用も

床コンセントの設置を検討している方は、メリットだけでなくデメリットも知っておきましょう。床コンセントは、どこにでも設置できるという魅力があります。しかし、安全性や費用など、床コンセントならではの注意点もあるからです。

床コンセントの設置について考えている方は、この記事でご紹介していく床コンセントの特徴を参考に、じっくり検討しましょう。また、床コンセントを設置すると決めたとき、よりよい形で設置するために大切なポイントにもふれていくので、ぜひお役立てください。

床コンセントは理想の場所に設置できるのが魅力!しかしデメリットも

床コンセント(フロアコンセント)とは、その名前のとおり床に設置されているコンセントです。床コンセントは、コンセント本体と配線が床のなかに埋め込まれているしくみとなっています。

床コンセントがもともと設置されている住宅は多くはないようです。しかし、床コンセントはオフィスや運動施設などのさまざまな場面でもちいられているため、いちどは目にしたことがあるのではないでしょうか。

床コンセントを実際使用したことがない方のために、住宅に床コンセントを設置したときのメリット・デメリットをご紹介していきます。

床コンセントのメリット

床コンセントのメリット

床コンセントの最大のメリットは、ちょうどよい場所に設置できることです。通常の壁コンセントでは、壁からはなれた場所で電化製品を使う場合に、電源コードが届かないこともあります。しかし、床コンセントは壁からはなれた場所であっても、好きな箇所に設置できるのです。

また、床コンセントは必要なときだけ出せることも、大きなメリットです。使わないときは床にしまい、使うときに出すため、新たに設置しても邪魔になることはありません。このように、床コンセントは好きな場所に設置でき、好きなときにだけ出せる便利なコンセントだといえます。

床コンセントのデメリット

床コンセントのデメリットは、商品によっては床からのでっぱりが目立ってしまう点です。でっぱりは3mm以下の商品が多いですが、見た目を重視する方は気になることもあるでしょう。また、足腰が弱い方は、わずかなでっぱりであっても、つまずいてしまうこともあるかもしれません。

床コンセントは壁コンセントに比べて、差し込み口にホコリがたまりやすいです。さらに、水まわりやテーブルに近い場所に設置する場合、水滴がとんでくることも考えられます。このように、床コンセントは差し込み口にホコリや水滴が付着しやすいことから、感電やショートの危険が存在することも知っておきましょう。

設置費用についても、床コンセントのほうが高くなる傾向にあります。床コンセントは利便性が高い点が魅力的ですが、安全や費用の面にも目を向けて検討しましょう。

リビングで大活躍!設置すると便利な場所

床コンセントが活躍するのは、リビングのような広い空間です。広い空間は壁からはなれたスペースが多いため、「設置場所を選ばない」という床コンセントのメリットが大いにいかせます。

リビングの場合、テーブルの下に設置されることが多いです。このような場所に床コンセントを設置すると、ノートパソコン、タブレット、ホットプレートなどを使用するときに便利です。さらにテーブルの下ならつまずく心配もないといったメリットもあります。

また、テレビでゲームをしたり、テレビとノートパソコンをつなげたりすることが多い方は、テレビまわりに床コンセントを設置すると便利でしょう。床コンセントであれば、壁にあるコンセントまで電源コードをのばす必要がなく、使用するときだけ使えます。

ここまでで、床コンセントのメリット、デメリット、設置場所について解説してきました。しかし、床コンセントの設置に不安がある方や設置場所について悩んでいる方は、プロである業者に相談してみてはいかがでしょうか。業者から詳しい説明やアドバイスを聞いて、いっしょに考えていきましょう。

床コンセントは大きく2種類!コンセントを選ぶ際のポイント

床コンセントを設置したいと感じた方のために、ここでは、商品の選ぶ際に考えていただきたいポイントをご紹介していきます。まずは、床コンセントの種類についてみていきましょう。

床コンセントはおもに、「収納型」と「ポップアップ型」の2種類にわけられます。収納型は、コンセントの差し込み口が床のなかに埋め込まれているタイプです。いっぽうポップアップ型は、フタを開けると差し込み口が飛び出るタイプです。

ふたつの種類を比べたとき、電源コードを差しやすく、使いやすいのはポップアップ型でしょう。しかし、使用する際に床面がすっきりみえるのは、収納型だといえます。このように、床コンセントはそれぞれの種類で構造が異なるため、設置場所、用途、使用頻度などを考えて選ぶようにしましょう。

色・デザインがフロアにあっているか

色・デザインがフロアにあっているか

床コンセントを選ぶ際には、色やデザインも重要なポイントです。色については、床の色に近いものを選ぶと目立ちにくいです。デザインについては、安全を考えると、でっぱりが少ないものをおすすめします。

こんな便利な特徴を持つものも!

床コンセントのなかには、便利な特徴を持つものもみられます。たとえば、フタが開く向きを変えられたり、コンセントの差し込み口を違う種類に交換できたりするものがあります。また、USBやLANケーブルの差し込み口がついていたり、抜け止めの差し込み口になっていたりする商品も販売されているようです。

床コンセントを設置する際には、せっかくなら、「これを設置してよかった」と思える便利な商品を選ぶことをおすすめします。そのためには、通販サイトや電化製品メーカーのホームページなどで、さまざま商品をみておきましょう。

床コンセント設置を決めたら……業者に相談しよう!

床コンセントを設置するには、電気工事をおこなう業者に作業を依頼するのが一般的です。なぜなら、コンセントを設置するには電気配線にふれる危険な作業が発生するからです。

電気配線にふれる作業は、「電気工事士」という資格を保有している方でないとできません。そのため、資格を保有していない一般の方は、業者に依頼する必要があるのです。

床コンセントの設置工事は基本的に、リフォーム業者、電気メーカー、電気工事業者などに依頼できます。新聞の広告、タウンページ、インターネットなどを使い、お近くの業者を探してみましょう。

設置にかかる料金

設置にかかる料金

床コンセントの設置料金は業者によって異なり、相場は約1万円から3万円です。費用相場に差があるひとつの要因は、床コンセントの本体価格です。床コンセントは、安いものであれば5千円程度ですが、機能性が高いものは1万5千円程度するものもあります。

また床コンセントの設置料金は、設置作業の難易度によっても変わってきます。そのため、実際の料金を知りたい場合はご自宅を調査してもらい、見積りをとってもらうとよいでしょう。

設置工事の基本的な知識

コンセントを新たに設置する場合、配線を確保する方法はふたつあります。

【1】ほかのコンセントの配線を分岐させる
【2】分電盤から専用の配線を引く

基本的には、電圧が高い電化製品を使う場合でなければ、【1】の方法を選択します。しかし、電圧が高い電化製品を使う可能性がある場合や、ほかのコンセントの配線を使用するのが難しい場合は、【2】の方法となることもあります。

今回は設置工事にかんする基本的な知識として、配線を確保する方法について簡単にご説明しました。しかし、どちらの方法が適しているかは状況によって異なります。業者に現地調査をしてもらってから、工事内容について決めていきましょう。

コンセント設置工事は弊社にお任せください!

弊社は、床コンセントの設置工事をおこなう業者をご紹介するサービスを提供しています。全国各地の業者が弊社のサービスに加盟しているため、床コンセントの工事を検討中の方へお近くの業者をご紹介いたします。

弊社をご利用の際は、まず、コールセンターにお電話ください。お電話ではコールセンタースタッフがご要望や状況を聞き、現地調査の日程をご相談させていただきます。

現地調査の当日には、ご紹介した業者がご自宅にうかがい、工事の説明をしたり見積りを提示したりします。工事内容や見積りにご納得いただけたら、作業をご依頼ください。また、作業のご依頼までは基本的に無料なので、お気軽にご利用いただけるサービスとなっています。

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