換気扇修理は業者に依頼しよう!その費用や換気扇が故障する原因
換気扇の修理は、場合によっては自分で対処できる可能性があります。換気扇の不具合の原因が汚れの付着やオイル不足などであれば、掃除をしたり潤滑油を差したりするだけで解消できるからです。
この記事では、換気扇の不具合の原因とあわせて、換気扇修理の前に試したいことをご紹介しますので、まずはそちらの方法で対処してみてください。それでも直らなければ、業者に依頼しましょう。業者の費用や選ぶ際のポイントについても解説します。
目次
換気扇の修理の前に試したいこと
換気扇の不具合の原因によっては、自分でも対処することが可能です。換気扇の修理を検討する前に、以下のことを試してみてください。
ブレーカーが落ちていないかを確かめる
電源を入れても換気扇が動かない場合、ブレーカーが落ちている可能性があります。まずは、ブレーカーが落ちていないかを確認してみてください。ブレーカーが落ちているだけなら、ブレーカーを上げるだけで換気扇が動くでしょう。
換気扇の掃除【トイレ編】
換気扇が回らない・異音がするなどのトラブルは、掃除をすれば直るかもしれません。なぜなら、換気扇が不具合は汚れが原因であることも多いからです。ここでは、まずトイレの換気扇の掃除方法について見ていきましょう。
【準備するもの】
・マスク
・新聞紙
・掃除機
・雑巾
・歯ブラシ
【掃除方法】
換気扇の掃除をおこなう前に、換気扇の電源を切りましょう。換気扇が回ったまま作業をおこなうと、誤って換気扇が回っているところに指を入れてしまい、ケガをするおそれがあるのです。また、ホコリが舞う可能性もあるので、マスクをしておきましょう。さらに、床にホコリが落ちたときのために、床に新聞紙を敷いておきましょう。
次に、換気扇のカバーを外します。また、ファンが外れるタイプのものは、ファンも取り外しましょう。取り外し方は換気扇によって異なるため、もし取り外し方がわからない場合は、取扱説明書でご確認ください。
その次に、カバーやファンに付着したホコリを掃除機で吸い取り、歯ブラシで汚れを取り除きましょう。汚れが除去できたら、カバーやファンを水洗いした後、乾拭きして乾燥させてください。そして、換気扇の内部を乾拭きして汚れを取り除きます。最後に、パーツを元に戻せば作業完了です。
換気扇の掃除【キッチン編】
ここからは、キッチンの換気扇の掃除方法について見ていきましょう。ここでは、多くのご家庭で使用されているレンジフードタイプについてご紹介します。
【準備するもの】
・ゴム手袋(油汚れが手に着くことを防ぐため)
・マスク
・新聞紙
・容器(換気扇のパーツが入るもの、ない場合はゴミ袋)
・雑巾
・アルカリ性洗剤
・重曹
・歯ブラシ
【掃除方法】
ケガをしないようにレンジフードの電源をオフにしておき、汚れやホコリが落ちてもいいように換気扇の下に新聞紙を敷いておきます。そして、換気扇のパーツを取り外していきます。
レンジフードには、シロッコファンタイプ(長方形の羽根が円形に取り付けられているタイプ)とプロペラファンタイプ(扇風機の羽根に似た羽根が4~6枚程度ついているタイプ)があり、それぞれ取り外し方が異なります。
シロッコファンタイプは、ネジを緩めて整流板(吸い込み口を覆っている板)を取り外した後、フィルターとベルマウス(シロッコファン本体の周りについている円盤)、シロッコファンの順に取り外します。フィルターは、一旦奥に押し込むことで、ベルマウスとシロッコファンはネジを緩めることで取り外しが可能です。
また、プロペラファンタイプは、手前に引っ張ってカバーを取り外した後、換気扇のつまみを緩めてファンを取り外します。「ゆるむ」と書かれているときは、その方向につまみを回しましょう。表記がないときは多くの場合、反時計回りに回すと外すことができます。
換気扇のパーツを取り外したら、換気扇の外側と内部にアルカリ性洗剤を吹き掛け、キッチンペーパーなどで拭き取っていきましょう。その後、整流板とカバーにアルカリ性洗剤をかけていき、キッチンペーパーで拭き取ります。そして、雑巾で水拭きした後、乾拭きをしてください。
次に、容器(またはゴミ袋)に、お湯とカップ1杯程度の重曹を入れ、かき混ぜて溶かした後、そこに換気扇のファン・フィルター・ベルマウスを入れて漬け置きします。だいたい1時間程度漬け置きしたら、パーツを歯ブラシなどでこすり洗いをして、乾燥させます。最後に、パーツを元に戻したら、作業完了です。
潤滑油を足してみる
換気扇には、回転がスムーズになるようにオイルが付けられています。しかし、換気扇を使用していると、オイルが減っていき、異音がするようになります。そのような場合は、換気扇を掃除した後に潤滑油を差すと、異音が解消することがあります。潤滑油は、ホームセンターやネットショップで売られているので、ぜひチェックしてみてください。
換気扇修理のタイミングと費用
ここまでご紹介した方法で換気扇の不具合が直らなければ、換気扇の寿命などによって故障している可能性があります。その場合は、業者に換気扇の修理や交換を依頼しなければなりません。
なかには、自分で換気扇の修理や交換をおこないたいという方もいるかもしれませんが、換気扇の修理や交換には電気工事をともなうこともあり、その場合は資格が必要です。そのため、換気扇の修理や交換は、業者に依頼しましょう。ここでは、換気扇の耐用年数と合わせて、業者に依頼したときにかかる換気扇交換の費用についてご紹介します。
換気扇の耐用年数
メーカーが定めている”標準使用期間(換気扇を安全上問題なく使える期間)”は、10年~15年だといわれています。10年以上使っていて不具合が起きている場合は、寿命が原因である可能性が高いので、修理をしても再度不具合が起きてしまうかもしれません。そのため、10年以上使用している換気扇は、交換を検討したほうがよいでしょう。
換気扇交換にかかる費用相場
換気扇の交換費用は、レンジフードなら4万~12万円、トイレの換気扇なら2万~6万円程度が相場です。ちなみに、換気扇自体の交換が必要でない場合の修理費用は、状況によって異なります。たとえば、スイッチの故障であれば1万2千~1万7千円程度、モーターの交換であれば1万6千~3万円程度が相場です。
また、換気扇の修理・交換の詳しい費用は業者によって異なります。そのため、まずは業者から見積りを取るとよいでしょう。
このとき、見積りが無料の業者を選ぶとよいでしょう。そうすれば、費用を気にせずに、多くの業者から見積りを取ることができます。その結果、多くの業者の見積り額がわかり、予算内に収まる業者を見つけられる可能性が高くなるのです。
また、業者から見積りを取るときには、スタッフの対応を確認しておくことをおすすめします。スタッフの対応が丁寧な業者に依頼すれば、費用やサービス内容についてしっかりと理解することができるため、より納得した状態で依頼することができるのです。
弊社では、換気扇の修理をおこなう業者をご紹介します。弊社加盟店では、見積りは無料でおこなっております。「まずは見積り額を知りたい」という方でも、お気軽にご相談ください。
換気扇の故障は2つの方法で予防しよう!
換気扇の故障の原因には、換気扇の寿命・汚れ・オイル不足・サビの発生・配線の異常などがあります。このうち、汚れによる換気扇の不具合については、予防することが可能です。そこでここでは、換気扇の汚れによる不具合を予防する方法についてご紹介します。
予防法1.フィルターを取り付ける
換気扇用の外付けタイプのフィルターを取り付ければ、換気扇に汚れが溜まりにくくすることができます。その結果、換気扇の不具合を防止することができるのです。換気扇の外付けフィルターは、ネットショップや100円ショップなどで売られているので、ぜひチェックしてみてください。
予防法2.換気扇を定期的に掃除する
換気扇の汚れが溜まることを抑えるためには、年に1回程度掃除するのがよいといわれています。ただし、掃除してから1年経過していなくても、換気扇のカバーに黒ずみがある場合には、換気扇に汚れが溜まっている可能性があるので、掃除するとよいでしょう。
不具合が起きたら早めに対処しよう!
先ほどご紹介したように、換気扇の故障の原因は、汚れ以外にもあります。そのため、掃除などで汚れが溜まることを予防していても、不具合が起こる可能性はあるのです。
もし、不具合を放置しておくと、状況が悪化してしまうかもしれません。そうなることを防ぐためにも、早めにプロに修理を依頼することをおすすめします。弊社では、換気扇の修理や交換をおこなう業者をご紹介しますので、ぜひご依頼ください。
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