BSが見れないときはテレビやアンテナをひとつずつ確認していこう!
BSが見れないときは、テレビやアンテナを順番に確認していきましょう。BSが見られない原因は複数考えられるからです。この記事では、BSが見えない原因とその対処法をご紹介していくので、参考にしてみてください。
目次
BS/CSの衛星放送が見れないときの4つのチェックポイント
BSが見れない原因のなかで、自分でも比較的簡単に確認できるものが次の4つです。
- B-CASカード
- ケーブル、配線
- テレビの設定
- アンテナ
まずはこの4つを順番に確認してみましょう。それぞれ詳しく紹介していきます。
1:B-CASカードを挿し直してみる
B-CASカードはデジタル放送を視聴するためには欠かせないものです。デジタル放送は電波の著作権保護のため暗号化されています。その電波を受信した際に、暗号化を解いてテレビに映るようにしてくれるのがB-CASカードです。
B-CASカードはテレビに必ずセットされているはずですが、なんらかの原因でカードが抜けている、接触不良を起こすなどしている場合があります。もしカードが抜けていたら、さし直してみてください。また、接触不良を解消するには、一度カードを抜いてからさしなおしてみたり、カード裏面の金属部のほこりを拭き取ってみたりしてください。
2:ケーブル・配線を確認する
配線が正しく接続されているか確認しましょう。配線は使用しているうちに少しずつ接続が緩んでいってしまうことがあります。また、なにかの拍子に抜けてしまうということもあるでしょう。再接続すると直る場合があるので試してみてください。
また、配線が老朽化で断線してしまうこともあります。この場合は新しいものに買い替えるしかありません。ケーブルにどこか傷んでいるところなどはないか確認してみましょう。
配線を正しい端子に接続することも重要です。テレビにはたくさんの端子がありますし、ブースターや分配器などの機器を使用する場合は、それらもすべて正しく接続されていなければなりません。ひとつずつよく確認して配線をしましょう。
3:テレビの設定を確認する
新しくテレビを買い替えたときや、引越し後にBSが見られなくなったのであれば、テレビの設定が完了していない可能性があります。チャンネル設定や地域設定などを確認しましょう。
たいていの場合、テレビのメニュー画面から設定画面を開くと、そのなかにチャンネル設定や地域設定ができるところがあるはずです。詳しい操作方法は、メーカーや製品によっても異なるため、説明書をご確認ください。
4:アンテナはBSに対応したものを使用しているか
こちらも新しくテレビを買い替えたり引越したりして、初めてBSを見ようとしたときに起こりうることです。BS放送の受信には専用のアンテナが必要なので、住宅によっては地デジは見えてもBSは見られないということもあります。また、アンテナケーブルにも、BSに対応しているものとしていないものがあるので、購入の際には注意が必要です。
引越したのが賃貸や集合住宅の場合は、大家さんや管理会社にアンテナの状況を確認してみるとよいでしょう。もしBSの設置がなくても、自分で設置することができればBSを視聴することができます。ただ、BSアンテナを設置するのであれば、大家さんの許可を得てからおこなうようにしましょう。
新しくBSアンテナを設置する際は、アンテナ業者にご相談ください。弊社では365日いつでも業者のご紹介をしております。
アンテナが故障している可能性もある!
B-CASカード、テレビの設定、ケーブル・配線に異常がなく、アンテナもBS対応のものを使用しているのにBSが見れないのであれば、アンテナに不具合が出ている可能性があります。しかし、アンテナはたいてい屋根の上などに設置されているため、不具合を対処するのは高所での作業になり、自分でおこなうのは難しいのです。できれば修理業者に一度見てもらうことをおすすめします。
ここでは、具体的にどんな不具合がアンテナに起こりうるかを、いくつかご紹介していきます。
アンテナの位置・角度がズレている
アンテナは位置や角度がズレてしまうと、電波を受信できなくなることがあるのです。アンテナは赤道上に浮かぶ人工衛星に向けなければならないため、基本的に日本では南西を向くことになります。しかし、細かな位置や角度の違いは地域によっても違うため、微調整が必要になってきます。
これらが台風や大雨などが原因でズレてしまうことがあります。BSを見られなくなったのが、天候が荒れたあとであれば、それが原因となった可能性が考えられるかもしれません。
ただ、天候以外にも、鳥がぶつかったり、風で飛ばされた物が当たるなどして、ズレてしまうこともあり得ます。アンテナは屋外に設置されている分、不具合が起こりやすいといえるかもしれません。
もし、位置や角度のズレを自分で直してみるのであれば、1人でおこなうのではなく、2人以上でおこなうようにしましょう。アンテナの向きの修正は、調節してはテレビに映るかを確認する、の繰り返しになります。1人でこの作業をおこなうと、何度も屋根に上ったり下りたりしなければならないため、大変ですし危険も増えます。1人が調節、もう1人がテレビの確認というように、分担するとよいでしょう。
アンテナが古く寿命である
アンテナの寿命はおおよそ10年といわれています。長年使用しているアンテナの場合は、寿命を迎えて使えなくなっている可能性も考えられます。
もしそのような古いアンテナをお使いの場合は、これを機に新しいアンテナと交換を検討してみてもよいかもしれません。最近ではデザインアンテナと呼ばれるオシャレなアンテナもあります。アンテナ業者に相談して、おすすめのアンテナを聞いてみるのもよいでしょう。
電波の受信状況が悪くなってしまった
アンテナ自体の不具合ではありませんが、近くに大きな建物ができたりすると、電波の受信がうまくできなくなることがあります。そうすると、BSも見られなくなってしまうのです。
これが原因かどうかはアンテナレベルを調べることで、どれくらいの電波が受信できているかを確認することができます。アンテナレベルを確認するには、テレビのチャンネルをBS放送に合わせたのちに、メニュー画面から確認画面を表示します。
表示された数値が50以上あれば受信に問題はないのですが、0や数値が低い場合はうまく受信できていないということです。この場合はアンテナの位置や角度を変えるなどして、アンテナレベルを安定させる必要があります。もしそれでもアンテナレベルが低い場合は、受信感度の高いアンテナへ交換を検討したほうがよいかもしれません。
エラーコードの意味
テレビ画面にエラーコードが出ているのであれば、それである程度原因を特定できるときもあります。エラーコードにはそれぞれ次のような意味があります。
E201:アンテナが電波をしっかりと受信できていない
E202:アンテナの不具合、またはアンテナでは電波を受信できていても、テレビまで電波が送られていない
E203:深夜などでチャンネルが放送を休止している
0020:E201と同様、受信している電波が非常に弱い
こちらを参考に、原因を探してみるのもよいでしょう。しかし、アンテナの不具合を素人が対処するのは少々難しいです。高所での作業もあるため、業者に任せるのがおすすめです。弊社にご連絡いただければ、業者をご紹介することができるので、お気軽にご相談ください。
BSが見れずお困りの方はご相談ください!
ここまでご紹介したとおり、BSが見れない原因やその対処法は、ある程度の専門知識がないとなかなかわかりづらいものです。原因を調べてみたけれどわからないという方も多いでしょう。また、すぐにでも直したいという方もいるはずです。
そのような場合は、アンテナ業者に相談してみましょう。弊社ではアンテナの修理業者を多数ご紹介しておりますので、お気軽にお電話ください。電話窓口は24時間365日いつでも受け付けしております。
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