UHFアンテナの種類と設置方法!受信したい番組や電波環境で選ぼう

地上デジタル放送のテレビ番組を見たいのであれば、「UHFアンテナ」を設置しましょう。アンテナは種類によって受信できる電波が違い、UHFアンテナは地上デジタル放送用のアンテナです。

アンテナにはいくつかの種類があるので、見たい番組や設置環境に合わせて最適なものを選びましょう。このコラムではいろいろなアンテナの種類や選ぶ際のポイント、設置方法について解説します。最適な環境でテレビを楽しむための参考にしてみてください。

地上デジタル放送を受信できるUHFアンテナの種類と特徴

テレビ放送には地上デジタル、BS/CS、4K8Kなどの種類があり、それぞれに対応するアンテナの種類が異なります。UHFアンテナは、2020年現在のもっとも一般的なテレビ放送である地上デジタル放送を受信するためのアンテナです。

UHFアンテナのなかにも形状や設置方法によって、いくつかの種類があります。ここでは、おもな3つの種類とその特徴をそれぞれご紹介します。

八木式アンテナ

八木式アンテナ

何本もの棒が骨組みのように並んでいる形状のものが、「八木式アンテナ」です。屋根の上に設置されることが多く、障害物の影響を受けにくいので電波の受信感度が高いメリットがあります。ほかのアンテナに比べて価格が安く、広く普及しているアンテナです。

一方で無骨なデザインであるため、家の外観にこだわる人は敬遠することもあります。また、屋根の上という設置場所から台風などの災害の影響を受けやすいというのもデメリットです。

デザインアンテナ

フラットな形状のカバーで覆い、スタイリッシュなデザインに改良されたのがデザインアンテナです。「平面アンテナ」などとも呼ばれます。家の外観を損なわないので、近年の戸建て住宅ではよく取り入れられている種類です。おもに壁面に設置するので台風などの被害を比較的受けにくく、メンテナンスもしやすいのがメリットです。

ただし壁面に設置する場合、屋根上に設置するのに比べて障害物が多くなる分電波の受信感度は低くなります。また、屋根上では360度の方向から電波を受け取ることができますが、壁面では一方向からしか受信できません。そのため、設置可能な場所が限られてしまうことがあります。

室内アンテナ

室内に置いておくことができる、小型のアンテナです。工事などをしなくても手軽に設置できるのが大きなメリットでしょう。室内にあれば、雨風の影響で故障してしまう心配もありません。

ただ、やはり室内に設置する分、電波の受信は不安定になることが多いでしょう。地域によっては設置できる機種が限られたり、電波を増幅する「ブースター」などの機器が必要になったりすることもあります。

快適にテレビを見られることに重きを置くなら「八木式アンテナ」、外観にこだわるなら「デザインアンテナ」、手軽に設置したいなら「室内アンテナ」がおすすめです。ただし、アンテナを設置する前にはアンテナの種類のほか、設置環境も確認しておくことが重要です。

好きなアンテナを設置しただけでは見たい番組を見られないことがありますので注意しましょう。アンテナ選びで失敗しないために事前に確認しておきたい注意点について、次の章で解説します。

テレビアンテナを選ぶ際の注意点

アンテナはUHFアンテナのほかにも種類があり、見られる番組が変わってきます。製品によって性能も異なるので、希望の番組を快適に見るのに適したアンテナを見極めましょう。そのためには、以下の3点を事前に確認することが大切です。

VHFアンテナは地上デジタル放送を見られない

VHFアンテナは地上デジタル放送を見られない

UHFアンテナには「八木式」という種類がありますが、同じ八木式のアンテナに「VHFアンテナ」があります。形はよく似ていますが、VHFアンテナは地上アナログ放送用のアンテナです。地上アナログ放送は終了しているので、VHFアンテナでテレビを見ることはできません。

ただ、FMラジオなどの電波は一部受信できるため、今でもまれにネットショップなどでVHFアンテナが販売されていることがあります。間違って購入しないよう注意しましょう。

BS/CSや4K8Kを見るには専用のアンテナが必要

UHFアンテナは地上デジタル放送用のアンテナなので、BS/CSや4K8Kなどの衛星放送は受信できません。反対に、衛星放送用などのアンテナで地上デジタル放送を見ることもできないのです。

それぞれの放送を見るには、そのためのアンテナを別々に設置しなければなりません。設置業者によってはUHFアンテナと衛星放送のアンテナを同時に設置すると、別々に工事をするよりも費用が割安になることがあります。

電波の状況も確認しよう

地上デジタル放送の電波は、各地域にある電波塔から発信されています。この電波塔から自宅までの距離によって、電波の強さが変わってくるのです。この地域による電波の強さのことを「電界強度」といいます。電波の強度を事前に測定し、それに応じた受信性能のあるアンテナを選びましょう。

電界強度は地域ごとにいくつかの段階に区分されていますが、明確な定義があるわけではありません。自宅の電界強度を確認するにはアンテナ設置業者に依頼するか、近くの電気屋さんなどに聞いてみるとよいでしょう。

アンテナの電波を受信できる性能がどれくらいかは、「素子数」や「動作利得(どうさりとく)」という数字を見れば判断できます。素子とはアンテナについている電波をキャッチする部品で、八木式アンテナでいえば横向きに並んでいる棒です。この棒の数が多いほど、電波をより多くキャッチできるということになります。

動作利得はそのアンテナの受信感度を表す数値で、基本的には素子数が多ければ動作利得も高くなります。電界強度の弱い地域で電波を受信するには、電界強度が強い地域に比べてより素子数や動作利得が高いアンテナを選ぶ必要があるのです。電界強度ごとの対応できる素子数と動作利得の目安は、以下の通りです。

【素子数の目安】

  • 強電界……14素子程度
  • 中電界……14~20素子程度
  • 弱電界……20素子以上

【動作利得の目安】

  • 強電界……5db(デシベル)程度
  • 中電界……5~10db程度
  • 弱電界……10db以上

適したアンテナを選ぶことができたら、アンテナを取り付けていきましょう。アンテナの取り付け工事の際にも、気をつける点はいくつかあります。次章では、アンテナの設置方法について解説します。

テレビアンテナ設置は業者に頼もう

基本的に屋根の上などの高いところに設置することが多いので、自分で設置する場合には安全に配慮が必要です。また、取り付け方に不備があるとアンテナが落下して人や車などを傷つけてしまうおそれもあります。無理はせず、設置業者に依頼するのが無難です。ここではアンテナ設置の手順と業者に頼むメリット、費用について解説します。

アンテナ設置の基本的な流れ

アンテナ設置の基本的な流れ

業者に頼む場合でも、工事がどのような工程でおこなわれるのかを知っておくことは参考になるでしょう。工事の流れを簡単に解説します。

  1. 設置場所の電波を測定します。アンテナの設置位置や向きを決めるための大切な作業です。測定は専用の機器を使います。
  2. 設置位置と配線の経路を決めます。
  3. アンテナ本体を、設置位置に確実に固定します。
  4. アンテナから配線を敷き、テレビに接続します。
  5. テレビ画面を確認しながら、映像が鮮明に映るようアンテナの向きを微調整します。

アンテナ工事を業者に頼むメリット

アンテナ工事を業者に頼むことには、自分で設置する場合にはない多くのメリットがあります。これらのメリットを知れば、費用をかけるだけの価値があることがわかるでしょう。

・電波状況を正確に確認できる
アンテナ選びの際には地域の電界強度を確認し、それに対応できるものを選ぶことが重要です。しかし、自分で電界強度を測定することは難しいでしょう。業者は専用の測定機器をもっていますので、すぐに確認してもらうことができます。業者に相談すれば、最適なアンテナの種類をアドバイスしてくれるかもしれません。

・正確な調整ができる
アンテナが確実に電波を受信できるようにするには、位置や角度の繊細な調整をしなければなりません。この調整は、慣れない人には大変難しい作業です。快適に映像を見られなければアンテナを設置する意味がありませんので、業者に頼むのがおすすめなのです。

・危険な箇所にも設置できる
自宅の場所やアンテナの種類によっては、屋根上や壁の高い位置など危険な箇所で工事をしなければいけないこともあります。思わぬ事故を避けるために、危険な作業は業者に任せましょう。

・保証がある
業者によっては、施工保証がついていることがあります。施工に不備があったときには無償で再施工をしてくれたり、作業中に建物を傷つけてしまったときには、その損害を補償してくれたりすることもあるのです。保証の内容や期間については業者によって違いますので、あらかじめ確認しておきましょう。

アンテナ工事の費用相場

アンテナ工事の費用はアンテナの種類、電波状況、設置場所などによってさまざまです。UHFアンテナを設置する標準的な工事費用は、アンテナ本体の価格を含めて1万5千円~3万円程度でしょう。

ただし、これはあくまで何も問題なく設置できた場合の費用です。アンテナを設置する際には取り付けに使う部材や電波を増幅するための周辺機器などを取り付けることによって、追加費用が加算されることが多いです。その結果、合計の費用は5万円~10万円程度になることもあります。

このようにアンテナ工事の費用は状況によって大きく変わるので、一概には言い切れない部分があります。正確な費用を知るためには、一度業者に現場を確認してもらって、見積りを作成してもらうのがよいでしょう。

無料見積りを実施している業者がおすすめ!

事前に見積りをとることは費用を確認するだけでなく、業者選びにも役立ちます。設定されている料金は業者によって違いますので、複数の業者から見積りをとることで業者を比較検討できるのです。

ただし、見積りをとるたびに費用が発生してしまうと大変です。複数の見積りをとる際には、見積りが無料の業者を探しましょう。

弊社では、事前調査をおこなった上で無料見積りを提案している加盟業者を紹介することが可能です。ご紹介やご相談は無料ですので、業者探しが面倒だというときにはぜひ弊社にご相談ください。

まとめ

UHFアンテナは、地上デジタル放送を見るためのアンテナです。BS/CSや4K8Kなど別の形式の放送を見るためには、それぞれに対応したアンテナを設置しなければなりませんので注意しましょう。

UHFアンテナには「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「室内アンテナ」といった種類があり、自宅の電波状況や外観へのこだわりなどによって最適なものが絞り込まれるでしょう。自宅の電界強度を確認し、それに見合った性能があるアンテナを選ぶことも重要です。

アンテナの設置工事は転落などの危険があるほか、微妙な調整が必要な難しい作業です。自分ではできそうにないときには無理はせず、業者に頼みましょう。弊社ではアンテナ設置工事の業者を無料でご紹介しています。ご相談や見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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