電気スイッチを修理する方法とは?修理にかかる費用や業者選びのコツ

電気スイッチを修理する方法とは?修理にかかる費用や業者選びのコツ

今や電気は生活に欠かすことのできないものです。スイッチひとつでつけたり消したりできるのが当たり前で、電気がつかなくなったらとても不便に感じるでしょう。

しかし、いざ電気の調子が悪くなったときにどう対処したらよいのかご存知でしょうか?スイッチを入れたらつくのが当たり前で、故障したときのことなんてわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、電気スイッチの調子が悪いときの対処法についてご紹介します。電気がつかない原因、電気スイッチの修理について、業者の選び方についてなどをわかりやすくまとめました。電気がつかずに困っている方、電気スイッチの修理や交換をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

電気スイッチの調子が悪い……どう対処する?

スイッチを押しても電気がつかない。そんなとき、自分でなんとかできるものならしたいですし、自分ではどうにもならないなら業者に依頼したいものですよね。しかし、自分でどうにかできるものなのかどうか、判断に困るところでもあるでしょう。こんなときはどう対処するのがよいのでしょうか。

・本当に故障?自分でチェックする方法

業者に相談・依頼するべきかどうか判断するために、まずは電気がつかない理由をセルフチェックしてみましょう。電気がつかない理由は、スイッチの故障以外にもこのようなものがあります。

●電球や蛍光灯の寿命
「電球が切れた」とか「玉切れ」と呼ばれる状態です。この場合、電球や蛍光灯を新しいものに交換することで電気がつくようになります。そのほかにも照明器具の故障も考えられますが、セルフチェックによる判断がむずかしいため一度プロに相談してみるのがおすすめです。

●ブレーカー(配線用遮断器)の問題
いわゆる「ブレーカーが落ちている」状態です。電気を使いすぎると、ブレーカーが作動して電気の供給が止まります。バチっという音とともに部屋中の電化製品が止まってしまった経験がある人も多いでしょう。

そこで、電気がつかないときはブレーカーが落ちていないかどうかも確認してください。一度すべてのブレーカーのスイッチを切ってから、順番にスイッチを入れていくとよいでしょう。

また、漏電している場合もブレーカーが作動して電気の供給がストップします。漏電しているときは、ブレーカーのスイッチを入れることができません。漏電の可能性がある場合、業者に連絡をしましょう。放置していると感電や火災などの事故につながるおそれがあります。

スイッチを入れても電気がつかないときは、まずは電球・蛍光灯とブレーカーをチェックするようにしましょう。しかし、電球・蛍光灯を新品に変えても電気がつかない場合、ブレーカーが落ちているわけではないのに電気がつかない場合は、業者に相談してください。

なお、電気関係の工事は電気工事士の資格をもった人でないと修理をおこなうことができません。電気工事はさまざまな知識や技術を必要とします。危険ですから安易に自己判断で電気スイッチの修理や交換をせずに、かならず業者に依頼するようにしましょう。

修理依頼をする前に……交換するほうが費用節約になることも!?

修理依頼をする前に……交換するほうが費用節約になることも!?

電気スイッチが壊れているとわかったとき、修理するよりも交換したほうが費用を節約できる場合もあります。

たとえば、スイッチを長いあいだ使い続けて劣化しているなら、修理してもまたすぐに故障してしまうことも考えられます。修理を何度もおこなった結果、最初から交換してしまったほうが安かった……となるケースも、十分に考えられます。

実際にこのような状況になるかは試してみないとわからないところですが、スイッチが古いのなら丸ごと交換してしまうことも選択肢に入れてみてください。色や形などおしゃれなデザインのものを選んで気分を一新するのもよいでしょう。

また、手をかざすだけでスイッチのオンオフが可能なタイプなどもあるので、機能面にこだわって選んでみるのもおすすめです。修理するべきか、交換してしまうべきか、判断に迷ったら一度業者に相談してみましょう。

修理を依頼したいけど費用が気になる……一体どれくらいかかるの?

電気スイッチを修理・交換することに決めたら、次に気になるのはお値段のことではないでしょうか。費用がかかるので業者に依頼することをためらってしまうかもしれませんが、先ほども述べたように資格がない人が工事をしてはいけません。ここでは、電気スイッチの工事にはどのような費用がかかるのか簡単にご説明します。

・材料費
工事に必要な材料費です。故障状況により、必要な材料・部品は異なります。電気スイッチ故障の原因は、スイッチの中のバネが折れている場合や、配線が原因の場合などさまざまです。

・工事費
工事をおこなう業者の手間賃、技術料などです。おこなう工事の内容や、業者によって価格設定は異なります。

・具体的な費用は見積りでわかります
故障状況や依頼する業者によって費用は変動するので、正確な費用を一概にはいうことはできません。しかし、業者に見積りを依頼することでどのような部品や工事が必要か、どのくらいの費用が必要かを知ることができます。

どんな業者に依頼すべき?よい業者を見極めるポイント

どんな業者に依頼すべき?よい業者を見極めるポイント

電気スイッチの修理や交換をしてくれる業者はたくさんあります。その中からひとつの業者を選ぶというのは、案外むずかしいものです。迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで、よい業者を見極めるポイントを3つご紹介します。業者選びにお困りのかたは参考にしてください。

・電気工事士の資格をもっているかどうか

くり返しになりますが、電気関係の工事は電気工事士の資格をもった人でないと作業することができません。電気スイッチの修理・交換は、資格をもったプロにお任せしましょう。

・見積り内容が明確になっているかどうか

費用や工事内容にわからないところがあるまま依頼するのは不安ですよね。事前に見積りを取って、見積り書の内容に不明点はないか、納得のいく説明をしてもらえるかに注意をしましょう。

複数の業者に見積りを取って比較するのもおすすめです。電気工事をする機会なんてあまりないでしょうから、見積りを見ても適切な内容かどうか判断できないこともあると思います。そのようなときは複数の見積りを見比べてみることで、不明点・疑問点が浮かび上がってくることもあるでしょう。

・業者の雰囲気がつかめるかどうか

ホームページなどで実績を見たり、口コミサイトで評判をチェックしたりして、ここなら安心して依頼できそうだと思える業者を見つけましょう。

そのほかにも、ホームページには料金の目安なども記載されていることが多いので参考にできます。ただ、口コミや評判には主観が含まれているので、過信せず参考程度にとどめておくようにしましょう。

まとめ

いまやスイッチひとつでつけたり消したりできる電気は、生活になくてはならないもの。そんな電気がつかないとなれば不便でしょうし、早くなんとかしたいと思う気持ちはもっともです。しかし、まずは落ち着いて電気がつかない理由が故障によるものかどうかチェックしましょう。

電球・蛍光灯やブレーカーに問題がないのに電気がつかない場合は、電気スイッチの故障が考えられます。その場合、電気工事士の資格をもっていない人が修理することができないので、業者に依頼するようにしましょう。

業者を選ぶ際は、見積りを取ったり業者のホームページや口コミサイトを見たりして、信頼できる業者に依頼をするようにしてください。

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